オオクワガタオージャー(エイプリルフールのすがた)
- 2023/04/02
- 12:00
オオクワガタオージャーは、特撮テレビドラマ『王様戦隊キングオージャー』に登場する架空のキャラクター。
作中に登場する大国「シュゴッダム」の王ラクレスの家臣であるドゥーガとボシマールが合体変身するという異色のヒーロー。
デザインは銀色のスーツを身につけた、シルバーの王。王に必要なものは強さだけだとかんがえている、冷こくな戦士。
すぐれた剣のうでをもつ達人で、黄金の剣をつかって、多彩な技をくりだす。
むねにはシュゴッダムのマークがある。
「側近戦隊ソッキンジャー」の二つ名を持つ。
変身方法はドゥーガとボシマールが「ソッキングブレード(漢字表記では「双王剣」)」を交差させ互いの赤いボタンを同時に押す事で行う。変身時の掛け声は「王剴武双」以外にも「ソッキンチェンジ」の言葉で発動する。これは演者の森岡豊と福澤重文のアドリブだったがスタッフには非常に好評だったらしい。
名乗り口上は「右腕に剣を、左腕には大剣を」「我らは道具、王の殺意の具現なり」「血塗れ、刃こぼれ、折れてなお、王を守らばそれ本望!」「両の腕、揃わば力、倍、無限!」「「王鎧武〝双〟!!」」
「武と智の融合! 大甲虫王者、オオクワガタオージャー!」
相棒となるシュゴッドはクワガタ型機械生命体「ゴッドシュゴートル」
合体した際に二人の意識は共有されているらしく、ドゥーガが体を動かしボシマールが分析役を担当するなど息の合った動きを見せることもある。
作中の動向
第7話「真夏の恐怖! 巨大虫軍団」においてラクレスの命で反逆者であるギラを捕らえるべくシュゴッダムの大要塞「ラクレシア」から二人揃って出陣。
ギラ達の目の前でオオクワガタオージャーに王鎧武双すると、圧倒的な力を見せつけるも周囲の被害を省みない戦い方がギラの怒りを買ったことで逆に窮地に立たされる羽目に。
この戦いで大きなダメージを負ったことでイシャバーナで療養、完治後はンコソパやトウフで強引な徴収を行うも、その過程で民衆の声に耳を傾けることなくシュゴッダムの勝利のみを信じる考えが改められていくと同時に「ラクレスに従うだけでは真の平和は訪れない」「新たな時代を築くのは若者であり、それを導くのは大人の役目」と考えを改めるようになった。
番組中盤、1話でギラによって倒されたはずの怪ジームが現れシュゴッダムを襲う中、ギラ達との共闘を決意。
ゴッドシュゴートルをシュゴッダム・クラッシャーに変形させることでクワガタオージャーの傷を癒すことに成功した。
最終決戦ではラクレスと完全に決別するとチキューの平和を守るべくバグナラクとの決戦の地ヴィザドバに赴き、ゴッドシュゴートルを大剣「ゴッドオージャスティック」に変形させて放った一撃「王威光臨撃」でデズナラク8世に大ダメージを与えた。
戦後はギラから「シュゴッダム特別大使」に任命されるが拒否。現場で戦後復興に携わる。
(参考資料:スーパー戦隊大百科 第2巻)
劇場版「カブトオーの逆襲」ではバグナラクの女王「クイーンクダラー」相手に奮戦するも敗北してしまう。
しかし謎の青年(演:駒木根葵汰)から渡されたオージャーメダルによりオオクワガタオージャーからキングクワガタオージャーへと進化を遂げて、再び立ち向かうことになる。
Vシネマ「地の底から蘇える伝説の巨蟲」の章では復活した地帝神「キングタロス」を討伐した直後、地中から現れた巨大な怪ジームと交戦。
そのあまりの強さの前に一度は膝をつくものの、ギラとの回想シーンと共に「諦めるのは簡単だが、それを許してくれない者がいる」と言い放ち、気合だけで立ち上がると必殺技「キング・オージャストリーム」を放ち撃破に成功する。
他の登場人物との関係
ラクレス・ハスティーに忠誠を誓うがラクレスからは「道具オブ道具」と扱われている。
臣下としてラクレスの横暴を諌めることをしなかったのは彼が心優しい少年だった時代から仕えていることもあって「ラクレスの行いは全てシュゴッダムのためになる」と考えているため。
だが一方で切り捨てられる民への思いやりの無さも痛感していたようでラクレスが王になってからというもの「ラクレスには何か深い思惑があるに違いない」「ラクレスを盲信するだけの存在であってはならないのではないか?」と相反する葛藤を抱え続けていたらしい。
本編終盤においてはラクレスがシュゴッダムという大国を背負う者として「覇道」を歩む決意に揺るぎがない事を察すると完全に決別する。
邪悪の王ギラからは「王の器ではない」と言われたが、これは支える側が二人の天分という意味も含む。中盤以降、素のギラからは信頼されている。
またドゥーガは小説版では王宮に乗り込んできたギラの視線に「ラクレスとは異なる高潔さと慈愛を感じて気圧された」と記述されている。
ヤンマ・ガストとボシマールは以前から貿易の関係で交流があったが、ボシマールの事をいけすかない相手だと思っており、またボシマールも内心で格下だと小馬鹿にしていた。
しかしシュゴッダムとンコソパの同盟締結後より互いの理解を深めていき、終盤では固い友情で結ばれている事が窺える描写があった。
我儘なヒメノ・ランをドゥーガは当初見下していたが、バグナラクの侵攻で負傷したシュゴッダムの兵士をイシャバーナの医師団が治療したことに対しては素直に謝罪と感謝を述べた。
ヒメノの方も以前のドゥーガを美しくないと評していたが、中盤以降は「まぁ、悪くはないわね」と評価していた。
カグラギ・ディボウスキはラクレスと対立した事を悩むドゥーガに対して「国を守る為に悪鬼羅刹になろうとも、それが貴殿の忠義の証であろう」という助言を送った。
ボシマールとは時に謀略を用いる者同士、気が合うところもあったようで最終回後に酒飲み友達として仲良くなった事が小説版で語られている。(ちなみにドゥーガは酒が苦手)
無口なリタ・カニスカのことはドゥーガもボシマールも苦手としている。一方でリタの方も「ラクレスの道具」という認識が強い模様で二人に気を許すことはなかった。
しかし共闘以降はある程度打ち解け、ドゥーガは「優れた裁判官」、ボシマールは「良い娘」だと語っている。リタの方も我が強い王と異なる二人との距離感が楽なようだ。
桃井タロウからは「おじさん」と呼ばれているが本人達は満更でもなさそう。ただし年齢ネタについては触れてはいけないタブーとされている。
小ネタ
・ドゥーガの名前の由来はオオクワガタ属を意味するDorcus(ドルクス)から。
・第37話「ギラ暗殺命令」での変身シーンはウルトラシリーズのウルトラタッチのオマージュである。
・第41話「忠節の騎士」にて、カグラギがドゥーガとボシマールを呼び出した場所は『宇宙鋼人ガンバルガー』の超銀河基地ビッグランダーのセットを流用している。
・第42話「大激突! 昆虫軍団」でラクレスの影武者として登場したバウドリーを演じるのはオオクワガタオージャーのスーツアクター高倉洋祐氏。
・「王威光臨撃」の技名は視聴者からの公募によるもの。
あとがき
シュゴッダム国王時代には見せなかった冷徹さで攻撃を行う。誰が変身するかは謎だ。
流石にとりんさまはキングオージャーのことは知らなかったようなので1時間弱かけてメモリやキャラクターブックを書きまくった。
それでもリトライを繰り返したり自分で書き直す部分も多かったけど。
書いてる途中で二人に愛着が湧いてきたけど本編だと雲行きが怪しいんだよな。
ボシマールは名前の由来が擬態するカメムシのキボシマルウンカでカメジムの変装説がるし、ドゥーガの由来で有力なドウガネブイブイを農作物を荒らす害虫だし。
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