エクソシストを堕とせない 第33話「蠅が手をすり足をする」 感想

「まっず」

宿敵との死闘を終えて堂々退場──みたいな、なんか良い感じに終わろうとしてるおじさん相手にこれは痛烈。

美食家気取りに味なんて分かんねえだろと叩きつけるのは最高の意趣返しだったね。

タイトルは小林一茶の「やれ打つな　蝿が手をすり　足をする」からかな。

蠅が必死に命乞いをしてるって意味だけど、おじさんにとって命は惜しくなくとも相手に見下されて終わるのは我慢ならんだろうな。

「みんな」「今行くね」

ここのレアの笑顔は胸が締め付けられる。

死んでほしくないが家族と再会出来るなら見送るべきなのか……？

ヴィルは獅子身中の虫だと思ってたけどもあの小指は偽物だったのか。

サタン様が「何それ……知らん」みたいな顔をしてるけど、あれってヴィルが自分の暗躍に気付いた事に驚ろいてる反応なのかな。