蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 感想
- 2014/01/04
- 23:50
蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 第1話「航路を持つ者」 感想
西住流潜水艦道
あらすじ
2039年、人類は温暖化に伴う急激な海面上昇により、地上での版図を大きく失った。
それに呼応するかのように、霧を纏う謎の軍艦群「霧の艦隊」が世界各地の海洋に出現、搭載した超兵器で人類の艦を攻撃し始めた。
人類は持ちうる戦力を投入し、最終決戦「大海戦」に臨むも、「霧」の圧倒的な武力の前に脆くも敗れ去った。
すべての海域、運搬経路を「霧の艦隊」によって封鎖され、政治経済は崩壊、人類は疲弊の一途をたどっていた―――――――
「大海戦」から7年。
士官候補生・千早群像の前に現れた「霧の艦隊」の潜水艦「イ401」。
敵であるはずの「イ401」、そのメンタルモデル「イオナ」との出会いは群像に、そして人類に何をもたらすのか?
こういうミリタリー系は好きなんだけど数が少ないから嬉しい。
フルCGの本作だけど数を揃える必要があるミリタリーだと手描きよりCGの方が強いのかな。まあ、ガルパンは無限軌道とかのせいで相当危なかったらしいけど。あと人物までCGは違和感あるな。
ストーリーについてはまだ1話だけだし何とも言えない。
しかし何で軍から離脱したのか分からなかった。事情説明して軍に編入っていうのは駄目だったんだろうか。
まあ、次回以降で説明があるかな。
EDカードを艦これのイラストレーターのしばふ。
まさかスタッフも艦隊擬人化が流行るとは企画時には予想もしなかったんだろうな。
原作 - Ark Performance「蒼き鋼のアルペジオ」(少年画報社 / 月刊「ヤングキングアワーズ」連載)
監督 - 岸誠二
助監督 - 柿本広大
シリーズ構成 - 上江洲誠
SF考証 - 森田繁(スタジオぬえ)
キャラクターデザイン - 森田和明
メカデザイン - 松本剛彦
美術デザイン - チーム・ティルドーン
3Dアニメーションディレクター - 鈴木大介
美術監督 - 宮越歩
色彩設計 - 伊東さき子
撮影監督 - 奥村大輔
編集 - 廣瀬清志
音響監督 - 飯田里樹
音楽 - 甲田雅人
音楽制作 - フライングドッグ
音楽プロデューサー - 西辺誠
プロデューサー - 南健、真鍋義朗、川北健、福田順、岡村武真、山崎史紀、野々口嘉孝
アニメーションプロデューサー - 里見哲朗、柴宏和
アニメーション制作 - サンジゲン
製作 - アルペジオ・パートナーズ(フライングドッグ、ウルトラスーパーピクチャーズ、サミー、クロックワークス、創通、ショウゲート、少年画報社)
オープニングテーマ「SAVIOR OF SONG」
作詞 - ナノ / 作曲 - MY FIRST STORY / 編曲 - WEST GROUND / 歌 - ナノ feat.MY FIRST STORY
エンディングテーマ「ブルーフィールド」
歌 - Trident(渕上舞、沼倉愛美、山村響)
千早群像 興津和幸
イオナ 渕上 舞
綾部 僧 松本 忍
橿原杏平 宮下栄治
四月一日いおり 津田美波
八月一日静 東山奈央
タカオ 沼倉愛美
ハルナ 山村 響
キリシマ 内山夕実
コンゴウ ゆかな
マヤ MAKO
ヒュウガ 藤田 咲
イ400 日高里菜
イ402 山本希望
刑部蒔絵 原紗友里
ナレーション 中田譲治
原作はジョニー・ライデンの帰還やギレン暗殺計画の人だったのか。
蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 第2話「嵐の中へ」 感想
力の霧、技の人
あらすじ
イ401/イオナとの出会いから2年。イ401の艦長となった群像は、海洋技術総合学院の同級生たちをクルーに迎え、日本政府の依頼を受けて佐世保から横須賀に向かう。
行手を遮るのは、台風11号の目に居座る霧の重巡洋艦タカオ。台風とともに移動するタカオは、スペック上あり得ないほど広大な索敵範囲を示し、確実に401のデコイを削る。追い込まれた群像は、タカオとの勝負を選択するが・・・!
脚本:森田 繁
コンテ:平井 義通
演出:平井 義通
3Dディレクター:植高 正典
横須賀に向かうイ401は台風の中でタカオと交戦する。
水上艦VS潜水艦
AIVS人間
の戦闘は燃えるね。クルーも皆プロフェッショナルっぽくて格好良い。
完璧なタイミングで放たれた超重力砲。完璧すぎたが故に群像は他の船の存在に気付く。
圧倒的な技術力を誇る霧に対して人間が経験と知識で上を行くカタルシス。
ヒュウガの超重力砲で混乱したけどまだ描かれてないところで戦いがあったっぽいな。
クルー達が仲間になるエピソードとかもそのうちやるのかな。
第二次大戦時の艦船をモデルにした作品での超兵器の使用は拒否感出る視聴者もいるだろうけど自分はありだと思う。
「人間というユニットを乗せていれば、あんな戦術も可能なんだ……あのユニット、私も欲しいな」
デレた……だと?タカオさんはちょろインだったのか。
まあ、今の所はあくまで向上心とかそういうのだと思うけど。
イオナの「上手く言語化できない。これが精一杯」で某ヒューマノイド・インターフェースを連想してしまった。
そういえば長門は出るんだろうか。大和はいるらしいけど。
蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 第3話「要塞港、横須賀」 感想
あらすじ
タカオを退け、横須賀に入港するイ401。日本政府が開発した対「霧」用の秘密兵器「振動弾頭」のサンプルを積み込むためだ。
積込みと補給の間、イオナを伴い街へ出る群像。「霧」との戦いによる犠牲者の慰霊碑を訪れた2人は、陸軍の部隊に囲まれる。次期首相とも目される大物政治家・北良寛の差し金であった。
イ401を政府に返還するよう求める北との息詰まる階段の最中、突如横須賀を砲弾が襲う!!
脚本:森田繁 絵コンテ:橋本裕之 演出:橋本裕之 CGディレクター:名倉晋作/鈴木大介
災害に見舞われても故郷に戻ろうとする人は多いよな。
非論理的云々は宗介とアルのやりとりを連想させる。AIが人間の情緒を学習していく展開は好み。
ちゃんと死者を弔わないとカルト宗教に嵌る確率が上がるらしい。
それだけ人間にとっては心に区切りをつけるって事が大事なんだよな。
陸軍と海軍の対立はどこでもあるんだな
この世界だと海軍の方が発言力ありそうだから陸軍は焦ってるのかな?
おっさんの危惧は当然だけど、本人の目の前で化物呼ばわりって馬鹿だろ。
一方の群像も何だかなー……
正規の軍人の訓練も経験も役立たずで信頼出来ないと言うが、群像達も霧に対抗出来てるのは401のお陰なのにそれを棚に上げて非難するのは……
ロシアでお茶の中にジャムを入れるってガルパンでもやってた。
兵器が自分自身で足りないものに気付いて戦術を取り入れるってかなり凄い事だ。時間と共に人類はどんどん追い詰められていくな。
味方からも「タカオみたいになっちゃったら困るもんね」と言われてしまったタカオ。
そこまで言う事ないんじゃ、と思ったら直後に登場したタカオの状態を見て「ああ、うん……確かにああなったら困るな……」と納得。
「それは何か策があっての事?」
「……うっさい!」
ちょろすぎだろ、おい。
蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 第4話「横須賀急襲」 感想
防護壁は破られるもの。
あらすじ
横須賀を襲った砲弾は、霧の大戦艦級・キリシマとハルナからのものであった。陸地への被害を防ぐため、急遽出港したイ401は、横須賀港を覆う防護壁の内部での決戦を挑む。
2隻の大戦艦級による大火力の砲撃をかいくぐり、その裏をかく作戦を繰り出す401に、キリシマとハルナはイ401の「変化」を感じ取る。
全砲門を開いて攻撃を仕掛ける2隻に、群像は「裏の裏をかく」最期の一手を繰り出す!
脚本:中村浩二郎 絵コンテ:柿本広大 演出:山田雅之 CGディレクター:今義和
敵は二隻の大戦艦級。ヒュウガを撃沈するのに使った侵蝕魚雷は15本。今手元にあるのは4本。
圧倒的な性能差の相手に対して知恵を振り絞って挑む展開は燃えるね。
索敵し辛い上に複雑な潮流の旧横須賀市街を利用し、三笠の残骸の活用し、超重力砲時の発射方向のクラインフィールドを遮断しなければならず、演算処理能力も落ちるその隙を突く。
見事だが、同時に綱渡りの勝利だったな。これで霧側も自分達の未熟を自覚して人間側の戦術研究とかするだろうし今後も一層厳しくなりそうだ。
モーセ「海を割るとかインチキ能力もいい加減にしろ!」
戦艦が合体とかロマンすぎんぜ。
そうえいばキリシマは何でいちいちポーズ取るんだろう。ジョジョラー?
「勘忍してつかあさい」とか方言も理解出来る辺り、大分人間側の事を学んでるよね。
通常兵器じゃクラインフィールドの稼働率3%か。そりゃ人類勝てんわ。
キリシマ「榛名がお前と話をしたいそうだ」
イオナ「その前に座ったらどう?」
ラスト、人型の穴ってまた古典的な。
キリシマは体を失ったっぽいけど再構成とか出来るんだろうか?
蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 第5話「人ならざる者」 感想
変態だー!?
あらすじ
イ401に沈められたキリシマとハルナ。
艦体を失い、メンタルモデルの身体だけになったハルナと、メンタルモデルすら失いユニオンコアだけになったキリシマは、不思議な少女・刑部蒔絵に拾われる。
目覚めたハルナとキリシマは人間のフリをしながら様子を伺うが、蒔絵の父・刑部博士が人類の対「霧」最終兵器・振動弾頭を開発した人物であることを知り、その開発データを回収に向かうが・・・!?
脚本:日暮茶坊 絵コンテ:喜多幡徹 演出:平井義通 CGディレクター:植高正典
装備の40%を喪失したイオナ。まさに辛勝だな。
でまあ、そんなイオナに接触するマヤ。
現状、人類、というか感情を一番理解してるのはマヤっぽい?
シャキーン!
素肌にコートとかマニアックだな、ハルハル。
蒔絵には着せ替え人形にされてたじたじだけど。
クールなキリシマさんは死んだ!
クマになったりのぼせたり。
タカオもきゃうんとか言って瞬殺されるし、一度負けたメンタルモデルはぽんこつになるんだろうか?
蒔絵はデザインチャイルド。当初は研究の為だったがいつしか娘として愛するようになり、彼女の事をハルナに頼む刑部藤十郎。
一見良い話なんだが、ハルナが蒔絵の事を自由だと言ったのは風呂場なんだよな……
それにしても蒔絵を危険視しながら結局デザインチャイルドを利用しようとする政府は何とも……
ってか振動弾頭の調整が出来るの蒔絵だけなのに廃棄するとか迂遠な自殺だろ。
バックアップ出来ても働けるまで最低でも5~6年はかかるだろうし。
蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 第6話「ともだち」 感想
勘違いしないでよね!振動弾頭の製造法を手に入れたいだけなんだから!
あらすじ
刑部博士から「蒔絵の友だちになって欲しい」と頼まれたハルナとキリシマ。デザインチャイルドとして生まれ「振動弾頭」を開発した蒔絵の寝顔に、言い知れぬ想いを抱く。
そんな中、蒔絵が霧の手に落ちることを危ぶんだ上陰次官補の手の特殊部隊が刑部邸を襲う。
蒔絵を守るため、特殊部隊に立ち向かうハルナ。しかしハルナが霧であることを知った蒔絵はその手を離れ、ふたりの想いはすれ違う。
脚本:中村浩二郎 絵コンテ:古田丈司 演出:瀬藤健嗣 CGディレクター:鈴木大介
人類を追い詰めたハルハルと振動弾頭を開発した蒔絵。
互いに相手に嫌われていると思いながら囮になるのは感動するぜ。
子供とメンタルモデルという純真さがなせる技だな。偏見や先入観を持ってしまった大人ではこうはいかない。
キリクマさん、スパロボとかでフルメタのボン太くんと共演しないかなぁ。
OPにヨタロウが加わってたな。
炎の中から現れるイオナの圧倒的威圧感。むせる。
思わず脳内で(何だこの攻撃的な小宇宙は……?)と呟いてしまった。
ハルハルに友達になってほしいと言われて照れてるキリクマさんが可愛い。
しかし、どんどん人間っぽくなっていくな。
残酷の概念を理解してるマヤが霧側では現状一番な気がするけど。
寝起きのだらしない顔を晒すタカオと彼女を辛辣に出迎えた存在。
顔文字で挨拶するのが風守兄様を思い出した。
蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 第7話「硫黄島」 感想
オカエリナサト
あらすじ
刑部邸で救出した蒔絵・ハルナ・キリシマを載せ、イ401は大戦艦・ヒュウガのメンタルモデルが管理する秘密の母港・硫黄島へ向かう。
だが、入港した彼らを待ち受けていたのは、重巡洋艦タカオだった!
振動弾頭をアメリカに輸送するため、修理と補給にいそしむ一行は、メンタルモデル同士、あるいは人とメンタルモデルとのコミュニケーションを通して何かを学んでいくが・・・。
脚本:上江洲誠 絵コンテ:高橋正典 演出:柿本広大 CGディレクター:石田竜介/松浦宏樹
従順タカオ。
「別に艦長なら……全部見せてあげてもいいにょ……エンジンとか……」
どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!
ヒュウガは汚物だな。腰を振るな、腰を。
 ̄  ̄
△
ってなってるイオナは可愛かったけど。
※ヒュウガの身勝手な妄想です
※個人的な思い出補正がかなり掛かっております
ご了承ください
※あくまでタカオ個人のイメージです
ご理解ください
負けたメンタルモデルはどうにかなってしまうんだな。
軍神イオナ殿は神々しい。傀儡Tシャツもあれはれで味がある。
皆が行った後もヒュウガとタカオを待ってるキリクマさんは良いクマだな。
ヒュウガが蒔絵の為に用意した薬、最初チョコかと。
イオナも乙女プラグイン実装。
漫画版の画像を見たけどキャラが全然違うのな。
霧本人も自分達の来歴は知らないのか。
群像は振動弾頭が実用化されても対話路線維持か。
まあ、対等の武力がないと交渉の席につかせる事は出来ないしな。
感情は必要ないと言いつつ不機嫌そうなコンゴウさん。
「カーニバルだよ!」
マヤの独特のイントネーションが可愛い。
スタッフ「特別EDを用意したぞ。ほら、シコれよ」
公式が病気。
蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 第8話「人形の家」 感想
群像の招きに応じて硫黄島に向かったコンゴウ。しかしそれは巧妙に仕掛けられた罠だった――!
あらすじ
硫黄島はコンゴウ率いる霧の東洋方面第一巡航艦隊に包囲された。
「君と話がしたい。」群像は旗艦・コンゴウのメンタルモデルを硫黄島に招く。
マヤを伴い上陸したコンゴウは、イオナやヒュウガ、自らの艦体から出奔したタカオ、ハルナたちの現在を垣間みる。
「全ての原因は千早群像にある。」兵器である自分たちに起きつつある「変化」を受け入れられないコンゴウは、群像の抹殺とイ401の撃滅を決意する。
脚本:森田繁 絵コンテ:政木伸一 演出:政木伸一 CGディレクター:今義和
メンタルモデルが女性な理由。それは人類が船をsheと呼ぶから。
確かにそうだな。処女航海、空母、母艦、姉妹艦、母港etc大体女だ。
まあ、フランスだと男性名詞、ドイツだと中性名詞らしいけど。
コンゴウが森羅万象って単語を使ってたけど、理解出来るんだ、森羅万象。
マヤが早く来たいと言ったから早く来たコンゴウは良い人(艦?)だな。
今度はコンゴウを口説き落とそうとする群像。
群像が来た時に水着を気にするイオナが可愛い。乙女回路フル稼働だぜ。
「お砂ばいばーい」
海上での歌といいマヤは天然可愛い。
ヒュウガ「戦いになると元気になるなぁ!死を意識するから生きる事が実感出来る!」
温かい紅茶は初めてなコンゴウ。これまでは冷たい紅茶……いや、温度という概念自体がなかったのかな?
イオナフィギュアは俺も欲しい。
霧に与えられたアドミラリティ・コード。
それは海洋を封鎖して交流を絶つ事。
何が目的なんだろう。……駄目だ。色々考えたけどどれもしっくりこない。
話し合い中断でバーベキュー。
ヒュウガによる食品偽装。他の作品でも動物の死骸みたいな表現をしてた記憶があるんだけどなんだったか。
キリクマ、知能が低下してるな。体に引っ張られた?
土左衛門になってるところでガンダムWのヒイロ・ユイを思い出した。
つづく
群像はロジック防壁に穴を開けたいらしいが、そもそもロジック防壁とはなんじゃらほい。
ハルハルは完全に蒔絵に調教されてるな。
長いからただのコンゴウでいいとか人間の真似事は面倒だとか、コンゴウさんマジ面倒臭がり。
仕事に疲れたOLみたいな雰囲気がある。
群像やイオナと一緒にいると汚染されると言うが、マヤを見るにメンタルモデルは自身の素質な気がする。
兵器に楽しいという感情は不要というコンゴウの考えは危機管理の面などから見れば正しい。
推測だけど、今後はあくまで自分を兵器と定義するコンゴウと兵器以外の在り方を模索するイオナという構図になったりするのかな。
硫黄島に張られたクラインフィールドで蒼穹のファフナーのヴェルシールドを連想した。
コンゴウ「あなたはそこにいますか?」
コンゴウはピーマン駄目だったか。
肉肉野菜肉野菜の順番だったらこんな事には……
蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 第9話「決死の脱出行」 感想
「私は(ピーマンを食わせた)お前が嫌いだ」
あらすじ
硫黄島に降り注ぐ、ミサイルの雨。コンゴウ率いる霧の東洋方面艦隊による猛攻を、メンタルモデルたちが力を合わせて凌ぐ。
ヒュウガはイオナへの愛のため。ハルナ、キリシマは蒔絵を守るため。そしてタカオもまた、群像への愛を覚え、イ401を逃がすため、闘いに参じる。
メンタルモデルたちの協力を得て401は包囲網を突破するが、追いすがるコンゴウの手が401に伸びる!
脚本:日暮茶坊 絵コンテ:中野英明 演出:江島泰男 CGディレクター:鈴木大介
「大戦艦級の演算能力、味わってみるといいわ」
普段は汚物だけどここぞという時は頼りになるヒュウガ。
超重力砲も防いでたし。装甲悪鬼村正の湊斗光といい乙女の一念は半端ねえな。
コンゴウ「過程や方法などどうでもよいのだ」
相変わらず群像に従順なタカオ。
「いつ抜けるかは私が決めさせてもらう」
抜ける……!抜けるが…今回まだその時と場所の指定まではしていない。そのことをどうか艦長も思い出してほしい。つまり…私がその気になれば抜けるのは10年後20年後ということも可能だろう…………ということ…!
タカオVSマヤ
高雄型重巡洋艦対決。マヤもそのうち従順になるのかな。
「愛は、沈まない」
何故そこで愛!?
まあ、こんな事を言ってたら己を見失ってると思われるのも仕方ない。
50ノットで航行したり潜航も出来たりと、霧はマジ超兵器。
途中まで群像とイオナ以外のクルーが見えなくて予算削減?と首を捻ってたら囮か。成程な。
タカオに背中を撃たれると面倒だから確実に沈めとくかーとならなくて良かった。
イオナ「でも今のあなたは、一人ぼっち」
マヤ「……」
執拗にマヤの存在をスルーするイオナ。
そして群像と一緒にいる時のイオナは乙女だなぁ。
UN-GOの矢島さんが見てたら「君はあのメンタルモデルと寝ているのか?」と質問してたね。
「お前達は間違っている……間違っているのだ……」と呟くコンゴウを見たら何だか可哀想になってきた。
説教しようとしたら逆に説教返し×3だし。
前回も書いたけど霧を兵器として見るなら感情が不要ってのは正しいと思う。
ただ、霧がメンタルモデル造って学習しようとした人間の戦術って感情というか、心理と不可分な所あるからねー。
蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 第10話「その身を捧ぐ」 感想
色々急展開すぎる……
あらすじ
コンゴウの手を逃れ、タカオたちとの合流を目指すイ401を急襲した2発の侵食魚雷。イオナの姉妹、イ400とイ402からの攻撃であった。
魚雷に仕込まれた特殊プログラムにより、船体の被害を回復できずに沈みゆく401。
ヒュウガたちの捜索も空しく、2人きりの艦内で、弱っていく群像を見たイオナは・・・。ようやく401の救難信号を掴まえたタカオが目にしたものは・・・!!
脚本:中村浩二郎 絵コンテ:平井義通 演出:平井義通 CGディレクター:植高正典
イ400とイ402の襲撃。
姉妹艦故に可能な自己修復プログラムの妨害により危機に陥るイオナ。
「401が再浮上する可能性は……0」
フラグ立てるとは学習がまだまだだな。
コンゴウ、イ400、イ402の対話。BGM担当マヤ。
獲物を取られておこなコンゴウ。
群像達を必死に探すタカオ達。
感情一直線のタカオと必死に自制するヒュウガが対照的だ。
兵器な訳ないでしょ。
「止めさせない。私一人でも行くわ。艦長が、群像が待ってるんだから」
乙女プラグイン全開だぜ、タカオ。
どんどん沈んでいくイ401。
酸素供給システムを早めに捨てた辺り、群像も覚悟を決めてたんだろうな。
HYPOTHERMIAって何だろうって思ったら低体温症の事か。
機械として最善の判断は群像を切り捨てる事。
以前なら躊躇わずに見捨てただろうが今はもう出来ないイオナ。
「イオナ……生命維持に……必要な機能を……全てカット……艦の中枢機能の……保護に注力しろ……」
「生き……ろ……イオナ」
死にかけの群像の演技が上手いな、興津和幸さん。
千早さん!波紋の呼吸をしてくれー!
後ろを振り向くイオナの動作がヤバい……本当ヤバい……
ヒュウガから卵っぽいあれを借りて潜水したタカオはイ401の残骸を発見。
この前、ハワイのオアフ島沖に沈んでた伊400型が発見されたけどタイムリーだな。
自身のナノマテリアルを使ってカプセルを作成、群像を保護するイオナ。
「全く……本当にあんたってば……これじゃあ……私の入り込む隙間なんてどこにもないんじゃない……」
イオナとタカオを超融合で再リバイバル。ナノマテリアルがマリンスノーに見えて蒼穹のファフナーROLを思い出してしまった。
当初は自己犠牲を理解していなかった霧が実行する事になるとは……悲しくも感慨深いシーンだ。
でも来週のアバンでヨタロウ2号とかになってたりするんだろ?
ベジータ系女子コンゴウ。
401が復活して嬉しそうだったのにまさかの旗艦解任、拘束。
「なん……だと……」
まあ、散々、感情を処理出来んメンタルモデルはゴミだと教えた筈だがなと言っておいてあのありさまじゃ仕方ない。
これだけならまだ良かったんだが………………………………
「うん、大丈夫だよ、コンゴウ。コンゴウは何も心配せずにアドミラリティコードに従ってればいいんだよ」
「うん、大丈夫だよ、コンゴウ。コンゴウは何も心配せずにアドミラリティコードに従ってればいいんだよ」
「うん、大丈夫だよ、コンゴウ。コンゴウは何も心配せずにアドミラリティコードに従ってればいいんだよ」
ジャンジャジャァ~ン!今明かされる衝撃の真実ゥ~!
よかれと思ってマヤの感情プログラムを抜いておきました!
ダイヤモンドは砕け……砕け……
くそ、このベクター!ダークザギ!ちひろ!
カーニバルだよ!カーニバルだよ!カーニバルだよ!カーニバルだよ!カーニバルだよ!カーニバルだよ!カーニバルだよ!カーニバルだよ!カーニバルだよ!
マヤbotだったか……おのれトレモロ!
これもアナログハックだな……
コンゴウはBEATLESSのアラト並に吹っ切れれば良かったんだがな。その笑顔を僕は信じる。君に魂がなかったとしても――。的な。レイシアとマヤじゃまた状況が違うが。
マヤが硫黄島に早く行きたがったのも情報収集の為だったのかな?
砂浜でコンゴウの似顔絵描いてたのもハルハルにコートを着せて遊んでたのも?
マヤスレ住人……?住人……?死んでる……
蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 第11話&第12話 感想
「姉妹」
上手く言語化出来ない。情報の伝達に齟齬が発生するかもしれない。でも、聞いて。
あらすじ
タカオの献身により復活、装いも改めた401はアメリカを目指し、400・402がそれを追う。
ハワイ沖で向かい合う姉妹たち。新しい艦体を得、5人のメンタルモデルを載せ、群像たち人間の戦略も併せ持つ401は、姉妹艦2隻を圧倒する。
「私はあなたたちを沈めたくない」。イオナの言葉は空しく波間を漂う。
一方、400と402に艦隊旗艦を解任され、拘束されていたコンゴウは・・・。
脚本:森田繁 絵コンテ:吉岡忍 演出:池畠博史 CGディレクター:今義和
ナガラが22隻とかやべえなと思ったら、
クシャナ殿下「薙ぎ払え!」
見たまえ、ナガラがゴミのようだ!
アルス・ノヴァモードって何だろう?
近代化改修?
「放置もありなのですね」
汚物は無敵の生物だとまりほりで学んだ
「タカオ、惜しい船を亡くした……」
無茶しやがって……
しんみりするが、マシーンファーザーみたいな状態でやっぱり生きてたタカオ。成仏しろよ。
群像との接触を警戒する400、402。
完全にウイルス扱いだな。
群像の願いを叶える為なら全てを捧げる覚悟のイオナ。
健気だと思うが、あくまで群像に従うこと前提なんだよな。そのうちイオナが自分自身の願いを持つ事もあるんだろうか。
古典的な拘束されてるコンゴウ。
まあ、あの鎖も何か超技術の結晶なんだろうな。
マヤbotにピアノの思い出を語るシーンが辛い。
そして遂に思い余ってマヤを吸収。
「マヤ……これが……私達の……カーニバルだ……!」
カニバリズム?(空耳)
「ヒュウガ、頑張って」
扱いを心得てるな、イオナ。
400&402(椅子一つしかねーのかよ)
イオナの価値観を理解出来ない理由を知りたがったり「お前を……傷つけたくなかった」と400を庇ったり感染力すげーな。
400も怒ってるし。
網に捕まるシーンで閃光のハサウェイを連想してしまった。
「401を沈めるのはこの私だ」
>彼女はマジメすぎるんですよ。たとえるなら、大学生になって同級生が化粧とか遊びを覚えた時に乗り遅れちゃったマジメな子なんです(笑)
こんなこと言われてるコンゴウ可愛い。
「航路を拓く力」
宇宙でやれ。
あらすじ
401の行く手を塞いだ霧のアメリカ太平洋方面艦隊を一撃で吹き飛ばしたのは、マヤを失い、感情を暴走させたコンゴウだった。
かつてマヤだったものを取り込み、麾下の軽巡洋艦たちを取り込んだコンゴウは、自らも危ういほどの巨大なエネルギーを抱え401に襲いかかる。
「私が・・・行く。」荒ぶるコンゴウに向かい、イオナはメンタルモデルの身ひとつで飛び込んでいく。
脚本:上江洲誠 絵コンテ:柿本広大 演出:柿本広大 CGディレクター:植高正典
大怪球コンゴウ。
超重力砲は発射までのプロセスは銀河英雄伝説のトールハンマーっぽいけど、渦巻く攻撃はイデオンガンだな。
アメリカ艦隊「ぐえー!」
コンゴウ主体の概念伝達のイメージ空間は寂しいな。
エラーは消去しなければならない。クマは不良品と言われても仕方ないかも。
友達に裏切られ無理心中を図るコンゴウ。
愛が重すぎるって理解を拒み憎しみに変わっていたんだな。
コンゴウを止めるには砲火を抜けてコアを直結するしかない。あまりに危険すぎる賭け。
「コンゴウは……傷ついてる」
「現状では無傷だが」
こんな時に笑わせるな、キリクマ。
イオナが乗り込んで来た時に自分の船体ごと攻撃するのが痛々しい。
人間の戦略を模倣する事は=純粋な兵器ではいられないという事。当然の帰結なんだが、それを受け入れられなかったコンゴウを愚かと断じるのは酷だよな。前にも書いたけど軍として見ればコンゴウの方が正しいんだし。
メンタルモデルを造るように命じた上位存在がいると思うが、現状をどう思ってるんだろう。
ミサイル八艘跳び格好良いな。
「やめて……」
何その可愛い声。
「分かり合って、どうする?」
「そうしたら、友達になれる」
ラスボスだと思ったらヒロインだったんだな。
(あ、これ多分1時間おきくらいにお茶しに来るな)
面白かったな。1話で違和感あったCGも次第に綺麗になっていったし。
2期が見たいけど、後半は殆どオリジナルだったらしいし、どうなんだろう。
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- テーマ:蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-
- ジャンル:アニメ・コミック
- カテゴリ:感想
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