のうりん 第10限「究極と至高の野菜対決!」 感想
- 2014/03/15
- 11:55
信念をかけた戦い
あらすじ
「ナスが食べたい」という校長先生の願いを受けて、継が持ってきたのは、伝統的な固定種のナス。そのナスを見た校長先生は意外な反応を見せる。そこへ一人の男性が訪ねてきた。その男性とは……継の父・校條創(めんじょうはじめ)だった。
脚本:横手美智子
絵コンテ:ワタナベシンイチ
演出:千葉大輔
総作画監督:小野田将人
作画監督:飯飼一幸、田中紀衣
ナス欠乏症で壊れる校長。
校長が完全に味皇。ってか声優は杉田か。老ジョセフでも思ったけど爺さん役には無理がある。
ボケ気味の校長にムカ着火ファイアーなベッキー。
最初出てきた時の咳き込み方が完全におばさん。畑ももう……
継の父親に「はい独身です」と連呼したり、継に俺の名を呼んでみろと迫る所は見てられなかった。
継はこれまで校長に食べさせたナスは本物のナスではなく工業製品だと一蹴。
「明日の昼、家庭科室を使わせてください。本物のナスをご覧にいれますよ」
サブタイトルからして美味しんぼだったし、やると思ったけど本当にやったな、山岡士郎のパロディ。
貞操をかけてナス勝負。
一本500円の完全有機無農薬ナスVS虫食い。
あくまで普通に美味しい前者と今川演出が始まる後者。
ベッキーのナスは味より形や生産効率を優先して作られた一代雑種(First Filial Generation)
一方継のナスは形は悪いし手間はかかるが昔ながらの風味を残した固定種。
これが勝負を分けた。
効率優先という部分に思う所がある林檎。
継の実力を見込んだ校長から海外研修の話が出るが、継はそれを蹴って地産地消にこだわる。
と、そこにやってくる継の実父校條創(CV小山力也)
東方仗助と吉良吉影だな。忌まわしい過去が追いかけてきたって下りはディアボロっぽいけど。
ガイアの夜明け日の出にも出演した事があるヘキサテクスの社長である校條は継を転校させる為にやって来た。
田茂農林をこんな所呼ばわりされ林檎がブチ切れる。
そしてそれぞれの野菜の売上対決をする事に。
継の過去。
かつて実家はメロン農家だったが、農薬に弱い母親がいるにも関わらず農薬を使い続けて死に至らしめた父親に反発して家を出る。思えば以前の回でも農薬をdisってな。
まあ、殺したい訳じゃないだろうし農薬を使わないと経営が成り立たないなどの事情があったんだろうと思うが、親を失った子供にそれを納得しろというのは酷な話。
いざ勝負開始。継はヘキサテクス側と同じ値段で挑む。
マネー金上の協力で霧吹きで朝露っぽく見せたり焼き肉用にカットして売り出すマーチャンダイジングで売り上げを伸ばす。
ただこれ、継の思惑とズレてね?これで勝っても優れていたのは味じゃなくて販売戦略って事になりそうな。
あと販促は逆効果だよな。キマシタワー。
僕のナスとか右曲がりのキュウリとか引くわ。
親父(早く転校させないと)
結果、勝負は継の負け。
勝敗を分けたのはブランド力ではなく単純に味。
当たり前だけど経験も浅くて授業の片手間にしか出来ない学生の本気と大人の本気には大きな差があるよな。
とある焼き肉屋が個人の店の自家製より多くの人間が研究した市販の物の方が美味いに決まってるだろと言った話を思い出した(ネットで見ただけだから創作かもしれないが)
それと原作既読者によると、一ヶ所で作る農業高校と比べて、ヘキサテクスはそれぞれの野菜に適した気候の土地で栽培してるから美味いという事情もあるらしい。
「自然の力だけで育てた野菜の方が、研究し改良した野菜よりも尊いと言うのか?お前は農業の歴史を否定するつもりか!
「お、俺が……言いたいのは、つまり、貴様のしている事が、金儲け主義の卑しい事だと……」
「より安全で!より安く!より美味い野菜を作る!この行為の、どこが卑しいというのだ、この愚か者めが!お前の……お前のその発言は農業従事者だけでなく、消費者をも見下しているのだ!」
先入観でF1は駄目だと決めつけてしまった継の未熟さが敗因か。
なまじベッキーとのナス勝負に勝ってしまったのが拙かったのかも。
観念して転校を受け入れようとする継だが、校條は海原雄山っぽいツンデレを発揮する。
猶予を貰った継は海外研修で見識を広める事に。
良田はハネムーン気分でノリノリ。
あらすじ
「ナスが食べたい」という校長先生の願いを受けて、継が持ってきたのは、伝統的な固定種のナス。そのナスを見た校長先生は意外な反応を見せる。そこへ一人の男性が訪ねてきた。その男性とは……継の父・校條創(めんじょうはじめ)だった。
脚本:横手美智子
絵コンテ:ワタナベシンイチ
演出:千葉大輔
総作画監督:小野田将人
作画監督:飯飼一幸、田中紀衣
ナス欠乏症で壊れる校長。
校長が完全に味皇。ってか声優は杉田か。老ジョセフでも思ったけど爺さん役には無理がある。
ボケ気味の校長にムカ着火ファイアーなベッキー。
最初出てきた時の咳き込み方が完全におばさん。畑ももう……
継の父親に「はい独身です」と連呼したり、継に俺の名を呼んでみろと迫る所は見てられなかった。
継はこれまで校長に食べさせたナスは本物のナスではなく工業製品だと一蹴。
「明日の昼、家庭科室を使わせてください。本物のナスをご覧にいれますよ」
サブタイトルからして美味しんぼだったし、やると思ったけど本当にやったな、山岡士郎のパロディ。
貞操をかけてナス勝負。
一本500円の完全有機無農薬ナスVS虫食い。
あくまで普通に美味しい前者と今川演出が始まる後者。
ベッキーのナスは味より形や生産効率を優先して作られた一代雑種(First Filial Generation)
一方継のナスは形は悪いし手間はかかるが昔ながらの風味を残した固定種。
これが勝負を分けた。
効率優先という部分に思う所がある林檎。
継の実力を見込んだ校長から海外研修の話が出るが、継はそれを蹴って地産地消にこだわる。
と、そこにやってくる継の実父校條創(CV小山力也)
東方仗助と吉良吉影だな。忌まわしい過去が追いかけてきたって下りはディアボロっぽいけど。
ガイアの
田茂農林をこんな所呼ばわりされ林檎がブチ切れる。
そしてそれぞれの野菜の売上対決をする事に。
継の過去。
かつて実家はメロン農家だったが、農薬に弱い母親がいるにも関わらず農薬を使い続けて死に至らしめた父親に反発して家を出る。思えば以前の回でも農薬をdisってな。
まあ、殺したい訳じゃないだろうし農薬を使わないと経営が成り立たないなどの事情があったんだろうと思うが、親を失った子供にそれを納得しろというのは酷な話。
いざ勝負開始。継はヘキサテクス側と同じ値段で挑む。
マネー金上の協力で霧吹きで朝露っぽく見せたり焼き肉用にカットして売り出すマーチャンダイジングで売り上げを伸ばす。
ただこれ、継の思惑とズレてね?これで勝っても優れていたのは味じゃなくて販売戦略って事になりそうな。
あと販促は逆効果だよな。キマシタワー。
僕のナスとか右曲がりのキュウリとか引くわ。
親父(早く転校させないと)
結果、勝負は継の負け。
勝敗を分けたのはブランド力ではなく単純に味。
当たり前だけど経験も浅くて授業の片手間にしか出来ない学生の本気と大人の本気には大きな差があるよな。
とある焼き肉屋が個人の店の自家製より多くの人間が研究した市販の物の方が美味いに決まってるだろと言った話を思い出した(ネットで見ただけだから創作かもしれないが)
それと原作既読者によると、一ヶ所で作る農業高校と比べて、ヘキサテクスはそれぞれの野菜に適した気候の土地で栽培してるから美味いという事情もあるらしい。
「自然の力だけで育てた野菜の方が、研究し改良した野菜よりも尊いと言うのか?お前は農業の歴史を否定するつもりか!
「お、俺が……言いたいのは、つまり、貴様のしている事が、金儲け主義の卑しい事だと……」
「より安全で!より安く!より美味い野菜を作る!この行為の、どこが卑しいというのだ、この愚か者めが!お前の……お前のその発言は農業従事者だけでなく、消費者をも見下しているのだ!」
先入観でF1は駄目だと決めつけてしまった継の未熟さが敗因か。
なまじベッキーとのナス勝負に勝ってしまったのが拙かったのかも。
観念して転校を受け入れようとする継だが、校條は海原雄山っぽいツンデレを発揮する。
猶予を貰った継は海外研修で見識を広める事に。
良田はハネムーン気分でノリノリ。
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- テーマ:のうりん
- ジャンル:アニメ・コミック
- カテゴリ:作品感想 ナ行
- CM:0
- TB:7
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のうりん 第10話「究極と至高の野菜対決!」
究極と至高の対決って…どっかのグルメ漫画みたいな展開でした(笑)
超リアクションの味皇みたいな校長先生も登場w
「ナスが食べたい」という校長先生の願いを受けて、継が持ってきたのは、伝統的な固定種のナス。
そのナスを見た校長先生は意外な反応を見せる。
そこへ一人の男性が訪ねてきた。その男性とは……継の父・校條創(めんじょうはじめ)だった。
- 2014/03/15(14:23)
- 空 と 夏 の 間 ...
のうりん第10話「究極と至高の野菜対決!」レビュー・感想
この学校はね日本で、ううん、世界で一番おいしい野菜を作る世界で一番の学校なんだから!「ヘキサテクス」の社長、校條 創。継の実父がよこした一本の電話から始まった野菜対決。 ...
- 2014/03/15(14:32)
- ヲタブロ
のうりん 第10話 「究極と至高の野菜対決!」 感想
今回は真面目ないい話でしたね。
継の言ってることも正論ですが、固定観念にとらわれた思い込みは
何事にもよくないということで。
「ナスが食べたい」という校長先生の願いを受けて、継が持ってきたのは、
伝統的な固定種のナス。
そのナスを見た校長先生は意外な反応を見せる。
そこへ一人の男性が訪ねてきた。
その男性とは……継の父・校條創(めんじょうはじめ)だった。
のうりん ...
- 2014/03/15(17:10)
- ひえんきゃく
のうりん TokyoMX(3/14)#10
第10話 究極と至高の野菜対決! 継を探していた人物から電話。校長が壊れたとベッキーが走って来た。茄子が食べたいと言うので、食べさせても茄子じゃないと言う。それは工業製品です。あす家庭科室で本当の茄子をお見せしましょう。 継が育てた、固定種の完全無農薬野菜だった。ベッキーが購入したのは1つ500円の高級品。それはF1、1代雑種と呼ばれる1代限りの製品。害にも強く効率が良い品種。校長が食べて継...
- 2014/03/15(17:44)
- ぬる~くまったりと
のうりん 第10話「究極と至高の野菜対決!」
すごく美味しんぼでミスター味っ子でした^^;
シリアスに一色になりがちな親子の確執。
のうりんテイストが加わるとマイルドどころかハチャメチャにww
それにしても真面目な時とバカやるときの落差が激しいアニメだ^^;
継おとんが登場、親子関係かなりギスギスしてます。
田茂農林高を小馬鹿にする発言に林檎ちゃんおこ。
なおも挑発をやめないおとんに継もプッツン。
作った野菜、どちらが...
- 2014/03/15(18:51)
- のらりんすけっち
のうりん 第10話 『究極と至高の野菜対決!』 味っ子に美味しんぼパロ、そして最後に勝ったのは良田胡蝶!?
グルメマンガネタは当然出てきそうと思ったけれど。「ミスター味っ子」「美味しんぼ」両方一緒に出してくるとは思わなかった。ボケた校長を正気に戻すための鍵はナス。 ベッキーは完全有機無農薬の高級ナス・一本500円を持ってきた。一方で継が出してきたのは形もいびつで傷だらけの市場に一見市場に出せそうにないナス。後者を食べた校長が口からビーム&巨大化。継が出してきたのは「固定種」を無農薬有機...
- 2014/03/16(06:57)
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のうりん 第10話 『究極と至高の野菜対決!』
のうりん 第10話 『究極と至高の野菜対決!』の短い感想。安心、安定(?)のベッキー先生大活躍回でした!毎度、先生が登場するとシモ度と面白さが、桁違いに跳ね上がりますね。ベッキー先生メインの感想になります。 校長先生が壊れちゃったのぉ~ 咳き込みながらダッシュしてきたベッキー先生。息が上がりまくっているところに歳を感じ・・・何でもありません。先生の問題行動連発のせいじゃないか?と思うのは、ブ...
- 2014/03/16(07:32)
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