誰か彼女に飴を……
あらすじ
勇太のことが頭から離れなくなった七宮はなにをやっても空回ってしまう。
そんな七宮の態度を訝しがりながらもまったく気付かない勇太。
勇太、六花、七宮はとうとう三角関係になってしまうのか…?
脚本:花田十輝 絵コンテ・演出:武本康弘 作画監督:秋竹斉一
勇太の事を思ってベッドでゴロゴロする七宮が可愛い。
前回の海に続きプール。
なんか久しぶりに一色を見た記憶がする。
てっきり勇太、六花、チェントと合わせて親子ネタを振ってくれると思ったのに。
プールの滝で邪念を振り払おうとする七宮。
マフラーは危なくね?
祭の会場で監視?のバイトをするモリサマーとくみん先輩。
無益な時間を送るのが嫌なモリサマーと昼寝が好きなくみん先輩は対照的だな。
コーラや水をぶっかける凸守はリアルに考えるとかなり迷惑。
「見切った!」
これ、チェントが割った結果十花さんが水を被ったのかな?
ってか水ヨーヨーをあそこまで投げられるモリサマーって結構な強肩だな。
六花のお母さんが声だけ出演。
六花と七宮の会話は、メダル探してるけど見付からねえって事でいいのかな。
Bパート。
眼帯してない六花が樟葉にしか見えなくて何で頭グリグリされてたんだ?と困惑してしまった。
モリサマー達に勇太が好きなんだろと追及される七宮。
十花さんに七宮の事を頼まれたモリサマーもまた面倒臭い立場に追い込まれたな。
七宮の辛さを何とかしたいと思っても略奪愛に走れとも言えないし。
ってか泥棒猫呼ばわりするくみん先輩は地味に酷い。
七宮は自分の中の敵との戦争に赴く。
自分の心を折る為の戦い。勇太に六花の事を色々質問。
六花のどこが好きに?全部好きでクリティカル。
「六花はさ、俺をずっと見てたんだよ。俺を見て、俺が自分の力を信じなくなってからも、信じ続けていて。俺がもう諦めかけているのに、あいつは、応援してくれるんだよ。勇太はすごいって、特別な力があるって」
これが自分の事で精一杯だった七宮との差なのかな。
傘を持ってない六花の元に勇太を送り出した七宮。
「にーはっはっはっはっ!涙堰き止め成功!勝利だよ!かなりの強敵だったけど、これでもう、魔法魔王少女として、ソフィアは揺るぎなく……」
痛ましい声だ。
だが真のショックはこの直後。七宮の為に落ちていた傘を持ってくる勇太。
「ずるいよ……その不意打ちは……卑怯だよ……こんなの……駄目だよ……駄目だよ!」
ここは自分も「うわああああああああ!」ってなったな。
その気もないのに優しくするんじゃねえよ!
災厄を封じたパンドラの箱に最後に残ったのが希望ってこういう状況を指すって解釈もあるよね。
最初と最後に勇太が上着を羽織るシーンがあったが、中学の頃の七宮は入れてもらえたんだろうな。だがもう今は違う。
そういえば中盤の図書館で勇太は六花に上着を着せてたな。
十花さんが、勇太は六花しか見えてないと言ったが、一途、というか恋は盲目というのは残酷なものだ。
六花との事を話したのは、七宮を友人としてしか見てないからだろうな。
他の女には近づかないという契約も気にしてないっぽいし。
……これ、六花は傘を持ってきてたけど勇太からのプレゼントだから使いたくなかったって展開かな?
それが巡り巡って七宮をぶった切ったと考えると辛い。
リアルの恋愛ならここから逆転の目があるんじゃね?とも思えるが、商業作品では無理だよな。
シール「じゃあの」
恋心が完全にぶり返して中二力が消失してしまったか……
七宮の浴衣の柄はアサガオだったが、花言葉を調べると……
「移り気」「高慢」「辛抱強い愛情」「元気な女性」「あなたは美しいが冷淡だ」「無情」「浮気」「自慢家」「変節」「あなたは冷たい」「短い愛」「はかない恋」「結束」「愛情の絆」「平静」
その他雑感
天使(グリゴリ)「恋、しようぜ!」
怒りが猛烈に酒池肉林。
ブロント語にありそう
死霊復活祭=
太山府君祭盆踊り
死せる妖星、赤い星らしいがアンタレスとか?
原作版新キャラの天虹旱ちゃんが気になるな。
>スタッフコメント
>演出:武本康弘笑う七宮。
>思い惑う七宮。
>困る七宮。
>泣く七宮。
>色々な七宮を描きました。
>恋に悩む女の子はみんなみんなかわいいのです。悲しい瞬間も含めて。
>恋に悩むことは素敵なことなのです。悲しい瞬間も含めて。
>という訳で、第10話です。恋の切なさを共有して頂ければ幸いです。
>背景担当:山砥愛瑛
>10話の背景を担当させていただきました山砥です。
>今回も夏だ!プールだ!お祭りだー!な明るいお話と思いきや、
>なんとも切ない七宮回でしたね。しみじみ…。
>勇太への思いにとらわれた素の七宮と、皆の前では気丈に振舞う中二病の七宮、
>そんな雰囲気の違いを感じていただけましたでしょうか?
>二面性を持った彼女が愛おしいです。浴衣姿もまたいい。
>雨に打たれる浴衣女子とか涙を誘います。
>担当をしながら神社のBGを鬼のように描きまくっておりました。こちらも雨中の戦いです!
>存分に楽しませていただきました。ありがとう!
>さて、彼らはどうなってしまうのか!?
>次回もお楽しみに~
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