弱虫ペダル 第二十一話「石道の蛇」 感想
- 2014/03/04
- 20:46
過ちと決意。
あらすじ
インターハイ前日。休みの部室に一人佇む金城は、1年前の夏のインターハイを思い出していた。当時、総北のエースとして出場していた金城は、先頭を走る箱根学園のエース、福富を捉えていた。ゴール直前、レースは一騎打ちへと持ち込まれるが…。一方、巻島の家に集まった坂道達も、福富との因縁の話を聞いていた。
一人でも強い奴がいれば優勝出来ると言い放った福富と皆の願いが詰まった足で優勝に導くと言った金城の対比。
前回落車したって言われてたけど、まさかああいう展開だったとは……原作読者がゴッドハンドって言ってたのはこの事かよ。
福富の話を信じるなら実力では勝ってて諦めず食らいついてた金城先輩が僅かな隙を突いたって感じで、勝機はまだ幾らでもあった筈だよな。実際、背中を掴めた時点で差は殆どなかった訳だし。
それなのにああいう手段に出てしまったのは福富の弱さだよな。
これまで一対一で負けた事はなかったみたいだし、金城先輩相手に長々と喋ってたのも傲慢さから出る余裕だったんだろう。
インターハイというこれまでの努力が報われるかどうかの場で負けたくない気持ちは分かるんだが……
謝りに来ただけマシだけど、大会側にも言うべきだったんじゃね?
今泉や鳴子が知らなかったって事は公にはなってないって事だよな。
金城先輩はリザルトは変わらないと言ってたし、済んだ事をどうこう言うタイプじゃないんだろうけど、福富は本当に済まないと思ってるなら言えよ。
小野田や鳴子はわざわざ箱根から謝りに来た事に驚いてたけど当たり前だろ。むしろ顧問や監督も連れてくるべき。
これが個人戦だったら金城先輩が怒ってないから外野がとやかく言う事じゃないし、精神的に未熟だった福富の成長とかわくわく出来たかもしれないけど、団体戦だからな。他の総北メンバーが金城先輩の為に頑張ったと語られた後だっただけに福富に怒りを覚える。
インターハイでの正々堂々の勝負も金城先輩側から言い出してたらまた印象が変わってたかもしれない。
「ロードレースの全ての勝敗は道の上で決まる。そしてその結果は、ゴールするまで誰にも分からない。だったら走るさ。道の上に立って、走り出さなきゃ、それは負けと同じ事だ。踏み出した一歩は小さくとも、必ず積み重なる。たとえ今日勝ちがなくても、その時出した一歩は、一ヶ月後か二ヶ月か、必ず形になる。だから俺は諦めない。たとえどれだけ時間がかかろうとも、それが一年後であっても、俺は総北を優勝させるつもりだ」
一方金城先輩の株は上がりまくり。
これまで1年生レースで小野田にボトル渡してどうするか問う所とか、側溝に落ちかけたのを助けた所が好きだったけど、今回のエピソードで一層好きになった。
転倒しても走り続けた意志の強さや福富を責めない高潔さは本当に格好良い。自分の高校時代と比較して落ち込むレベル。
是非とも今年のインターハイでは雪辱を果たしてほしい。
そういえばロードレーサーが届かなくて小野田がママチャリで走る事になった時に、ロードレースにはトラブルは付き物みたいな事を言ってた記憶があるけど、この話の後だと説得力がすごい。
あらすじ
インターハイ前日。休みの部室に一人佇む金城は、1年前の夏のインターハイを思い出していた。当時、総北のエースとして出場していた金城は、先頭を走る箱根学園のエース、福富を捉えていた。ゴール直前、レースは一騎打ちへと持ち込まれるが…。一方、巻島の家に集まった坂道達も、福富との因縁の話を聞いていた。
一人でも強い奴がいれば優勝出来ると言い放った福富と皆の願いが詰まった足で優勝に導くと言った金城の対比。
前回落車したって言われてたけど、まさかああいう展開だったとは……原作読者がゴッドハンドって言ってたのはこの事かよ。
福富の話を信じるなら実力では勝ってて諦めず食らいついてた金城先輩が僅かな隙を突いたって感じで、勝機はまだ幾らでもあった筈だよな。実際、背中を掴めた時点で差は殆どなかった訳だし。
それなのにああいう手段に出てしまったのは福富の弱さだよな。
これまで一対一で負けた事はなかったみたいだし、金城先輩相手に長々と喋ってたのも傲慢さから出る余裕だったんだろう。
インターハイというこれまでの努力が報われるかどうかの場で負けたくない気持ちは分かるんだが……
謝りに来ただけマシだけど、大会側にも言うべきだったんじゃね?
今泉や鳴子が知らなかったって事は公にはなってないって事だよな。
金城先輩はリザルトは変わらないと言ってたし、済んだ事をどうこう言うタイプじゃないんだろうけど、福富は本当に済まないと思ってるなら言えよ。
小野田や鳴子はわざわざ箱根から謝りに来た事に驚いてたけど当たり前だろ。むしろ顧問や監督も連れてくるべき。
これが個人戦だったら金城先輩が怒ってないから外野がとやかく言う事じゃないし、精神的に未熟だった福富の成長とかわくわく出来たかもしれないけど、団体戦だからな。他の総北メンバーが金城先輩の為に頑張ったと語られた後だっただけに福富に怒りを覚える。
インターハイでの正々堂々の勝負も金城先輩側から言い出してたらまた印象が変わってたかもしれない。
「ロードレースの全ての勝敗は道の上で決まる。そしてその結果は、ゴールするまで誰にも分からない。だったら走るさ。道の上に立って、走り出さなきゃ、それは負けと同じ事だ。踏み出した一歩は小さくとも、必ず積み重なる。たとえ今日勝ちがなくても、その時出した一歩は、一ヶ月後か二ヶ月か、必ず形になる。だから俺は諦めない。たとえどれだけ時間がかかろうとも、それが一年後であっても、俺は総北を優勝させるつもりだ」
一方金城先輩の株は上がりまくり。
これまで1年生レースで小野田にボトル渡してどうするか問う所とか、側溝に落ちかけたのを助けた所が好きだったけど、今回のエピソードで一層好きになった。
転倒しても走り続けた意志の強さや福富を責めない高潔さは本当に格好良い。自分の高校時代と比較して落ち込むレベル。
是非とも今年のインターハイでは雪辱を果たしてほしい。
そういえばロードレーサーが届かなくて小野田がママチャリで走る事になった時に、ロードレースにはトラブルは付き物みたいな事を言ってた記憶があるけど、この話の後だと説得力がすごい。
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アニメ「弱虫ペダル」第21話 あらすじ感想「石道の蛇」
1年前のインターハイ------------!!
広島大会の2日目。
先頭争いは総北の金城と、箱根の福富が引っ張っていた。
その夏1番の暑さ。
王者箱根の福富は余裕の走り。
今年はつまらないというのだ。
福富の親も兄もロードレーサーだった。
だから、幼い頃...
- 2014/03/04(20:58)
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弱虫ペダル テレ東(3/03)#21
第21話 石道の蛇 公式サイトからインターハイ前日。金城は1年前の夏のインターハイを思い出していた。箱根学園のエース、福富との一騎打ちの結末とは…。 昨年、広島で開催されたインターハイ2日目。金城は箱学の主将、福富を追いかけていた。上手くすれば、このステージで首位を奪える。総北高校の総合優勝も狙える。 此処で俺に勝って総合優勝とか考えているのか、詰まらない。俺の兄も箱学自転車競技部。父が箱学...
- 2014/03/04(21:17)
- ぬる~くまったりと
弱虫ペダル 第21話「石道の蛇」
福富が批判されそうなお話。
しっかし福富、金城ともに高校生とは思えない雰囲気ですね。
というか老けすぎである。
以下弱虫ペダル 第21話「石道の蛇」の感想
弱虫ペダル 巻島・東堂 二人の約束 (少年チャンピオン・ノベルズ)(2014/02/07)渡辺 航、時海結以 他商品詳細を見る
- 2014/03/04(22:20)
- こう観やがってます
弱虫ペダル #21「石道の蛇」
「教えてやろう、
世の中に格の違う人間がいるという事を」
ハコガク自転車部出身の両親を持ついわばエリート七光り、
福ちゃんさん不遜でいらっしゃる~。
そして「なんだ喧嘩かあ?」←ガヤでパーマ先輩の中の人が喋ってた(笑)
- 2014/03/05(00:10)
- マンガに恋する女の ゆるゆるライフ
弱虫ペダル 第21話「石道の蛇」
金城と福富の過去エピソード。
金城さんの人間の完成度がすごすぎますね。
本当は何歳なんだろうかと(^^;
インターハイ前日。金城は1年前の夏のインターハイを思い出していた。
箱根学園のエース、福富との一騎打ちの結末とは…。
- 2014/03/05(00:21)
- 空 と 夏 の 間 ...
弱虫ペダル 21話「石道の蛇」の感想
ただの反則じゃねーか!
なに弱さとか言って誤魔化してんの? どれだけ速かろうがチームごと失格だろ。
ということで、前年チャンピオンチームが似非チャンピオンだと判明する話。
なんなのこの展開、唯一のライバルチームを率いてる人間がクズとか正気なの?
落車とか言ってるから事故なんだと思ったらジャージ引っ張って落とすとか……。
スポーツに反則はつきものだし、それをしたキャラが立ち直...
- 2014/03/05(06:48)
- 真実悪路