祖国防衛権 - Wikipedia
- 2022/04/15
- 12:00
祖国防衛権
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
祖国防衛権(そこくぼうえいけん)とは、祖国を守る為には超法規的措置も許され、またその過程での行為は罪に問われない権利を指す。
概要
この権利は元々、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の演説中に登場する「私はドイツを死守する。その為のあらゆる行為は肯定される」との有名な言葉に始まったと言われているが、この言葉自体は引用という説もある。その説によると18世紀の哲学者カントロス・リーデンシュタインの著書の中で登場する「祖国の防衛の為に行った行為は罪にならない」(ドイツ語訳:Glaubensbruck der Jeder des Uns geht nicht auf.)が原義とされる。その後様々な変遷を経て、20世紀に確立された概念が祖国防衛権である。日本もこの概念を積極的に取り入れ、自衛の為の行動や兵器保有等を憲法解釈により合憲と定めている。
実際にこの権利が行使された例としては2031年のコミケで純愛を装ったNTR本を頒布した同人作家に対して出版社及び編集者並びに販売に関わった全ての人間へ国家権力から逮捕状が出た事などがある。この一件は「愛国心溢れる日本人による正義の行動だ」と賞賛された。
また2043年には自衛隊幹部と会食を行っていた在日米軍海兵隊総司令官ジョージ・C・W・ウェッジスン大将が唐揚げにレモンをかけるよう促した事で同席していた民間人が激怒しウェッジスン大将を拘束して強制猥褻を行った事件が発生したが、この際も裁判所は祖国防衛圏を理由に無罪判決を言い渡している。
同年には東京都調布市の路上駐車されていた米軍横田基地所属F15イーグル戦闘機のパイロット2名が道路交通法違反で逮捕される事件が発生しているがこれも祖国防衛権を根拠に起訴されぬまま不起訴となっている。
参考文献
「新国防白書」
「世界の軍史 戦史上の英雄」
「米国における対テロ戦争と愛国者法の立法過程」
「現役弁護士が解説する法律問題~『祖国防衛権』編~」
「オーストラリアを知るための60章」
「国際政治入門」
「世界の歴史12 ヨーロッパの中世後期」
「ロシアを知るための特別講義―冷戦下の世界を読み解く」
関連項目
愛国無罪
自由の女神像破壊事件
国旗冒涜罪
第4次世界大戦
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