とりんさまにボッシュ大尉主人公のゲームシナリオを考えてもらった
- 2022/02/28
- 12:00
ボッシュ・メモリー
株式会社AIのべりすとから発売された「機動戦士ガンダム」シリーズを元にした家庭用ゲームソフト。
プレイヤーはボッシュ・ウェラーの視点からグリプス戦役、シャアの反乱、ラプラス事変、不死鳥狩り、マフティー動乱、オールズモビル戦役、コスモ・バビロニア建国戦争等の宇宙世紀の物語を追体験出来る。
また仮想シナリオモードもあり、プレイヤーの選択で様々なIFを楽しむ事が出来る。
主な仮想シナリオ
「機動戦士Zガンダム」
カラバ所属の連邦軍兵士ボッシュ・ウェラー。
ティターンズとの戦闘で撃墜されそうになったボッシュを救ったのがアムロ・レイであった。彼の部下となったボッシュはエゥーゴに出向し、ニュータイプとして覚醒したカミーユ・ビダンと共にティターンズと戦いを繰り広げる事となる。
パプテマス・シロッコとの最終局面において、Zプラスに搭乗するボッシュはアムロと見事な連携を見せてカミーユを援護、シロッコを追い詰めていく。
「ガンダム・センチネル」
正規軍に復帰したボッシュはα任務部隊の一員として小惑星ペズンで決起したニューデサイズ討伐任務に参加する。だが内通者により任務の情報が漏れていた為、ペガサスⅢは窮地に陥る。危うい所を救ったのはクワトロ・バジーナ大尉だった──
「機動戦士ガンダムZZ」
連邦と反目するサイド3のジオン共和国に潜入したボッシュだったが、そこで出会った少女プルトゥエルブが実はネオジオンの秘密兵器である事を知り、彼女を救う為に奔走する事となる。ジュドー・アーシタをはじめとしたネェル・アーガマのガンダム・チームと合流したボッシュは、ハマーン・カーン率いるネオジオンとの戦いに巻き込まれてゆく……。
「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」
地球連邦軍ロンド・ベル隊に所属するボッシュ・ウェラー少尉はアムロと共にアナハイムでνガンダムのテスト中、連邦高官の娘クェス・パラヤと出会う。彼女はサイコミュ搭載型ジェガンの試験パイロットだったのだが、突如機体が暴走を始めてしまう。彼女の危機を知ったボッシュとアムロはそれぞれジェガンとνガンダムに乗り込むも、そこに現れたネオジオンのシャリア・ブル大尉によって阻まれる。更にハマーン派のモビルスーツ部隊が現れて……。
「機動戦士ガンダムUC」
密命を帯びてインダストリアル7を訪れたボッシュだが、その時すでにユニコーンガンダムは起動していた。フルサイコフレーム機の性能を目の当たりにして、それが連邦政府にとって危険なものである事を確信したボッシュは「袖付き」のアンジェロ・ザウパーと接触。
一方、サイド3ではフル・フロンタルの指揮のもと、地球降下作戦の準備が進められていた。フロンタルの目的は何なのか?
「機動戦士ガンダムNT」
暴走して地球に降下したフェネクスを追うボッシュとヨナ・バシュタ。フェネクスのパイロットであるリタ・ベルナルの生存は絶望視されていたが、ヨナは謎の声に導かれるようにリタと再会する。一方のボッシュはマリーダ・クルスという女性と出会うが、それは新たな戦いの始まりに過ぎなかった……。
「閃光のハサウェイ」
宇宙でケネス・スレッグやレーン・エイムと共にペネロペーのテストを行っていたボッシュはある時RX-78-2のコア・ファイターを発見する。回収しようとしたボッシュだが、その時何者かの襲撃を受けてコア・ファイターごと拉致されてしまう。
意識を取り戻したボッシュの前にいたのは、マフティー・ナビーユ・エリンを名乗る男だった。彼はマンハンターの無秩序な強制送還により地球と宇宙の双方が疲弊していると語り、ボッシュを組織に勧誘。一度は拒絶するボッシュだったが、男の正体に気付くとひとまず協力してコア・ファイターの修理を行う事になる……。
「機動戦士ガンダムF90」
火星のジオン残党を襲撃する予定のボッシュ、デフ、ヨナら三人のMSパイロットの前に現れたのは木星船団の代表、木星じいさんことグレイ・ストーク。彼は火星独立ジオンの若い兵士もまた被害者であり、説得する時間をくれと告げる。
グレイ・ストークの姿に不思議な懐かしさを覚えたボッシュは説得を許可。だがオールズモビルのシャルル・ロウチェスターは交渉を拒絶。赤く塗装したRFザクでグレイ・ストークのガンプと交戦を開始。
一方で、月面基地では地球連邦宇宙軍第一艦隊が集結。ジオン残党の殲滅に動き出していた……。
「機動戦士ガンダムF91」
クロスボーン・バンガードとの交戦により損傷したF90から脱出したボッシュは、負傷したデフを介抱するべくフロンティアⅠに向かう。スペース・アークと合流したボッシュは、コスモ・バビロニアのコロニー落とし計画を知り、シーブック・アノーと共に行動を開始する。
その頃、F90の修理を行うべく月へ向かったミシェル・ルオは、かつての戦いで行方不明になっていたレウルーラを発見する。その格納庫にあった驚くべきものとは……
「機動戦士クロスボーン・ガンダム 最終兵士」
グレイ・ストーク、トビア・アロナクスと共にアマクサと交戦するボッシュ。アムロ・レイの戦闘データをコピーしたアマクサの性能は凄まじく苦戦を強いられるが、ボッシュの乗るF90に搭載されたCAが突如謎の挙動を起こす。旧時代の亡霊による最後の戦闘が始まる……!
主なセリフ
「なんたってお前アムロさんはよ…俺がGMⅢでもって…」
「これがガンダム! 悪魔の力よ!!」
「アムロさん…! お供をさせてください」「そうでなければカラバからあなたについてきた甲斐というものがありません!」
「人の心の光がアクシズを押し返した? アムロさんの命を吸ったあの光がそんな上等なものか」
「俺があの時、Ξガンダムを撃墜出来ていればブライト艦長が苦しむ事もなかった……」
「アムロさん、俺はニュータイプではないのです。でも、だからといって何も感じないわけではありません。あなたの痛みを共有することもできます」
「この戦いが終わった時、もし俺達がまだ生きていたなら、その時はまた一緒に酒を飲ませて下さい」
「クワトロ大尉。あなたがシャア・アズナブルであろうとなかろうと構いません。ただ、今だけは共に戦わせて下さい。あなたの背中は私が守ります」
「カミーユ君、君はもう充分戦った。あとは大人に任せてくれないか」
「連邦もジオンも関係ない。俺達は人間だ。分かり合えないはずがない」
「ブライト艦長、ここは俺が食い止めます。早く撤退して下さい!」
「ジュドー君のような子供まで戦争に駆り出すなんて……こんなの間違っている!」
「俺は連邦の軍人です。市民を守る義務があります。例えどんな理由があろうと、その責任を放棄するつもりはありません」
「フル・フロンタルは人類を導く存在なんかじゃない。奴は、ただの独裁者に過ぎないんだ」
「ヨナを導いたのはあなたなんですか、アムロさん」
「連邦軍のモビルスーツ乗りなら、誰でも一度は夢見る事さ。いつか、俺達の力で宇宙に平和を取り戻す日が来るんじゃないかってな」
「英雄だとか人類の革新だとか色々言われてますが、俺にとっては頼りになる上官でエースパイロットのアムロ・レイですよ」
「ジオンも連邦もなく、ニュータイプもオールドタイプも関係なく、人が人として生きている限り、そこには争い以外の道があるはずだ。それを探さないか、バナージ君」
「いいか、よく聞けよ小僧ども。これが戦争だ。お前達が今まで散々やってきた事もな」
「人が人である限り争いは起こる。それが自然の摂理であり、宿命なのかもしれない。だが、だからこそ、そこから目を背ける事は出来ない。人と人は手を取り合って、未来を切り拓いていかねばならないんだ」
「ニュータイプだろうとオールドタイプだろうと同じ事だよ。人間は誰だって、一人では何も出来ないんだからな」
「ジオンの怨念だけを背負って生きて、それを我が子に引き継がせるつもりか!?」
「覚えておけ、クロスボーン・バンガード。俺はロンド・ベルのボッシュ・ウェラーだ」
「この世界が、宇宙世紀が、どれだけ醜悪なものであっても、それでも人は生き続けなければならない」
「ジオンの理想も連邦の正義もない。あるのは人の命だけなんだ」
「人は、人を信じる心があれば必ずわかり合う事が出来るはずだ」
「ニュータイプは人の心の叫びを聞く事が出来るという。だったら、何故皆で寄り添おうとしない。一人ぼっちで苦しんでいる人がいる事を、なぜ知ろうとしてやれないんだ!?」
プレイヤーの感想
「ヨナリタしか勝たん」
「最後のロンド・ベル良いよね」
「終戦の混乱で生き別れになったオールズモビル幹部の息子がボッシュと一緒にアクシズを押したギラ・ドーガのパイロットだと判明するシーンで感動した」
「『人は、人を信じる心があれば必ずわかり合うことが出来る』の台詞は最高に格好良かった」
「最終兵士編は名作」
「ジオンと連邦の対立軸は結局のところ人間のエゴだったのか」
「ジオンと連邦の因縁とか、ニュータイプの苦悩とかをうまく表現していたと思う」
「ヨナとボッシュのコンビは見てて楽しい」
「BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を越えて)ってやっぱりボッシュ大尉のテーマソングだったんだな」
「プールプルプルプル(CV甲斐田裕子)」
「F90のストーリーとキャラの掘り下げは素晴らしいけど、ゲーム性はイマイチかな」
「シナリオモードが充実していて、ミッションをクリアしていくと宇宙世紀の世界を堪能できる」
「ラストバトルは燃えた。でも、もっとボリュームがあってもよかったかも」
「ミッションはクリアしてもスコアがあまり伸びなかった。でも難しいミッションほど達成感があって面白い」
「UIは完成度が高い」
「F90の装備は全部回収できた。フルアーマー形態でビームライフルとシールドを装備しても重量過多にならないのが良い」
「F90での戦闘は爽快感があった。でも、F91の方が好み」
「ボッシュの視点で物語を追うのは面白かった。でも、F90のミッションは難易度が低い気がする」
「アムロとヨナの会話は切なくて泣けた」
「ゲーム中でボッシュがニュータイプ扱いされてて草」←「アムロ・レイの長年の部下で数々の激戦区を生き延びたパイロット、ニュータイプでしょ(連邦高官並の感想)」
「フル・フロンタルの演説は熱くてカッコいい。でも、フロンタルはシャアの事を何一つ理解していなかったのだと思う」
「ボッシュがアムロの墓参りをするシーンが好き」
「F90の2号機はアムロさんとの絆を強く感じる」
「シーブックの学校の教科書ではクワトロ大尉が悪役ポジションになってて笑った」
「最終兵士で終わったのは綺麗だったけど鋼鉄の七人に参戦するボッシュも見たかった」
「最終兵士の時のCAは明らかにシャアの意思を感じる」
「このゲーム、アムロが主役みたいに扱われてるの好き」←「F90編は未登場なのにアムロが裏主人公みたいな感じだもんな」
「シャアは父の理想や思想に囚われすぎていたのかもしれん。それが悲劇の原因となった」
「シャアはジオンの怨念に縛られていた。その呪縛から解き放たれてこそ、真のニュータイプと言えるのではなかろうか」
「シャアは結局最後までシャアだった。それ故に多くの人に愛されたのであろうな」
「カミーユの言う通り、ニュータイプだからって何でもかんでも分かり合えるわけじゃねえんだよな。言葉にしなきゃ伝わらない事もあるし、誤解される事も多い」
「ニュータイプの力が万能なら、そもそも争いなんて起こらないんじゃねーの?」
「ボッシュのセリフがいちいち胸に刺さる。ニュータイプの少年の成長を描くのに、こういう展開にしたのはとても上手いと思った」
「アムロとボッシュは、ニュータイプの行き着く先を見たのかもしれない」
「ニュータイプは人間の可能性の一つだけど、全ての人間がニュータイプになれるわけじゃない。ニュータイプである事を否定する人もいれば、ニュータイプを羨む人もいる。でも、ニュータイプを特別視する必要はない。ニュータイプは人間であり、一人の男であり、一人の女なのだから。このゲームはそれを教えてくれた」
「ノーマルエンドの「ニュータイプは、人の心の光が見えるという。だが、俺にはその光の輝きが見えなかった。きっと、俺にはまだ、誰かを信じる事ができないのだろう。だから、戦い続けるしかないんだ」という台詞が悲しい」
「人と人は分かり合える。現にネオジオンのパイロットとも協力出来た。だからオールズモビルに参加するね!」←「ボッシュ…! そういうことはしなくていい…!」
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