中学に進学してからしばらくした頃。夏目は父親からしきたりを言い渡される。
春虎が遊びに来る事も減り、孤独だった夏目の心の拠り所は幼い頃に春虎と交わした式神になるという約束。
だから北斗の頃にあれだけ陰陽師になれって言ってたんだな。
ちなみに北斗の外見は春虎が好きだと言ってたモデルを参考にしてたらしい。
提供で向日葵畑だけ映すのやめてくれませんかね!?
ベンチに座って一緒にかき氷を食べる春虎と夏目だが、またしてもかき氷をたらす春虎。
春虎がズボンを洗う為に離れた時、夏目の前に現れて思わせ振りな事を言って去っていく角行鬼。
ここで角行鬼がちゃんと説明していれば……
長官と塾長は土御門泰純の子供が陽の気を帯びているのを確認していた。
だから欺く為に夏目に男装をさせていた。ただの男装少女萌えじゃなかったんだな。
男の振りをさせたって事は昔から倉橋が怪しいと踏んでたのかな?いや、それだとそもそも立ち合せたりしないか。
生まれてから何かしらがあったのか。新たに星を読んだのかな?
まあ、入れ替えの秘密を知る人間は少ないに越した事はないけど。
長官曰く泰純は志のない男で現状維持を望んだ。
それは夜光信者の偏った見方だと思うが、罪のない少女を犠牲にしたのは事実なんだよな。
そういえば夏目の実の両親って鷹寛と千鶴?
祭を満喫する春虎達。
色々あって不安だが、だからこそ皆と普段通りにすごしたいと言う春虎。
冬児が飲んでた麦の炭酸飲料って……
夏目と京子は互いに「夏目ちゃん」「京子さん」と呼ぶようになってるし、鈴鹿も完全に馴染んでる。
いつまでもこんな日々が続けば良かったな……
一緒に飲み物の買い出しに向かう春虎と夏目。
北斗の事を打ち明けようとする夏目だが、そこにやってくる多軌子。
夜光の生まれ変わりは春虎だと看破し、泰純の呪いを解こうとする。
止めようとした北斗を倒し、冬児や鈴鹿も圧倒する蜘蛛丸。
夜叉丸が自分は生前よりパワーアップしたと言ってたけど、こいつも強くなってるな。
そして吹っ飛ばされてクルクル回る冬児には笑ってしまった。
相馬はかつて夜光と手を結んで彼の望みを成就させようとした。多軌子は末裔である自分がその意志を引き継ぐという。
……相馬の家に生まれなければ多軌子とも変な思想とか関係ない仲間になれてたのかな。前にも書いたし今回の夏目の事で泰純に怒るシーンで改めて思ったが根は良い子なんだよな。
鴉羽はただのコートではなく八咫烏の式神。春虎が憑かれガッチャマンに。
飛び立った春虎を追う夏目は角行鬼の言葉などからある事に気付く。
頬の五芒星の術式は春虎を見鬼にしたのではなく泰純の封印を一部解いただけ。それが原因で暴走しているなら完全に解いてしまえばいい。
その目論見通り春虎は安定するが、羽の攻撃を受けた夏目は……
「春虎君……私は……私は、あたなが好き……死んだら承知しません……から……」
ここで泣きそうになったが、頭の隅でこれも一種の呪いかなと思ったり。春虎を永遠に縛る。
「良かった……ちゃんと好きって伝えられた」
「良かったね」
「ありがとう」「ああ、でも、少し怖いけど、春虎君の答えも、聞いてみたかったな」
他人の思惑に翻弄され続けた人生だったな……
ただ、今回の話はかき氷やシャボン玉、花火と多分意図的だろうけど1巻の展開と似せてる部分がある。
だとすると次は……
呪術の神髄が何だかご存知だろうか?
答えは、「嘘」です
よって、「真実」は慎重に扱う必要がある
皆が思う以上に、用心深く
――土御門夜光
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