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ノーゲーム・ノーライフ 第9話「解離法《スカイ・ウォーク》」 感想

白が目を覚ますと空は消えていた。まるで最初から存在していなかったかのように、白のスマホの連絡先からも、ステフやジブリールの記憶からも消え去ってしまった空。
確かに空は存在したはずなのに、状況の全てがそれを否定していた。取り乱す白を見て、ジブリールは白が勝負に負け、偽の記憶を植え付けられてしまったのではないかと疑う。


脚本 花田十輝
絵コンテ 浅香守生
演出 青木弘安
作画監督 日向正樹



1歳になる前に天才児として施設に預けられていた白。
知能検査としてゲームをやっていたが誰とやっても退屈。
そんな時に空と出会い例の空っぽ発言。自分の内面を見抜かれた空は白をゲームに誘う。

存在の力を奪われたのか円環の理になったのかエターナルになったのか仮面ライダーゼロノスに変身しすぎたのか、理由は分からんが消えてしまった空。
これまで空が行った勝負も白がやった事に改変されていた。
ステフがレズにされたか……

ベッドの上で一人自分の体を抱き締めてる白は見てて胸が痛む……

シブリール「まさかとは思いますが、この「兄」とは、あなたの想像上の存在にすぎないのではないでしょうか」
攻殻機動隊でも偽りの家族の話があった。

ジブリールとのチェス勝負。
偽りの存在をかけてのゲームだから負けても記憶が消えず白復活かな、と考えていたが的外れな推測だった。

「なあ白。人は変われるっていうけど、本当にそうかな。飛びたいって願えば、翼が生えるのかな?違うと思うんだ。変えるべきは自分じゃなくて、手段じゃないのか?」
「にぃ……」
「造るしかないんだ。今のままの自分が空を飛ぶ方法を。編み出すしかない。白を飛ばす翼、考えてみようぜ、ゆっくりさ」
学校に馴染めなかった白を空が励ましたのかな。ひょっとしたら引きこもりも空が飛ぶ方法を探す一環?

「空白に……敗北は……ないのぉ!」
それまでモノクロだった世界に色が。
アバンの空っぽ発言でも目に色が付いたけど、こういうアニメ特有の描写は良いよね。

「だって、負ける筈ありませんわ。白「達」が」
ここのステフがマジ良い子。
で、時間が飛んでる事に気付く白。
更にステフの胸を揉んで盟約が働いているか確認……という名目でお礼。

大勢の人間の記憶から一度に消える可能性として、全権代理者としてのゲームなら影響がイマニティ全てに及ぶ。
ここの白、爪を噛んだ?

そんな時、白に語りかける空の声。
まだ感覚がある所を握っててくれないか(意味深)

ぼくらのウォーゲーム的なあれで記憶を辿っていた白は先日の事を思い出す。
訪ねてきたクラミーとのゲーム。
自分を構成するものを32の石に振り分けて行われる存在を奪い合うオセロ。
勝者は二つの要求を出来る。
重要なルールとして互いのパートナーもゲームに参加し、プレイヤーが続行不能になった場合に代打ちが可能。白はパートナーだったから記憶が残っていた。
じゃあなんでゲームの事やクラミー達の事を忘れたり認識出来なかったんだろう。シブリールやステフが知覚出来なかったのは空が消えた事の辻褄合わせかもしれないが白の場合は……

ともかく敢えて不利になり記憶を奪わせてクラミーに自分の狙いを伝える空。
石は深層心理の優先順位で数字が振り分けられるらしいが、
3:ゲームに勝つ方
2:白に対する絶対的信頼
1:白個人の全て
自分の存在よりこれが上に来る空はシスコンの鑑。「存在」の定義が乱れるが。

白も白で空の意図を読んで逆転勝利。
空間にオセロの石を模した穴が空いていくところは迫力あったな。

勝者の要求として互いに奪い合った記憶の定着と返還とフィーの記憶の改竄。
フィーの記憶を消してスパイ活動をしてもらうのか。記憶操作が出来る作品だと1回くらいはこういう展開があるな。

前半の白の落ち込みっぷりを知ってるだけにラストの「怖かったよ~!」は本当に良かったと心から思える。

ただ、ここまでリスクを背負う必要があったのかな。
ジブリールとフィーとの合作で存在を奪い合うゲームが作れるなら記憶を交換するのはもっと簡易だろうし、普通に勝負して勝ったら記憶交換とかにすれば良かったんじゃ。それ以前に、クラミーはイマニティの為になんとしても勝負に持ち込みたいだろうから事前に記憶を交換するのが条件だと言えばそれでも受け入れたと思うんだが。

ラノベ原作アニメだと地の文の説明がカットされて「?」となる事が多いけど今回もそれかな。
まあ、上記の事をやっても単純に物語として盛り上がらないしね。ここいらで兄妹の絆や白の活躍を描きたかったというのもあるだろう。

あと、EDによると
オセロ監修
中島哲也

協力
日本オセロ連盟
らしいんだが……
白の「どうやって、相手を誘導し……」の後の黒の返しが明らかにおかしいんだけどちゃんと監修したんだろうか。
原作者監修などの場合は修正不可能な段階で見せるだけ見せて名前を載せるケースもあるらしいが……

「サラマンダーよりずっとはや……」
「大人になるって悲し」
バハムートラグーンのヨヨビッチか。



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テーマ : ノーゲーム・ノーライフ
ジャンル : アニメ・コミック

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地の文の説明どころか

白達が右往左往しているシーンに平行して空が行っていたゲームのやり取りがサウンドオンリー風に挿入されて
白達の推理の進行と空の手番の逆行でゲームの内容が読者に説明されて
白達がゲームにたどり着き空が第一手を打つ所で物語が収縮し、ゲーム前のやり取りの詳細(盟約の文言やゲーム開発の経緯)が描写される
という方式でした
え、コレどうやってアニメ化すんの?とか想ってたらなんかガッツリカットされてた気がします(笑)


幾つか補足しますと

>自分を構成するものを32の石に振り分けて行われる存在を奪い合うオセロ。

32じゃなく16です空とクラミーは各自分を構成するものを振り分けた『漢数字の書かれた16枚』と『エルフ文字の書かれた16枚』を奪い合いました
じゃないと無条件でゲーム開始時に自分を構成する物を半分渡している事になりますしね
え?一つの駒に両方書いてあったって?目の錯覚です

>勝者は二つの要求を出来る。

正確な要求は「ゲーム中奪い合った結果の永続的固定と、相手の相方を手に入れる。ただし恐らく相方は使い物に成らなくなっているから要求の細かい事はゲーム後、記憶改竄なり自害なり好きに変更可」
と言うもので此を当初の予定通り「ゲーム中奪い合った記憶の固定と奪い合った全ての返還、そして相方の記憶を一つ改竄する権利」
と、変更しました

>重要なルールとして互いのパートナーもゲームに参加し、プレイヤーが続行不能になった場合に代打ちが可能。白はパートナーだったから記憶が残っていた。
じゃあなんでゲームの事やクラミー達の事を忘れたり認識出来なかったんだろう。シブリールやステフが知覚出来なかったのは空が消えた事の辻褄合わせかもしれないが白の場合は……

そもゲーム参加者はあの場の全員で代打ちはステフでもジブでもOKでした
存在の駒はプレイヤーの深層意識に従い重要度が16分割で割り振られるのでそんな区切りよく綺麗に分割されておらず、空も第一に白が来て次いで其が取られる危険が自分の存在より上に来る、位しか把握していません。実際かなり虫食い状の消え方をしています

そも人の記憶とは元々かなり虫食い状で隙間をイメージで補完して圧縮保存しています
ステフやジブが記憶の置き換えをしたのは、虫食いだらけの空に対する記憶を正常に検索出来ず類似情報で補完した結果で、白は完全記憶能力が有り虫食いを自覚しやすく、空に対する検索要項も二人より量質共に膨大なので空のことを『覚えて』いられました(それでもそんな白をもってして実在を疑う程希薄に成っていました)

ゲームを認識出来なかったのは単純にゲームの存在や記憶を『取られて』忘れて居たからです(それに付随してゲームの制作に費やした19日夜から20日夕方までの記憶も消失しました)

実際空が打ってる段階で既に
ゲームの内容も理由も認識できなくなって、ただ、こうすれば『勝てる』何にかは解らないが『勝てる』このまま『自身』が『自身』より信頼する『誰か』に繋げる、其だけ解れば十分でこの感覚がまだ取られて居ない以上『必勝』は揺るがない
みたいな状態で全身殆ど消失し駒を口でくわえてもう見えてもいない盤面に勘で駒を落としているような状態でした

まあつまり、白はパートナーだったから記憶が残っていた。というのはゲームルール的な保護ではなく二人が常識はずれに比翼連理過ぎる事の比喩であったと

Re: タイトルなし

非常に詳しい補足ありがとうございます。
やはりアニメだとラノベの表現を上手く再現出来ずにどうしてもわかり辛い場面が出てきてしまいますね。
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Author:とうゆき

 
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