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「我々は狸だ。笑うべきでないときなどない」 有頂天家族2 第十一話「天狗の血 阿呆の血」 感想






京都狸界を束ねる偽右衛門の決定の日。矢一郎は玉瀾、重鎮の狸らと共に、立会人である二代目の邸宅に集まっていた。一方、偽電気ブラン工場で働く矢四郎から緊急の連絡を受けた母は、夷川発電所へと急行する。

脚本:檜垣亮 絵コンテ:TeamP.A 演出:藤井康雄
作画監督:大東百合恵、 秋山有希、杉光登、森島範子、小島明日香





「高嶺の花はお辞儀しないのよ」
愛する者を食べたくなるのにいなくなるのは悲しい弁天様は本当に難儀。


「何が伝統だ、何が狸界の未来だ、何が偽右衛門だ。我こそは下鴨総一郎が長男、矢一郎である。立派な父の血を受け継ぎ損ねた、情けない長男とは俺のことだ。しかし俺にだって阿呆の血は流れているのだ。たとえ鉄鍋の底に沈もうとも、俺は弟を助けてみせる。おまえらは好きなだけ、そうして遊んでいるがいい。偽右衛門でもなんでも、そんなに欲しければくれてやる!」
あれだけ偽右衛門に拘っていた矢三郎の為に放り投げる矢一郎の姿は感無量。
父上が家族がバラバラになるのを恐れると打ち明けたのは正しかった。

「すまんな、玉瀾。けっきょく俺も阿呆なのだ」
「知ってた。だから私がいるんでしょう?」
一緒についていく玉瀾も出来た嫁である。


「いずれ誰もが辿る道だ。先を急いで何になろう」
朱硝子での父上とのやり取りはほろりとする。
なんか今回、下鴨と夷川のそれぞれの親子の明暗が分かれた気がする。


ぽんぽこ仮面の登場には胸が熱くなる。
矢三郎と淀川教授、種族も年齢も違うけど本当に良い関係。


「おまえらの目鼻は節穴かい。そこに座っているのは夷川早雲だぞ」
偽呉一郎の正体はやっぱり早雲かよ。
前にちょっとはしんみりした俺の想いを返してほしい。

にしても、呉一郎に化けたままでも偽右衛門になりたがる早雲のコンプレックスは相当だな。
洛中の狸界を丸ごと化かした早雲は傑物に違いないが、そんな早雲を欺いた天満屋もまた恐ろしい。


追記
原作の方も購入。

母親の話題になって淋しそうにする銀閣とか、早雲についてあんな狸もたまには生まれてもかまわんと思うと言った呉一郎とか印象が変わる。
っていうか赤玉先生と二代目の喧嘩の理由が恋の鞘当てとかアニメ組の自分は全く知らなかった。
アニメには令嬢のれの字も出てこなかったし。

金長と一緒にいたのが白峰相模坊だと思ったら参謀の藤ノ木寺の鳶だった。

「天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ、狸を救えと俺を呼ぶ。我が狸愛の前には一切の法律が無効となるのだ。六法全書なにするものぞ。詭弁上等、御意見無用!」
淀川教授って仮面ライダーストロンガーが好きなのかな。
40年前の作品だからリアルタイム世代の可能性もあるのか。




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テーマ : 有頂天家族
ジャンル : アニメ・コミック

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