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絶園のテンペスト 感想





絶園のテンペスト 第1話「魔法使いは、樽の中」 感想
スパイラルやヴァンパイア十字界の城平京原作となれば見ずにはいられない。

あらすじ
創造の力を司る“はじまりの樹”と、破壊の力を司る“絶園の樹”。“はじまりの樹”の加護を受ける魔法使いの一族の姫宮にして、最強の魔法使い鎖部葉風は、同族の左門の謀略により、樽に詰められ絶海の孤島に置き去りにされていた。一方、高校生の滝川吉野は、1ヶ月前に失踪した親友の不破真広を追う謎の女と出会う。真広は何者かに殺された妹の復讐をするために、葉風と“ある取引”をしていた??。

脚本:岡田麿里 絵コンテ:安藤真裕 演出:安斎剛文 作画監督:佐古宗一郎


B壱やモンスターズ+の打ち切りは本当に残念だった。
作品の感想だけど、1話だけなのでまだよく分かりません!
魔法とかアポカリプスウイルス黒鉄病とか謎も多いしね。
でも面白そうだとは感じている。ボンズだけにアクションも気合入ってるし。

無職の28歳のフロイライン山本さん。
土屋キリエは頭も良ければ器量も良い27歳だったのにね。声と製作元が同じDTBの未咲さんも公務員だし。
ってかカノンの母親もエヴァンジェリンって名前だったような。

うみねこもそうだけど、魔法には蝶が付きものなのかな。

「左門、パンツ一丁でも私は手強いぞ」
今のところは葉風がお気に入りかな。

「愛花が殺されたのは不合理だ。魔法も不合理だ。なら二つをぶつければ辻褄が合う。愛花を殺した奴をこの手で殺してやれる」
漫画の1話が試し読み出来たけど、アニメの、メールの相手が愛花だと最後に明かす構成は良かった。本当に平気で嘘を吐くね。


「世の中の関節は外れてしまった。ああ何と呪われた因果か、それを直すために生れついたとは!」
シェイクスピアのハムレットだな。
シェイクスピア作品にはテンペストって作品もあるみたいだね。ウィキペディアのあらすじ抜粋するけど、
>ナポリ王アロンゾー、ミラノ大公アントーニオらを乗せた船が大嵐に遭い難破、一行は絶海の孤島に漂着する。その島には12年前に弟アントーニオによって大公の地位を追われ追放されたプロスペローと娘ミランダが魔法と学問を研究して暮らしていた。船を襲った嵐は、12年前の復讐をするために、プロスペローが手下の妖精アリエルに命じて用いた魔法(歌)の力によるものだった。
>王の一行と離れ離れになったナポリ王子ファーディナンドは、プロスペローの思惑どおりミランダに出会い、2人は一目で恋に落ちる。プロスペローに課された試練を勝ち抜いたファーディナンドはミランダとの結婚を許される。
>一方、更なる出世を目論むアントーニオは王の弟を唆して王殺害を計り、また、島に住む怪獣キャリバンは漂着した賄い方と道化を味方につけプロスペローを殺そうとする。しかし、いずれの計画もアリエルの力によって未遂に終わる。
>魔法によって錯乱状態となるアロンゾー一行。だが、プロスペローは更なる復讐を思いとどまり、過去の罪を悔い改めさせ、赦すことを決意する。和解する一同。王らをナポリに送り、そこで結婚式を執り行うことになる。
>最後に、魔法の力を捨て、アリエルを自由の身にしたプロスペローは観客に語りかける。自分を島にとどめるのもナポリに帰すのも観客の気持ち次第。どうか拍手によっていましめを解き、自由にしてくれ、と。

孤島とか魔法とか共通点あるね。これがモチーフ?




スタッフ
原作 - 城平京、左有秀、彩崎廉(掲載 月刊「少年ガンガン」スクウェア・エニックス刊)
監督 - 安藤真裕
シリーズ構成 - 岡田麿里
キャラクターデザイン - 斎藤恒徳
ゲストキャラデザイン・魔具デザイン - 金田尚美
メカニックデザイン - 鈴木雅久
プロップデザイン - 赤石沢貴士
総作画監督 - 大城勝、菅野宏紀
美術コンセプトデザイン - 岡田有章
美術デザイン - 佐藤歩
美術監督 - 岡田有章、佐藤歩
色彩設計 - 中山しほ子
撮影監督 - 神林剛
編集 - 高橋歩
音響監督 - 若林和弘
音楽 - 大島ミチル
チーフプロデューサー - 清水博之、倉重宣之、南雅彦、丸山博雄、遠藤哲哉、因真一郎、川邊健太郎
プロデューサー - 斎藤俊輔、木村康貴、米内則智、前田俊博、古川慎、坂本耕作、相島豪太
アニメーション制作 - ボンズ
製作 - 「絶園のテンペスト」製作委員会(アニプレックス、スクウェア・エニックス、ボンズ、電通、ムービック、キッズステーション、Yahoo! JAPANグループ)、MBS

主題歌
オープニングテーマ「Spirit Inspiration」
作詞・作曲・編曲・歌 - Nothing's Carved In Stone

エンディングテーマ「happy endings」
歌 - 花澤香菜

滝川吉野:内山昂輝
不破真広:豊永利行
不破愛花:花澤香菜
エヴァンジェリン山本:水樹奈々
鎖部葉風:沢城みゆき
鎖部左門:小山力也
鎖部夏村:諏訪部順一
星村潤一郎:野島裕史
鎖部哲馬:吉野裕行









絶園のテンペスト 第2話「彼女はとてもきれいだった、と少年は言った」 感想
タッチタイプの錠前に意表を突かれた。


あらすじ
左門たち鎖部一族の手により、姿を現す“絶園の果実”。これらが全て集まることにより、“絶園の樹”は復活し、世界は終わりを迎えるのだという。葉風は一族を止めるため、孤島から魔具である人形を通して真広に指示を出し、果実の飛ぶ方向を元に、“絶園の樹”の場所を探らせているのだった。そして真広は、愛花を殺した犯人の手がかりをつかむため、吉野とともに殺害現場である自宅へと向かう。そこで導き出された新事実は、予想外の物だった。

脚本:岡田麿里 絵コンテ:大橋誉志光 演出:浅井義之 作画監督:新井伸浩



「こんなヤバい状況の時こそ彼女の傍にいてやれよ」
真広は吉野の事を心配して魔具を渡したり良い奴なのに、アバンといいピエロっぷりが酷い。
まあ、吉野と愛花が付き合ってた事を知っても復讐はやめないと思うけど。

カノン「学校で銃乱射とか引くわー」
28歳無職のフロイライン山本さんは完全にリョナ担当。
あんた吉野に盗みは駄目的な事を言って何きゅうり盗んでんの。

「寂しい大人の女は色んな道具がお友達、なのよ」
これマリーのオリジナルらしいね。

「たとえ幾千幾万の兄があり、その愛情すべてを寄せ集めたとしても、俺一人のこの愛には到底及ぶまい」
シェイクスピアのハムレットか。やっぱりシェイクスピア関係が重要っぽいな。

「怒りよ、火と燃えて俺の脳みそを干上がらせてしまえ! お前の狂気の怨み、存分に晴らさずにおくものか! いかに冷酷無惨な仕返しになろうとも」
「一体、死んだ彼女の為に何が出来るんでしょうね。ひょっとすると、この関節が外れた世界でなら見付かるかもしれません」
難しい問題だけど、個人的には真広の死人は喜びも悲しみもしないから自分の感情で動くわーの方が共感しやすいかな。

何あのED。
あれだけだとラブコメ物っぽい。










絶園のテンペスト 第3話「できないことは、魔法にもある」 感想

あらすじ
廃墟と化した街の中で、鎖部一族にして左門の部下、鎖部夏村と対峙する真広。槍と魔法を駆使して攻める夏村に対して、防戦一方の真広の前に現れたのは、別れたはずの吉野だった。鎖部一族の中でも、戦闘に関しては最も磨かれている実力者である夏村を相手に、苦戦を強いられる真広と葉風から『鎖部の魔法』の使い方を学びながら打開策を考える吉野がとった行動とは――。

脚本:山口 宏 絵コンテ:安藤真裕 演出:高橋健司 作画監督:塚本知代美・諏訪真弘


魔法に必要なのが音声と文明で作られたものの供物。音声ってのはありがちだけど供物は面白い。
大抵の物語では魔法と科学は相反するものなのに。だから葉風を孤島に置き去りにした訳か。
あと「この世の理を守り、癒し、治める」を連呼しててお腹痛かった。
魔法の存在を知っても愛花の復活を望まなかった真広は筋金入りの不合理嫌いだな。

ボンズだけに戦闘シーンは格好良い。
治癒魔法で居場所特定ってジョジョ4部でもやってたな。

無職の28歳は今回も踏んだり蹴ったりだったね。






絶園のテンペスト 第4話「罰あたり、ふたり」 感想
お前のような小学生がいるか!

あらすじ
夏村の追跡を辛くも振り切った吉野と真広。葉風の隠した魔具を回収する為に、ある山村の近くの神社を訪れたのだが、葉風の帰還を危惧した左門が儀式を早めており、偶然にも山村近くの果実が目覚めてしまう。魔具の力で黒鉄病の被害を免れた二人は、雨降る山村で一晩過ごす事となる。誰もいない民家で、少しばかりの休息を取る吉野に葉風が問いかけたのは、二人の出会いについてだった。

脚本:岡田麿里 絵コンテ:安藤真裕 演出:阿部達也 作画監督:岡崎洋美・長田絵里



男の入浴シーンとか誰得だよ!いや、腐ってるお姉様方には好評なのかもしれないが。

「真広に関わったせいで僕も遠くに来たもんですよ」
「遠くへか。お前は遠くに行けるから真広と関われたんだよ」
語られる吉野と真広の出会い。
それぞれ論理と直感って感じかな。
でも吉野の捜査能力と推理能力がおかしすぎる。
推理に関しては小学生時代の鳴海歩も大概だったけど。

作文の意趣返しも良い性格してるぜ。
途中、あの性格の真広が人に憧れられるかな?と思ってたけどそういう事かよ。

つーか教師が典型的な空回り系というか。ローゼンの梅岡も同類かな。
真広係とか完全にいじめだろ。






絶園のテンペスト 第5話「全てのことには、わけがある」 感想
お前男かよ!?


あらすじ
“絶園の果実”の飛ぶ方向を元に、左門が儀式を執り行っている場所を徐々に絞り込んでいく葉風と、葉風の手が確実に近づいていることを意識している左門。吉野と真広は葉風の指示のもと、新たな魔具を回収する為に、とある水族館に立ち寄る事となるが、二人の前に同じく葉風の魔具を探していた左門の部下、鎖部哲馬が立ちはだかる。多勢に無勢で哲馬達に追われている中、吉野は水族館という場所で、愛花との過去が甦るのであった。

脚本:大西信介 絵コンテ:石平信司 演出:宮下新平 作画監督:鈴木彩史



何故左門は葉風を殺さないのかという疑問への回答。
左門は絶園の樹が暴走した時の為の保険として葉風を生かしたから。
なるほどね。

剣の下に立っている左門ってのはダモクレスの剣の暗喩か。

「全ての事には訳があるんです。日々起こる悲劇も不幸もいつか起こる最良の結末のための価値ある出来事なんです。その意味ではただの不幸なんてないのかもしれません」
不幸と幸福が自分だけで完結しているならまだしも、真広に世界を救わせる為に死んだのだとしたらやりきれんわな。

「ホレイショ、この天地の間には、人間の学問などの夢にも思い及ばぬ事が幾らでもあるのだ」
ホレイショはシェイクスピアのハムレットの登場人物だな。上記の言葉はバイロンのマンフレッドにも引用されてる。
HELLSINGの少佐も似たようなこと言ってたな。

矢印野郎はしょぼかったな。
高速移動やバリアで何とかなりそうだけど。

へいへい左門ビビってるー。
ぷるぷる震えてる左門が何だか可愛かった。
まあ、あれは怖いよ。確かに最強だわ。

「揺れない乳は乳じゃない」
星村潤一郎って男かよ。
先週の次回予告を見た時の俺のトキメキを返して! っとか思ってたら明らかになる驚愕の事実。
葉風、既に死亡済み。
どういう事だってばよ!?
あの島だけ時間の流れが違うとかか?
保険の為なら完全に死んでるとも思えないけど……




絶園のテンペスト 第6話「矛盾する、頭蓋」 感想

あらすじ
「僕は彼女の遺体を確認したんだ」潤一郎から告げられた事実は、あまりにも信じがたい内容だった。葉風の遺体は既に孤島で骨と化しており、その回収も終えているという。古くから葉風を知っている潤一郎は、件(くだん)の骨は間違いなく葉風の頭蓋骨であったと断言する。衝撃の事実と共に特製の魔具を預かった吉野と真広は、新たな謎を抱えつつも、左門が儀式を執り行っているとされる富士の樹海を目指す事に。その道中、キャンプを張る二人の元に謎の集団が襲撃を仕掛けてきて――。

脚本:大西信介 絵コンテ:浅井義之 演出:伊藤秀樹 作画監督:伊藤秀樹


葉風の死については謎のまま。
虫や獣に食われてあんなに綺麗に骨が揃うか?という疑問があるけどそこは漫画的な表現の都合かな?
少なくとも潤一郎は葉風の骨だと確信してるみたいだからあの骨は葉風のものなんだろう。やっぱり時間の歪みとかそんなのか?
ってか骨で本人だと分かる潤一郎兄さん恐い。何か夏村をあっさり倒してるし。

後半。
吉野は何であんな自演をしたんだろう?
現状貴重な魔具を失っただけに見えるが。






絶園のテンペスト 第7話「ファースト・キス」 感想
ひまわり「ちっ……」

あらすじ
左門たち鎖部一族が儀式を執り行っている富士の山麓へと歩を進める吉野と真広。寒さを凌ぐために、山間のスクラップ場にあった廃バスで一夜を過ごす事になったのだが、「全てが終わったら……」自身の発した何気ない一言で吉野は言葉に詰まってしまう。真広の問いかけにも応えられない吉野の脳裏に浮かんでくるのは、愛花と過ごした日々の記憶だった。


脚本:岡田麿里 絵コンテ:山本秀世 演出:浅井義之 作画監督:佐古宗一郎


「愛が運命を導くか、それとも運命が愛を導くか」
「それは我等の人生銘々試さねばならなぬ問題だ」
真広もなぁ。唯一興味を引かれた相手が義妹で既に付き合ってる相手がいるって難儀だよな。

「真広なんかの知り合いに、吉野さんと付き合える人がいるとは思えませんけど」
不機嫌そうな愛花が可愛い。

「君の鎖骨を箸で摘まんでみたいな」
愛花の吉野評が的確だったな。
良く言えば順応性が高く、悪く言えば主体性がない。
無茶苦茶な状況でも普通に動けるが自分から動いたり状況を変えようとする事はない。

愛花(王道カップリングは真広×吉野……)
吉野に合うのは気ままで身勝手な真広みたいな人間だと言ってたけど、愛花は真広と同じように夏の星を無節操と言ったり似てるな。これ遠回しに惚気てたのかな。

別荘での真広は鈍すぎるというか、これ気付かない振りしてるんじゃないか?
流石に扱き使う為に別荘に呼んだとか夜に二人で星を見てて何もないと考える方がちょっと無理がある。
それにしても愛花の肉食系女子っぷりには参るね。

「決心は記憶の奴隷にすぎぬ。記憶次第でどうとでもなる」
「見たまえ。夜明けの空が茜色の衣を纏って、あの東の丘の露を踏みつつ越えてくる」







絶園のテンペスト 第8話「魔女を断つ、時間」 感想
少年Aと他1名

あらすじ
「演習」と銘打ち、国防軍が鎖部一族と絶園の樹を相手に攻撃を仕掛ける最中、潤一郎から預かった「特製の魔具」を手に、左門たちが儀式を進める富士山麓へと静かに足を踏み入れた二人。結界を抜けた先で、二人を待ち受けていたのは鎖部左門と一つの樽だった。左門と葉風の舌戦が繰り広げられ、膠着状態が続く中、吉野と真広にもたらされたのは「はじまりの樹」に関しての意外な事実だった――。


脚本:小柳啓伍 絵コンテ:石平信司 演出:綿田慎也 作画監督:新井伸浩・塚本知代美


色々真実判明。
黒鉄病などははじまりの樹が絶園の樹を復活させないよう果実を集めようとすれば大きな被害が出るように仕組んだもの。
この世界ははじまりの樹が眠っている間に生まれた不完全な世界。はじまりの樹は覚醒すると完全で正しいものに造り変えようとするから今の世界は滅ぶ。
鎖部一族はそれを阻止する為に絶園の樹を復活させてはじまりの樹にダメージを与えようとしている。
一方葉風の主張としてははじまりの樹が目覚めても世界が滅ぶ訳じゃない、むしろ絶園の樹を復活させる方が被害が大きい。

この状況に対し、魔法に関しては詳しくないし葉風と左門についてもよく知ってる訳ではない吉野は戸惑うが、真広は「でもそんなの関係ねえ!」
「俺は、どん底に降り立っている。この世もあの世もあるものか知った事か。どうともなる。ただ、ただ復讐さえすればいいのだ」

左門は切り札として骸骨を取り出す。
(いやいや、そんな訳ないってw)
吉野も真広も葉風自身も葉風の骨な訳がないと言うが、葉風が今が何年か答えた事で状況は一変。
あの島と外では時間の流れが違っていて、葉風は2年前に死んでいる。
これは自分が以前考えた通りだったな。しかし2年前という事は愛花の死は葉風の推測通り真広が葉風の味方になるようはじまりの樹が仕組んだのかな?

それはそうと左門さんは何回鞘で地面を叩くの? ってか樽を置いて出待ちしてるのを想像するとシュールすぎる。





絶園のテンペスト 第9話「彼氏」 感想
この作品一番の萌えキャラは間違いなく左門さん。

あらすじ
葉風は“2年前”に死んでいる、左門から告げられた事実はあまりにも理解しがたいものだった。時間と空間を超えて葉風と繋がっていたという、予想もしなかった事態に戸惑いを隠せないでいる吉野とは対照的に、真広は何事もなかったかのように魔具を片手に左門に詰め寄っていく。全てを諦めようとしている吉野の中に思い出されたのは、愛花が語ったある物語のことだった。その名は、“テンペスト”――。

脚本:山口 宏 絵コンテ:安斎剛文 演出:安斎剛文 作画監督:諏訪真弘


ざわ……ざわ……
前半のドヤ顔から後半の焦り顔や困惑顔への変遷が笑える。
いや、多分良い人なんだけどね。魔法使っての人殺しとか許せないとか。

(これ以上訳の分らぬ展開などたまらんぞ!)
(何を言い出す……)
(そうだ、それでいい。……あん?)
「彼氏……だと?」
(待て、彼氏がなんだ、どうして迷う、ありえんだろ!)
左門さんが愉快すぎる。
まあ、世界の命運をかけた戦いの行方が彼氏の名前で左右される状況に巻き込まれたら混乱するだろうけど。

無職から防人にジョブチェンジした山本さんと夏村の戦いも気になる。
あと吉野の女の子発言に引っ掛かりを覚えたのは内緒。






絶園のテンペスト 第10話「タイムマシンのつくり方」 感想
左門さんイジメが加速する。

あらすじ
2年前の時空間にいるという葉風を、生きて戻せると立証する準備がある――そう宣言する吉野。さらに真広に葉風側につくメリットとして持ちかけた取引は、思いもよらない「愛花ちゃんの彼氏が誰だったか教える」という条件だった。取引に応じる事を決めた真広。“彼氏”という一言だけで覆った状況に驚愕を隠せない葉風と左門だったが、左門は絶対的な時間の檻を破れるはずがないと断言する。そして、いよいよ吉野の立証がはじまる――。

脚本:小柳啓伍 絵コンテ:寺岡 巌 演出:間島崇寛 作画監督:日下岳史・高橋敦子



タイムマシンの作り方?鳳凰院凶真を呼ぼう。

絶園のテンパリスト。

はじまりの樹の加護を受けている葉風には勝てないので、負けたと思いこませようとした左門。
それは途中までは上手くいったが吉野に覆される。
吉野は理屈は滅茶苦茶だろうと真広の気を変えればOKだから楽だよな。
左門さんは出鱈目だと証明しなくちゃいけないけど、焦るあまり隠し事があると気付かれてしまう。
まあ、樽がないと悪魔の証明だったからテンパるのも仕方ない。

「あぁ……」刀を落とす。
「この少年は何を言っている……」
「待て……待て……待て……待てぇー!」
(これは冤罪だ!偽証による冤罪だ!)
(今更常識もないだろ!)
「樽だ……その樽だ!」
「姫様の傍に樽はあるな? ある筈だ!」むせる。
「約束が違うぞ!」
「ば……馬鹿な!」
ぐにゃああとか面白すぎる。
小山力也だからアカギの南郷さんを思い出すよね。

あと無職は何故攻撃する前にいちいち回転するんだろう。
ってか婚活に必死だな。






絶園のテンペスト 第11話「時の娘」 感想

あらすじ
2年間という時間の檻を破り、葉風を現代に戻す方法があると確信する吉野たち。魔具である人形で会話するために必要な条件を葉風から聞いた真広は、左門の手元にある葉風の全身骨格を利用して、彼女の肉だけを移し替えることで矛盾無く時間を超えることができるのではないかと考える。それを実現すべく魔法を発動させるための供物を探しに島を駆ける葉風。そのとき、左門のもとに哲馬から愛花殺しの犯人についての報告が届くのだが…。

脚本:大西信介 絵コンテ:伊藤秀樹 演出:伊藤秀樹 作画監督:伊藤秀樹・高橋敦子


冒頭の刀を杖にしている左門さんで早速笑える。

通信方法って類感呪術だな。

パラドックス回避の為とはいえ骨だけ残して肉を持ってくるってグロい。
堅実な左門さんは保険を残していた時点で勝ち目はなかったのかな。

「あのお姉さんの乳が、良い感じに揺れていたからだ!」
「そんな人を助けないなんて男じゃないだろ! 違うかい!?」
潤一郎兄さんはこんな人だったのか。
叫びがゲイナーだったな。

「今少し、今少し話を聞いてもらえないか」
「はじまりの樹の企みだ!」
もう本当に左門さんには頑張ってほしい。

「お互いの思い出に、過ぎ去った悲しみの重荷を背負わせるのはよしましょう。許しても許さなくても過ぎた事で何か変わる訳でもないのでしょう」
愛花が魔法に引っ掛からない絶園の魔法使いだったとしても、結局は自殺だったって事か?
だとしたらはじまりの樹すげえ。
吉野が愛花の為にならないって思ったのもはじまりの樹の力なのかな。

次回予告でorzってなってる左門さんが哀愁を誘うね。







絶園のテンペスト 第12話「しばし天の祝福より遠ざかり……」 感想

(確かにそうだ)
思考を読むな。


あらすじ
はじまりの樹の覚醒に合わせて葉風が生まれたように、絶園の樹の復活を感じ、生まれた“絶園の魔法使い”が存在し、その人物こそが愛花殺しの犯人ではないかと疑う一同。この状況に左門は窮地に陥るのであったが、それとは別に真広は葉風に有利すぎる状況に疑念を持つ。そして葉風はついに供物を見つけ、現代への帰還を果たす。しかし、すでにはじまりの樹は絶園の樹に呼応して世界中で覚醒を始めており、破滅的な事態に陥っていた。

脚本:山口 宏 絵コンテ:山本秀世 演出:宮下新平
作画監督:日下部智津子・服部聰志・鈴木彩史



はじまりの樹の姫宮、鎖部葉風復活。
ミサイル用意するとかはじまりの樹さんマジっぱねえっす!
でも実ははじまりの樹が愛花を殺したと思わせる絶園の樹の陰謀では……まあそんな事を考え出したらキリがないか。

「絶園の樹を……食ってる!」
エヴァを思い出した。

指がぷるぷる震えたり「はじまりの樹ぃ!?」「ふぁい(震え声)」とか左門さんの萌えキャラっぷりは健在だな。
夏村とフラグ立ったよ、やったねフロイライン!

「ああ、あの叫びが胸を打つ。可哀想に。皆溺れてしまった。私がもし力のある神様だったなら、海なんか陸の下に沈めてしまったのに。そして、あの立派な船も、乗っていた人たちも、海に飲みこませはしなかった…」
葉風が復活した途端やられる吉野と真広。
もしかしたらはじまりじゃなくて絶園の側の仕業かもしれないけど、どっちみち碌なもんじゃねえな。
ハトキャのこころの大樹といい、アニメに出てくる樹は本当に……







絶園のテンペスト 第13話「夢の理」 感想

あらすじ
真広は一人深い眠りにつきながらも、夢の中でこれまでの出来事を追想する。愛花が突然不合理に殺されたこと。愛花を殺した犯人を見つけるべく、葉風と取り引きをしたこと。その混乱の中で吉野と再会し、犯人への復讐を果たすための旅に出たこと――。夢の中で、これまでの記憶が一つ、また一つと蘇っていく。富士山麓での決戦が終わり、すでに、約1ヶ月の時が過ぎていた。世界は“はじまりの樹”による『支配』が着実に進みつつあった。

脚本:小柳啓伍 絵コンテ:安藤真裕 演出:塚田拓郎 作画監督:佐古宗一郎



我々は夢と同じ糸で織り上げられている。ささやかな一生をしめくくるのは眠りなのだ

前半は実質総集編。
悲しみは悲しみでしか打ち消す事は出来ないという考えの真広は悲劇を悲劇で終わらせるつもりらしい。
決意を新たにする真広だけど、愛花の肌の柔らかさや温もりとか知ってたらそれはそれで拙いって。

はじまりの樹の出現で現在人類40億人。
ほんの数十年前までもっと少なかったし、何とかなるか?
はじまりの樹は争いの場に現れたり砂漠や汚染された海を回復させたので紛争や食料問題も解決しそうな勢いらしい。
一見良い世界に見えるけど争いってどの程度まで範囲内なんだろう?ゲームの所有権を巡っての兄弟喧嘩とかもアウトだったらディストピアだな。

「不破真広、お前は滝川吉野を殺せるか?」
ポニテにイメチェンした左門によると葉風は吉野にラヴしちゃって思考が吉野中心になってるらしい。
次回からラブコメか。

平凡な男子高校生吉野の前に現れたのは魔法使いの女の子葉風ちゃん。
世界最強の魔法使いに恋された吉野の運命は――!?
新番組「ぜつてん!」

あ、絶園の魔法使いも地味に登場。





絶園のテンペスト 第14話「あけましておめでとう」感想

あらすじ
元旦の朝に目覚めた真広に、左門が問いかけたのは意外な一言だった。「滝川吉野を殺せるか」一方の吉野は、葉風と共に無人となった自分の住んでいた街に立ち寄り、愛花の墓参りへと足を運んでいた。その後、二人の前に、自らを“絶園の魔法使い”と名乗る羽村めぐむが現れる。それぞれの直面する事態に困惑を隠せない3人、各自が下す結論とは――。

STAFF 脚本:大西信介 絵コンテ:三條なみみ 演出:佐藤育郎 作画監督:新井伸浩・塚本知代美


OP変更。
和装葉風で!?ってなったけどその直後の仮面ライダーのインパクトに吹き飛ばされた。

樽入り娘葉風とのラブコメ開始。
デレデレじゃないですか。
可愛いなと思っていたら前回のCパートで登場した絶園の魔法使い羽村めぐむとあっさり遭遇。
これもはじまりの樹の仕業か?

そして始まる触手プレイ。
羽村は絶園の魔法使いには違いないけど性格的に犯人ではないっぽい。するとやっぱり自殺か何かかな?

(好きな女が生きてんなら吉野も無茶はしねえだろ)
視聴者から見ると野郎三人の空回りっぷりが滑稽すぎる。
吉野がいなくても葉風は絶園の魔法使い犯人説に辿りつけた。むしろ吉野がいたせいではじまりの樹に不信感を持った。
実はこいつが絶園の魔法使いじゃね?と左門さん早河が考えた直後に羽村を捕まえたって連絡があるとか完全にギャグの間。

「肌が雪みたいに白いからゆっちゃんって呼んでるんだ」
「呼ばんでください」
何この公式MAD。

「し、しかし計画の詳細も知らないまま……」
次回も左門さんはテンパるようで何より。

そういえば哲馬普通に生きてたんだな。




絶園のテンペスト第15話「何やら企んでいるようであり」感想
CM? 何の事だい?

あらすじ
自らを“絶園の魔法使い”と名乗る、羽村めぐむは吉野と葉風による引き合わせもあり、真広達のもとを訪れる。左門や山本達の立ち会いのもと、羽村が本当に“絶園の魔法使い”であるかの証明をする事となる。そんな中、吉野と葉風は今後の為に“絶園の果実”の所在を調べる旅を続けていた。道中、遊園地に立ち寄った二人の前に潤一郎が現れ、葉風に対して思いもよらない一言を残していった。

STAFF 脚本:山口 宏 絵コンテ:石平信司 演出:間島崇寛 作画監督:日下岳史


「随分派手なの穿くんだな」
「お前の着替えだが」
真広と左門さんって何だか仲良いよね。
今回名前で呼び合うようになったし。

無職の無職の28歳はなに綺羅星やってんの。

諦めなかった後で結果は変えられなかった。
諦めた後で諦めなければ結果は変えられた。
どちらがいいか。スパイラルでも似たような問い掛けがあったような。
個人的にはどっちも救いがなくて嫌だけど。

「後は直接お前の体に聞く」(意味深)

「実在はするが一方的に彼女と思い込んでいる可能性もあるな」
左門さん酷い。
ってかまだ吉野=絶園の魔法使い説諦めてなかったのか。

「そんな事シスコンの君に言われたくないよ!」
(よくぞ言ってやった)
(誰もが一回は言ってやりたかった)
(禁断の言葉を)
「変わった名前ですね」といい羽村のツッコミが冴え渡る。

葉風が恋する乙女すぎる。耳たぶフェチだったのか。

「妹に恋する兄がいる訳ないだろ」
サブカルには結構いるよ。
シェイクスピアと同時期の劇作家ジョン・フォードの「あわれ彼女は娼婦」って物語もあるし。

「説得には時間がかかるだろうな」
「好きにしろ! 何かあっても私がはじまりの樹に干渉すれば、すぐ納まろう」
「しししかしけけ、計画の詳細も知らないまま……」
羽村の事を心が弱いとか、人のこと言えないよね。

はじまりの樹の下で僕と握手!
仮面ライダーウィザードの中身お前だったのかよ。

潤兄さんが示唆したはじまりの樹犯人説。
過去の葉風の元にミサイル用意した実績があるから有り得ないとは言い切れない。むしろ羽村が容疑者から外れたら最有力じゃね?






絶園のテンペスト 第16話「徘徊する亡霊」 感想
金さん銀さん

あらすじ
事前の予告通り、“絶園の魔法使い”の手により粉々に破壊された“はじまりの樹”の一部。その光景に騒然となる人々をよそに、葉風と吉野は諜報員が入り込んだという鎖部の里へと向かう。里では、子どもたちが神社で幽霊を見たという噂が広まっていた。調査にやって来た諜報員たちの姿を見間違えたのだろうと推測する葉風。一方、山本や夏村らも吉野が『絶園の心を持つ者』であるか見極めるために、密かに里を訪れていた。

STAFF 脚本:大西信介 絵コンテ:浅井義之 演出:浅井義之 作画監督:村井孝司・出雲褒明


下着穿いてるか確認する吉野は結構スケベ。
愛花ちゃんの肉食というか悪女っぷりは堪らないね。

満を持して仮面ライダーウィザード登場。
声的にはアクセル・ワールドのアバターだけど。

「見える、とやらは、僕の知った事ではない」
「去っていった人に霊でもいいから会いたい。そんな気持ちも否定しますか?」
否定する真広と肯定する吉野が対称的。
ってか夏村は彼女いたのか。

諜報員がひぐらしの葛西に見えた。
日本の組織から派遣されてたみたいだけど、日本も一枚岩ではないっぽいね。

「ああ駄目だ、たとえやましさに押し潰されようと、私は……私は吉野が好きだ」
ここ数週の恋する乙女な葉風ちゃんは本当に可愛いな。このラブコメ路線は予想外すぎる。
ってかやっぱりはじまりの樹の仕業なんかねぇ?






絶園のテンペスト 第17話「マリンスノー」 感想
今期最高のギャグアニメ。


あらすじ
“絶園の魔法使い”の出現により、再び混乱に陥った世界を収束させるため、政府中央へと呼び戻される早河。その頃羽村は、山本や夏村とともに“絶園の魔法使い”として世界各地にある“はじまりの樹”の一部を破壊するため飛び回っていた。一方、吉野と共に旅を続ける葉風は、吉野に対して抱いている恋心を諦めようと模索するうち、本人に直接、彼が大切にしているという「彼女」について聞いてみることを思い至るのだが…。

脚本:岡田麿里 絵コンテ:長崎健司 演出:清水久敏 作画監督:堀川耕一




ナッツ好きをアピールする28歳無職は一体……

ゲルマン神話のイグドラシル、キリスト教の生命の樹、あと日本神話のタカミムスビもか。樹を神と崇めるのは人間にとって普通の事。
だからはじまりの樹を樹の神と考えていた。でもはじまりの樹が蛇や竜に見えると言い出す人間も現れた。
竜って東洋では神、西洋では悪魔なんだよね。意味深だ。


世界の命運をかけたラブコメ。
膨れたり吉野の良い所を発見したり一族伝統の謎空間を発生させて悩んだり葉風ちゃん可愛い。
初期からは絶対想像出来ない。

「吉野、私はお前が好きだ!」
ドキドキレベルとかいちいち発言が可愛い。


マリンスノーと聞くと蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFTを思い出す。プク……
正体がプランクトンの死骸って台無しな気もするけど、同化現象が進んでいなくなると死骸さえ残らないからな。フェストゥムも。生きた証だと考えるとマリンスノーも綺麗だと思える。
声的には左門さんが咲良の親父で羽村が暉か。
って、何故俺はファフナーについて語ってるんだ。

「どうにかなる可能性はゼロですから早めに潰しても同じでしょう」
「このかき氷機で削られるのが、氷でなく吉野さんになります。業務用冷蔵庫で固く固く凍らせて丁寧に丁寧に削ってあげますね」
「私も人間かき氷に興味がないでもありません」
悪評を流したりちょっとヤンデレチックな愛花ちゃんは重可愛い。
ひよひよと並んでるとちょっと怖い。


「我々はこう考えている。絶園の魔法使いは心と体に分かれているのではないかと」
何か左門さんが言うと最後に(キリッが見える。
野郎四人による吉野の彼女会議が面白すぎる。

真実を見ぬく眼(重要)
吉野→彼女が弱みになると発言
『女教師』
『人妻』
『ちちに問題あり』
『ロリヰタコンプレックス』

「書記は必要だろう!」
「学校の女教師!」
「ならば人妻はどうだ?」
左門さんが愉快すぎて腹が痛い。

「乳はどうかな? 乳があまりに巨大すぎる女子で、自分の性癖を知られそうで……もしくは真逆とか」
「年下という可能性はどうだ?」
「あいつは年上好きだぞ」
「撹乱させる為かも」
「彼女が小学生などあまりに年下すぎても、人に話し辛いからな」
梶君「小学生は最高だぜ!」

「学食のおばさんとか良いんじゃない?」
「それはねえだろ」
「ふざけるのは良くないよ」
「もっと真剣になれ!」
「君達に言われたくないよ!」

「ロリの線はねえよ?」
「ナースはどうだ?」
「CAはどう?」
「CA?」
「キャビンアテンダント、スッチーだよ」
「ありえんな」
なにこの性癖暴露回。

「吉野君の彼女、真広君の妹さんじゃないかな」
羽村の地雷の踏みっぷりは異常。
エア彼女とか地味に酷いけど。

しかし完全にサスケ会議だったな。
羽村がいなかったら最悪同性にまで行ってたかもしれないな。親友にも隠す理由は十分だし。

でもこれどうなんだろうな。
絶園の魔法使いの羽村だけが気付いたってのはこれもはじまりの樹の仕業か?
こじつけな気もするが……うーん。
はじまりの樹とかは関係なく、愛花が吉野を嫌っていたとか、吉野が彼女が生きていると振る舞っていたとかそういう先入観がない羽村だから気付けたってだけかもしれないし……

「まるっきり先が読めん。さっぱり読めん」
次回予告でも左門さんはやってくれたぜ……!






絶園のテンペスト 第18話「舞姫」 感想
頼れる吉野は目が死んでる

あらすじ
「滝川吉野の彼女は、不破愛花なのではないか?」――その可能性に思い至った真広たち。同じころ、吉野は葉風に、自分が愛花の彼氏であることを打ち明けていた。恋人を不合理に失っても、真広とは対照的に犯人への復讐の意志や憎しみ、怒りを露わにしない吉野に、葉風はもっと自分の望みに正直になるよう呼び掛ける。そんな葉風の言葉に、吉野は堰を切ったように、これまで隠してきた気持ちを彼女の前で吐露するのだった。

脚本:岡田麿里 絵コンテ:山本秀世 演出:宮下新平 作画監督:服部聰志 諏訪真弘



「でも、気持ちを隠すのは慣れてましたから」
「普通に、悲しんだってどうにもならないじゃありませんか」
城平京主人公の達観っぷりは異常。赤バラとか超越しすぎてて怖い。

「どうすれば愛花ちゃんは生き返るんですか!」
だからこの叫びとかは感情丸出しで安心した。

「まるきり先が読めん。さっぱり読めん」
「何か、全てが破綻しそうな気がする。まるで、不破愛花の死から、全ての理が狂い出したかのようだ」
左門さんのぐにゃあああはやっぱり吹く。左門さんがそう言うなら破綻しないんだろうな。

「私の吉野」とか「お前への愛を舞う」とか葉風ちゃんの恋愛脳が止まらない。
「これ、どういう展開……?」
潤兄さんと話してる時に明らかに女の顔してたけど流石にヤってはないよね?

そういえば、はじまりの樹が公正なら自分が倒そうとすれば倒される筈だって葉風ちゃんは言ってたけど、はじまりの樹だって自己防衛くらいすると思うんだ。

「異星人によって送り込まれた、文明破壊兵器!」
前作のヴァンパイア十字界にも出てきたからな、異星人。有り得ないとは言い切れないのが怖い。

絶園仮面VS舞姫は結構動いてたな。
ボンズ動画班はストレスが溜まってたんだろうか。







絶園のテンペスト 第19話「願ったものは」 感想
「約束だ。愛花の彼氏の事、聞かせろよ。ついでに、お前の彼女の事も。話す手間は変わらないだろ」
「そうだな。全く変わらない」

あらすじ
“絶園の魔法使い”に続き、葉風の扮する新たな魔法使い“舞姫”が登場し、人々は新たな混乱に陥っていた。
山本と合流した葉風は、彼女から“はじまりの樹”と“絶園の樹”が文明を破壊する超兵器ではないかという説を披露される。
その頃吉野は「愛花ちゃんの彼氏が誰だったかを教える」という約束を果たすため、真広に会いに出かけていた。
一方の真広も同じ思いをめぐらせており、二人は偶然訪れた墓地で、久々の再会を果たす。

脚本:小柳啓伍 絵コンテ:石平信司 演出:園田雅裕 作画監督:松本文男


新しい魔法使いの話題でニュースや掲示板は持ちきり。
舞姫のファンスレとか立ってそう。

ダイナミックヒッチハイク。

深窓の令嬢風の女の子が胡坐でカップ麺、そのギャップを認められない真広はまだまだ。
ってか中学生だったのか。
「その調子じゃお前、当分彼氏は出来そうにねえな」
嬉しそうだな、このシスコン。

ニュースキャスターに駄菓子屋、諏訪部で吹く。

「考えるんじゃない。感じるんだ!」
潤兄さん楽しそうだな。

シビリゼーションブラスター。
他の惑星を侵略するのを防ぐ為の文明破壊兵器。
鎖部一族もシステムの一環で供物によって惑星の文明レベルを判断している。
まあ、葉風が指摘したように絶園の樹の存在さえなければ結構筋の通った仮説だと思う。

「あまりに進んだ科学は、魔法と区別が付かない」
この手の話だと大人気だよね、アーサー・C・クラーク。

「いつ頃キスをするようになったか」
ドSだ。

「俺は愛花にとって、何者でもなかったんだからな。俺は愛花と友達だった訳でもねえ。良い兄だった事もねえ。兄である事すら、まともに認めた事もねえ。ましてや恋人でもなければ、好きだと言った事もねえ。俺は、何も愛花に伝えてないんだ。好きかどうかってのも、つい最近まで自覚すらしてなかった。そんな自覚すらなかったんだ。その俺が、愛花が好きでつきあってた奴をなんで殴る資格がある? 理屈に合わねえ。全然合わねえよ。はあ……不合理すぎる。あの愛花にも好きな男がいて、そいつと楽しく過ごせていたなら、喜んでやるのが筋だろ? それがお前なら……尚更だ」
後悔だよな。何もしないまま愛花が死んでしまったので永劫変えられない。

「愛花は良い子だったろ?」
「性格は悪かったけどね」
「良い子だったろ!」
「胸は小さかったけどね」
「彼氏だからって何を言っても良い訳じゃねえぞ」
許されたからって調子に乗ってるな。

愛花の死を悲劇にしたくない吉野と愛花を殺した奴に復讐出来るなら悲劇になっても構わない真広。
クライマックスでこの考えの違いが対立を生みそうで怖い。

「何ぃ!」
「わ、和解!」
「一体どうなっている……」
「私はいつまでこんな事に悩まされるのだ」
流石左門さん。ギャグの天才すぎる。

「世界の為などより、惚れた男の為の方が、迷わず事を選べる。究極の所、何かの為より誰かの為の方が強くあれるのだ」
葉風も極まってきたな。
惚れた男の為に死ぬって結構甘美だと無職も言ってたな。

(俺は、俺の為にしか動かねえよ)
最初嘘だと思ったが、よく考えれば愛花が死んで犯人が捕まらないのが不合理だと「真広」が感じてる訳だしな。

葉風は過去に戻って愛花を殺した犯人を突き止めると宣言。その為の樽と人形か。
タイムパラドックスになるから阻止は無理っぽい?



絶園のテンペスト 第20話「フーダニット(誰がやったか)」 感想

これは悪意なく最善の結末に向かっているのだろうか?


あらすじ
再び過去に戻ろうと思う、という葉風の提案に動揺を隠せない一同。
過去に戻り、愛花が殺される前の現場に居合わせることで、「誰が、どうやって、何のために殺人を行ったか」真相を明らかにする為だという。
過去から時空を超えたように、未来から過去へと時空を超える事は魔法理論的には可能だと葉風は考えていた。
そして、必要な魔具や供物を揃え、彼女は再び時空を超えるのだが……。

STAFF 脚本:山口 宏 絵コンテ:三條なみみ 演出:三浦 陽 作画監督:鈴木彩史・永作友克



全身骨格を焦点にして肉を移し、過去から現在に戻ってきた事と同じ原理で過去に移動出来る。
ただ、タイムパラドックスが起きるので愛花を救う事は出来ないっぽい。

供物に空対空ミサイル。実際費用対効果は優れてるんだろうけど、早河は思い切りが良いな。

「初めてマッサージ機というものを使ってみたが、くすぐったいだけだな。そもそも肩が凝るというのも、どういう状態か分からん」
「この世の理から加護を受ける姫様が肩凝りを起こすようでは、世も末でしょう」
「とはいえ、貴様もその年で白髪もなく長髪でいられるのだ。言うほど苦労性ではあるまい」
「いえ 実はこれは、カツラなのです……!」
「え!」
「嘘!」
「はい。嘘です」
「貴様がそんな冗談を言う奴とは思わなかったぞ」
「苦労が続けば、冗談も言いたくなります」
お茶目だな、左門さん。
ちょっとは余裕が出てきた?

葉風が愛花殺人の犯人ではと危惧する左門さん。
未来の葉風が犯人なら時系列的に犯人探査に引っ掛からない。
とんだ修羅場だな。

「それに一番怖いのはな。真実がつまらない事なのだよ」
「つまらない?」
「不破愛花は、つまらない人間に、つまらない理由で殺され、そのつまらない犯人も、この世界の混乱の中、すでにつまらなく死んでいる。そんな真実が明らかになれば、吉野や真広はどうなる?不破愛花の死には何の意味もない。彼女はつまらなく死に、復讐の物語を紡ぐ事すら出来ない。誰かが不破愛花の死の責任を、はっきりと、これ以上ない理由を持って負ってやらねばあの二人は駄目になるよ。その役目を、この事件に二人を巻き込んだ私が負うのは、必然と思わんか?」
「だから葉風ちゃんが、直接愛花さんを殺害すると?」
「その必要があれば迷わずそうするというだけだ。しないで済むならやらんよ」
別の作品でも見た記憶があるな。無意味な死だと思いたくないから必死に意味を探そうとする展開が。何だったかな。

「しかし 私も女だ。単に本物の不破愛花にむかついて発作的に殺してしまうかもしれんがな。動機はよくある、痴情の縺れというやつだ。ははははは!」


何とか愛花を救う方法はないかと模索する吉野。
葉風が言うにはない訳ではないが、
「それはお前に惚れている私の気持ちを利用して手を汚させ、自分の恋人を救わせようという、なんともあくどい手口ではないか?」
「あっ……いやそんなつもりは」
「吉野。不破愛花は生き返らん。彼女はどんな詐術も受け付けん程、完璧な死を迎えている。お前にも、私にも、真広にも、どうにもならんのだ。彼女が生きていればどんなに良いかと思うが、それはあまりに理を犯しすぎる。正直言えば、私はお前に惚れている故に、彼女を助けたいとも思い、お前に惚れている故に彼女を助けられんとも思う。だから、お前の願いはとても惨いのだよ」
「……」
「許せ、吉野。その代わり私は、お前の為に出来る限りの事をしよう。準備がある。それではな。」
無意識とはいえ恋心を利用する吉野が酷いと思う反面、気持ちは分かる。

「せめて、奇跡に等しいものをお目にかけ喜んでいただきたい。公国を取り戻した私の喜びに劣らぬ筈だ。テンペストにおいて。魔法使いプロスペローは、若い者たちの未来を祝福し、魔法を捨てるのだ。仮に私が過去で不破愛花を殺すことになっても、それに倣おうと思う」
「でも、それは悲劇じゃないのかい?好きな人の彼女を殺し、憎まれるというのは」
「たとえ憎まれても、惚れた相手に一生忘れられない形で死ねるのなら、女としてこれ以上の幸福はないではないか。潤兄さん」
重い……

葉風が辿り着いたのは愛花の死の一ヶ月前。
供物があれば日本まで一ヶ月もかからないという。

葉風が愛花を殺す可能性は吉野と真広も考えていた。
「もし姫様が犯人となれば、お前はどうする?」
「決まってるよ。葉風をこの手で殺す。約束どおりだ」
「滝川吉野。お前は?」
「理由次第では、葉風さんを責めません。真広にも殺させません。もう、誰かを殺すとか殺されるとかはたくさんです。それに、葉風さんが愛花ちゃんを殺すだなんて、そんな事ありえませんよ」
そして28歳が吉野=絶園の魔法使い説に言及。

「その時は、俺が殺す相手が吉野に変わるだけだよ」
「そうですね。その時は、どうなるんでしょうね」
本当、どうなるんだろう。

世論でははじまりの樹擁護論が強まってる。なんだかんだで世界に安定をもたらしたはじまりの樹。
早河の立場だとそれを認める訳にはいかないが、仮にはじまりの樹を倒せても明るい未来は望めない。
はじまりの樹という抑止力がなくなれば犯罪者などが制御出来なくなるから。

街でばったりと出会う葉風と愛花。果たして偶然か否か。
思わず逃げ出す葉風だが……
「吉野さんと私の関係を知っているなんて妙ですね。それに 魔法とも言ってました。まあそんな力でもなければ、この屋上に一瞬で飛べなかったでしょうけど」
「……っ」
「それに私の事を性格が悪いと言うのは、吉野さんと真広くらいですが、真広は私と吉野さんのことを知りませんし、吉野さんが私の事を話すとも思えません」

魔法で逃げた葉風に愛花が追いついていた。

(なぜこの娘はこんなに冷静なのだ?)
「また、彼氏をやっていられたと過去形で言ったのも引っ掛かります」
(いや、そもそもどうやって屋上に来られた?)
「なるほど。分かりました。あなたははじまりの樹の縁者ですね?」
「……っ」
「そして、その力の程や物腰からすると中でも高い地位にある者ではありませんか?」
「確かに私ははじまりの姫宮ではあるが、なぜ そんなことが分かる?
「初歩的な推理ですよ」
「推理ではじまりの樹などという言葉が出てくるか!」
「真面目ですね。名探偵を気取ってみただけじゃないですか。イレギュラーな事が起こっているようですね。本来ならこういう形で名乗るべきではないのですが。私にとって都合の良い展開なのも事実でしょう。はじめまして。私は不破愛花。そして、あなた方が絶園の樹と呼ぶものの意を受ける者。その力と真実を担う者」
「はっ……!」
「さしずめ、あなた方なら、絶園の魔法使いとでも呼ぶ者でしょうか」

やきとりソード展開。

「不破……愛花……お前が本物の、完全なる絶園の魔法使いというのか!?」
予想はしていたけど、やっぱりそうだったか……












絶園のテンペスト 第21話「ファム・ファタール(運命の女)」 感想
僕の彼女と知人女性が修羅場すぎる


あらすじ
不破愛花殺害の真相を明らかにする為、過去へ戻った葉風は、偶然出会ってしまった愛花から予想だにしない一言を告げられる。
一方、葉風のいない現代では太平洋上に高さ100kmを超える“はじまりの樹”が出現していた。
左門や早河、山本たちは“はじまりの樹”の「コアブロック」では?と考え、真の姿を暴いていく。
時同じくして葉風と愛花は一緒に自身を殺した犯人を考えるのであった。

脚本:山口 宏 絵コンテ:増井壮一 演出:浅井義之 作画監督:佐古宗一郎 新井伸浩


謎解き回。

探偵:不破愛花
被害者:不破愛花
犯人:不破愛花

死の真相は自殺。

自分が自殺すれば吉野や真広は助かるし、葉風がはじまりの樹を倒そうと決意する。なら自殺する!
理屈の上では正しいんだが、迷わず実行する辺りが本当怖い。両親も殺してるし。いや、両親死んでる方が真広は身軽だし、そっちの方が都合が良いって理屈は分かるんだよ?分かるけどさ……鋼鉄番長も似たような状況だったけど、あっちと違って当人の心理描写が入ってると異質さが際立つ。
小説版スパイラル4巻を読んだ時に感じた薄ら寒いものと同じものを感じた。
羽村を見て絶園の心を持った魔法使いが別にいるんじゃね?と考えるのも納得。

「そうと分かってれば受験勉強しなくて済んだのに」
「死ぬまでにまだ時間はありそうですね。とりあえず冷蔵庫に入ってるミルフィーユを食べておきたいし」
こことかも飄々としすぎて怖い。
だから
「吉野はお前の為に泣いたんだぞ」
「あなた、吉野さんを泣かしましたね!?人前で泣く人じゃないんですよ!どうしてそんなに追い詰めたんです!」
このグーパンとかむしろ安心してしまった。

(ああ、面倒ですね。吉野さんと真広が姫宮と変に仲良くなるからこんな事になるんです。吉野さんも、どうしてこう、特殊な女性に好かれるのか。まあ私も人のこと言えませんけど)
(真広だってそんな意地を張って復讐とか言うくらいなら、普段から私に優しくすればいいのに。でも実際されたら気味が悪そうだからやっぱりしなくていいですけど。私は10歳にならない頃から、絶園の魔法使いの自覚を持ち、その力を使えるようになっていた。その事は、力を使わずとも私の周りに壁を作っていた。私はあまりに世界を知りすぎていた。だから皆は、無意識に私を恐れていた。私は敬われることはあっても、親しくされる事はなかった。別にその事に不満があった訳ではないけれど。でも、あの二人だけは、呆れた事に最初から私を恐れなかった。それどころか、普通の女の子のように接してきた。鈍感なのか頭のネジが緩いのか。いえ、きっと、私が弱く見えたんでしょう。自分が味方にならないとって思えたんでしょうね。困った人達ですよ)

「でも、吉野さんと真広の未来の為なら、私も命を賭けましょう。こんな私を、いつも守ろうとしてくれた、あの二人の為なら」

死ぬのは世界の為ではなく吉野や真広の為。その為の悲愴な決意。
辛いな。見届ける事になってしまった葉風が吉野とすれ違うシーンもやり切れない。

「近いうちに差し向かいでご不審を解いて差し上げよう。そうすればここでの出来事は全てなるほどと納得なさる筈だ。それまでは心楽しく何事も良い方に解釈なさい」
全てが終わった後に吉野と真広に渡すように頼んだ手紙にどんでん返しを起こす内容が書かれてそうで怖い。
羽村が絶園の魔法使いになってるし、司法解剖とかもされてるだろうから遺体が偽装って事はないだろうが、あの愛花がむざむざ自殺しただけとも思えない。


樹関連も色々明かされたね。
はじまりの樹は外部から送り込まれた支配者を倒す意志を持てるかどうかを試すための最終試験。
絶園の樹ははじまりの樹を造った者が用意したはじまりの樹を倒す剣。
鎖部一族は捧げた供物が原動力だが、絶園の魔法使いははじまりの樹が原動力。








絶園のテンペスト 第22話「不破愛花」 感想


あらすじ
ある日の事、吉野は「飯をおごってやる」と真広に誘われ、ホテルのレストランへと連れて行かれる。
そこにいたのは一人の少女、愛花と初めて出会った日の事だった。
現代に戻った葉風は過去で見てきた、予想だにしていなかった事実を伝える。
吉野と真広は平然とその事実を受け入れたような素振りをみせる。
全てを受け入れた上で「世界を救ってやるよ」と真広、“はじまりの樹”を倒すべく動き出すのだが……。

STAFF 脚本:大西信介 絵コンテ:山本秀世 演出:宮下新平 作画監督:可児里未・塚本知代美 総作画監督補佐:斎藤恒徳




「良いも何も、俺は真実を認めねえ馬鹿じゃねえぞ。愛花が自分の意志で、そいつが正しいと思ってやったなら、俺がとやかく言う筋合いのもんじゃねえ。愛花は愛花らしく、自分の理屈を通したんだ。褒めてやるよ。俺にとってはこれで終わりだな。これ以上は理屈に合わねえ。吉野、お前はどうだ?
「愛花ちゃんらしいっていうか。思い切りの良さが男らしすぎるよなぁ。僕等に相談出来なかったにしても、どうしてこうきっぱりしたことするんだか」
「人の妹を男らしいとか言うな。単に愛花が正しかっただけだ」
「ま、仕方ないか。普通の素直ないい子だったら、こんな事にはならなかっただろうし」
「まるで愛花が性格が悪い歪んだ奴みたいじゃねえか!」
「いやいや、性格悪くて歪んでたって。そうでなければ、付き合う事もなかったろうけど」

「愛花の死は私に責任があるとは思わんのか?愛花は、はじまりの樹の為に死を選んだのであり、また私が過去に戻らねば、死ぬ事もなかったかもしれん。私は、姫宮として、彼女の死には無関係ではありえない」
「それを言うなら、俺が愛花の復讐を考えなければ、お前は過去に戻らなかった。吉野と付き合ってなけりゃ愛花も違う選択をしたかもしれん。だったら、俺と吉野も同罪だ。いいか、愛花の死は愛花の責任だ。くだらねえ事を考えるな」

愛花の意思を尊重するなら二人は怒れない。しかし何かもやもやするなと思っていたそんな時、羽村さんのちゃぶ台返しが炸裂。
「理屈理屈うるさいわぁぁ!」

「いくら理屈に合ってても、愛花さんがそうと望んでてもそんな風に、平気な顔をして受け入れるのが、正しいのかい?それは人間として正しいのかい!?そもそも その理屈は誰が作ったものだい!?かっこつけてる場合じゃないよ!とにかく周りなんて気にせず、怒って叫んで泣くくらいじゃないと駄目なんだ!愛花さんも馬鹿な事したって怒るべきだ!正しいなんて認めちゃダメだ!不合理でも、理屈に合ってなくても、そうしないと駄目だ!そんなだから 君等はずっと復讐とかなんだとか前に進めず後ろ向きなんだ!まだ何も終わっちゃいないよ!」
羽村は自分が思ってた事を代弁してくれるから良い。
感情で動くより理性で動く方が状況は良い方向に向かう事が多いんだろうけど、こういう時は感情を吐き出す事も大事だよね。

「こいつはな、何かあったらお前が頼るのに都合がいいから、俺が誘った」
「頼る?私が人を頼るタイプに見えますか?それに、どうして吉野さんに」
「俺より性質が悪いからな、そいつは。誰とでも要領よく振る舞える」
「吉野さん。少し怒ったらどうなのです?」
「いやぁ……」
「図星だから怒れねえって。そいつも名前を呼び捨てにされても怒らねえ口さ。理由さえ納得出来りゃな」
「あいにく名前はまだ聞いてませんから」
「だから 吉野だ。滝川吉野」
「滝……川?」「吉野が名字じゃなかったんですか?」
「ああ、よく間違えられる」
「すみません! 初対面でずっとなれなれしく名前で」
「あっ、いや、愛花ちゃんがそれでかまわないなら」
「愛花……ちゃん?」
「えっ? あっ、ごめん。こっちもなれなれしかった?」
「私、ちゃん付けで呼ばれたのは初めてです。本当におかしな人たちですね」
前回の独白と合わせると本当にな……
死ななくて済む方法はなかったものか。







絶園のテンペスト 第23話「はじまりの戦い」 感想
まさかの女装

あらすじ
“はじまりの樹”を倒すべく、羽村達は『御柱』へと向かうのだが、御柱破壊チームに吉野と真広の二人も参加していた。
魔法の使えない二人は、足手まといにしかならないと一度は断られるのだが、作戦の発案者が真広であるという事もあり、二人は「何かが起ころうとしている、その中心」へと向かって行くのだった。
作戦実行の時を迎え、全ての物語が結末へと加速を始めていく。

脚本:岡田麿里 絵コンテ:寺岡 巌 演出:佐藤育郎 作画監督:大貫健一 堀川耕一 


「だけどさ!映画の主人公みたいに捨て身の攻撃ではじまりの樹に勝利するって展開もあるだろう!?ほら、相打ちってやつだよ!」
「お前は映画の主人公じゃねえだろ。捨て身の攻撃で負けたらどうする」
羽村は良くも悪くも主人公っぽくないよね。そこが良いんだけど。

「静止画像で揺れるさまを想像すると、良い精神統一になるんだ。しかもデータじゃダメなんだよね。絶対に紙!」
彼女会議の時もそうだったけど潤兄さんって結構エロスだね。

「屈辱……!」
「耐えてください……大舞台を前に、鎖部の鉄の意思が試されているのです」
哲馬と夏村はすっかりギャグキャラに。

「僕は、愛花ちゃんの死は、受け入れたつもりです」
「吉野?」
「だけど、愛花ちゃんの死の必要性については……僕とはまったく関係のないところでの、愛花ちゃんの決断。僕の助けなど、まったく必要ないと、すべてを自分で片づけた」
「それは違う!お前たちにはどうする事も出来なかった……」
「分かっています!」
「あの娘は、お前たちを思ってこそ」
「それは分かっています……だからこそ、葉風さんだけじゃない。山本さん、羽村さん、潤一郎さん。最初は敵だった、左門さん達も、不思議な縁で出会って、共同生活をしていつしか、とても関わりの強い、大切な存在になっていった。もう僕は、大切な人達が、大切な事を決めるその瞬間に、関係のないところにいたくないんです!」
「吉野……」
「大切な人の戦いを見届けたい」
大事な人達だから何も出来なくても傍にいたい。
これ、前回羽村に言われた事の影響が大きそうだよね。

「お前、俺がここに来る事には意味がないと言ったな」
「やっぱ聞こえてたんだ……」
「意味ならあるんだよ。俺は、この目で見ておくべきなんだ」
「えっ?」
「今の俺は、なんの資格も力もねえガキだ。けどな、30年以内に、必ず世界を変えられる立場に立ってやる。この世界を、魔法なんかなくともまっとうな形にしてみせてやる」
「世界を変えられる立場って、どんな立場?」
「さあな。まあなんかあるだろ」
「そんないい加減な」
「俺はな、お前が正直羨ましいんだよ」
「えっ?」
「今その資格を持ってるのはお前だ。後の事は考えるな。失敗しようが、どれだけ犠牲を出そうが、俺はお前の味方だ。お前の失敗は、俺が帳消しにしてやる。こんな大舞台、一生に二度もねえぞ。せいぜい楽しんでこい」
真広と羽村が何か良いコンビだ。
真広なら将来大きな立場に立ってそうだと思わせるものがある。

ボンズ入魂の戦闘シーン。
艦艇を引き離し、哲馬が身代わりになる事で羽村が単身御柱の前に。
全てが上手くいくかと思われたその時、一発の銃声が。吉野はもう何か死にかけすぎ。
ってか仮面で吹く。







絶園のテンペスト 第24話「それぞれの物語」 感想
いよいよ最終回。

あらすじ
1人『御柱』と対峙する羽村、その真の姿を現した『御柱』はあまりにも強大で羽村は苦戦を強いられる。
護衛艦隊を守ろうとする葉風たち鎖部一族も護衛艦の迎撃に遭い、一度は重傷を負ってしまう。
「何かが起ころうとしている、その中心」で全てを見守る吉野と真広、二人の脳裏を過ぎるのはある日の愛花だった――。

脚本:岡田麿里 絵コンテ:安藤真裕 演出:安藤真裕 塚田拓郎 作画監督:諏訪真弘 服部聰志


死ぬ死ぬ詐欺かよ!

「早く艦を御柱から遠ざけろ!」
顔を隠す必要性は分かるんだけど、左門さんが覆面をするという状況が面白すぎる。

ボンズ渾身の戦闘シーン。
はじまりの樹の攻撃がパイナップルにしか見えない。

「人と人の気持ちが重なる場所に生まれるささやかな光。その光は幸いも憎悪も罪も喜びも抱き強烈に輝いてすべての真実を照らし出す」
苦戦する羽村。だがそんな時、富士山にあった絶園の樹が七支刀的な物に変化してワープ。
絶園の樹ははじまりの樹を倒す為の剣って言ってたよな、愛花。

何故か全裸になった羽村の活躍ではじまりの樹は消滅。
犯罪率が上がったけど大きな混乱は避けられてるみたい。
短絡的な人間は犯罪に走るかもしれないが、大多数の人間にとっては樹が復活するかもしれないから自重するよね。

鎖部一族は総無職化。
でも早河が引き取ってくれたとか。

「言っておくが、俺は左門殿の命に従っているだけだ」

「俺は早河の運転手です」

ちらっと登場したゆっちゃんはボーイッシュな感じ。
羽村がふられるのも何となく分かる。


「私の死を悲しむ必要はありません。私は絶園の魔法使いです。舞台上の役者はシナリオを無視して勝手に動く訳にはいきません。美しく退場してこそ役目を果たせたと言えます。だから二人ともいつまでも私の死に囚われないで愉快に日々を過ごしてください。絶園の魔法使いとしてとても得られなかった時間を二人のおかげで得られました。それだけで私はこの後の死を快く迎えられます」

「愛花。お前にとって人生は誰かに決められたシナリオ通りに演じ、その通り終わらせるもの。だから、シェイクスピアのセリフをやたら口にしてたんだな。でも、愛花。俺はお前が間違っていたと言う。お前はやっちゃいけない事をやったし、やるべき事をやらなかった。誰かのシナリオをなぞるしかできなかったからお前は間違ったんだ。でも、お前は俺の妹だ。お前の期待通り世界を救ってやるよ。お前の彼氏は新しい恋人でも出来りゃ完全に他人だが、俺はずっとお前の兄だからな。愛花。俺は誰かの舞台劇をなぞるみたいな結末はつけねえ。ハムレットでもテンペストでもねえ。何十年先になるか分からねえが、俺の言葉で俺が決めた結末を描いてやる」
人類が宇宙人の管理からの脱却した事も踏まえているよな。

「では最後に、特典映像として私の全裸をお見せしましょう」
※BDではこの先もあります(嘘)

葉風が押し掛け女房化。
真広は昔助けた子に好意を寄せられてるっぽい?そういえば1話で女の子を助けたって無職が言ってたな。


ぶっちゃけ序盤はあんま面白くないなと思いながら見てた時もあったけど、キャラの性格が分かってきた中盤以降面白くなって、終わってみると感慨があるな。







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テーマ : 絶園のテンペスト
ジャンル : アニメ・コミック

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