Steins;Gate 感想
- 2014/01/04
- 20:57
Steins;Gate #01「始まりと終わりのプロローグ」 感想
秋葉原を拠点に活動している発明サークル、未来ガジェット研究所(通称:ラボ)の設立者、岡部倫太郎はサークルメンバーで幼なじみの椎名まゆりとともに、ラジ館で行われる中鉢博士の講演へと足を運んだ。講演の最中、中鉢博士が提唱するタイムマシン理論に異議を唱えた岡部は、ひとりの少女に連れ出される。...
脚本 :花田十輝
絵コンテ :浜崎博嗣
演出 :おざわかずひろ
作画監督 :中村和久
【用語1】 「エル・プサイ・コングルゥ」
携帯電話で何者かと話している岡部が、電話を切る際につぶやく合い言葉。だが、携帯電話には電源が入っておらず、誰かと話しているフリをしているに過ぎない。合い言葉の語源は不明だが、似たようなものに某巨大掲示板に投稿された“ラ・ヨダソウ・スティアーナ”がある。
【用語2】 機関
多感な年頃の青年は、常に見えない何かと戦っている。ここでいう“機関”とは、岡部が生み出した空想上の敵対勢力である。いわゆる「厨二病」設定。自らが意図しない出来事が発生したとき、岡部は往々にして“機関の妨害”によるものとしている。
【用語3】 メタルうーぱ
“うーぱ”はインターネットでの戦いを描いた大人気アニメ「雷ネット翔(らいねっとかける)」に登場するマスコットキャラクター。このメタルうーぱはカプセルトイとして売られているコレクションフィギュアのひとつで、かなりのレアグッズである。
【用語4】 アルパカマン
付属のマイクを使ってコミュニケーションが楽しめるゲーム『アルパカマン2』に登場する、キモカワなキャラクターのこと。10年前に発売された大ヒットゲームだが、岡部は500円の安価で購入している。懐かしの人面魚育成ゲーム『シー○ン』を彷彿させるキャラクターである。
【用語5】 鳳凰院凶真(ほうおういんきょうま)
岡部倫太郎の真実の名であり、言わばソウルネーム……などという大層なものではなく、岡部が自称している二つ名。彼の中では、「狂気のマッドサイエンティスト」という人物設定になっているらしい。
【用語6】 シュタインズ・ゲートの選択
岡部の脳内に存在する“大いなる意思による選択”を意味し、理解不能な出来事を目の当たりにしたときにつぶやくフレーズ。ドイツ語で石を意味する“Steins”と、英語で扉を意味する“Gate”が言葉の由来で、岡部自身は“運命石の扉”と呼んでいる。
【用語7】 未来ガジェット1号
“未来ガジェット”とは、未来ガジェット研究所のメンバーによって開発された発明品のこと。ほとんどは用途不明のトンデモ発明品で、1号から8号まで存在するらしい。1号機の“ビット粒子砲”はオモチャの銃の中にテレビのリモコンを仕込んだだけである。
【用語8】 大家
未来ガジェット研究所が間借りしている大檜山ビルの大家、天王寺裕吾のこと。ブラウン管テレビをこよなく愛し、1Fでブラウン管工房という専門店を営んでいる彼は、岡部からは“ミスター・ブラウン”と呼ばれている。
【用語9】 人質
まゆりが岡部といつも一緒にいる理由。“人質”とはあくまでまゆりが自称している立場であって、本来の意味とは違うものらしい。重度の厨二病患者である岡部に深入りにしないように忠告する天王寺に対して、「まゆしぃはオカリンの人質なのです」と返した。
【用語10】 電話レンジ(仮)
未来ガジェット8号機の呼称。正式名称ではなく、あくまで(仮)ということになっている。いわゆる電子レンジに携帯電話の機能を組み込んだもので、携帯電話をリモコン代わりにしてレンジの機能を遠隔操作することが可能である。
【用語11】 ゲルバナ
緑色のゲル状に溶けたバナナのこと。電話レンジ(仮)にバナナを入れて、特殊なタイマー入力を行うと出来上がる。本来、電話レンジ(仮)はケータイで#を押したあとに温めたい時間を入力すると作動するが、数字を入力したあとに#を押すと、ターンテーブルが通常とは逆回転した後、このような現象が起きてしまう。なぜ、このような機能が電話レンジ(仮)に備わったのかは、今のところ不明。ちなみに、ゲル状化したバナナはまゆりが食べようと買ってきたものである。
【用語12】 大学の講義
岡部とダルはともに東京電機大学の生徒であり、この日は単位取得のためにATF(アキハバラ・テクノ・フォーラム)で開催されるセミナーに向かっていた。
【用語13】 3通にわけて送られたメール
ダルに送った紅莉栖殺害事件を知らせるメール。数時間前に送ったはずのメールが、どういう理由か1週間前に届いていた。メールは6文字ずつ3通にわけて受信しており、文章は途中で途切れてしまっている。
スタッフ
監督 - 佐藤卓哉、浜崎博嗣
シリーズ構成 - 花田十輝
キャラクターデザイン・総作画監督 - 坂井久太
プロップデザイン - コレサワシゲユキ、中村和久
美術設定 - 金平和茂
美術監督 - 衛藤功二
色彩設計 - 佐藤美由紀
3Dディレクター - 相馬洋
撮影監督 - 中村圭介
編集 - 後藤正浩
音響監督 - 藤山房伸
音楽 - 阿保剛、村上純
プロデューサー - 五味健次郎、松永孝之、団野喜人、田中信作、金庭こず恵、土居由直
アニメーション制作 - WHITE FOX
製作 - 未来ガジェット研究所
主題歌
オープニングテーマ「Hacking to the Gate」
作詞・作曲 - 志倉千代丸 / 編曲 - 磯江俊道 / 歌 - いとうかなこ
エンディングテーマ「刻司ル十二ノ盟約」
作詞 - 志倉千代丸 / 作曲・編曲 - 林達志 / 歌 - ファンタズム(FES cv.榊原ゆい)
岡部倫太郎 :宮野真守
牧瀬紅莉栖 :今井麻美
椎名まゆり :花澤香菜
橋田至 :関智一
阿万音鈴羽 :田村ゆかり
フェイリス・ニャンニャン :桃井はるこ
漆原るか :小林ゆう
桐生萌郁 :後藤沙緒里
天王寺裕吾 :てらそままさき
天王寺綯 :山本彩乃
中鉢博士 :小形満
名前は知ってたけどゲームをやった事はなかったんだよね、シュタゲ。
前知識としてはCHAOS;HEADと同じ世界観で主人公が狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真を自称する厨二病。後はウィキペディアをさらっと読んだくらい。
なので1話を見た感想としてはちょっと置いてけぼりになる部分もあったかな。
Xboxの方は体験版もあるらしいから機会があればそっちもやってみた方がいいかもしれない。
それでも何とか大体の流れは掴めたけど。
けどこれって何クールなんだろう?
1クールだったカオヘはかなり駆け足な印象を受けたけど。
もしこれも1クールだったら心配だな。それにシリーズ構成が花田先生か……
伏線が多いらしいが、前知識のない自分がそれっぽいと思ったのは屋上にいた謎の人物や死体発見前の悲鳴がCV宮野だった事くらいかな。
まゆしぃの回想で墓が映ってたけど、ああいうのは前振りであって伏線とは違うだろうし。
声優は花澤さんと関さんはよく聞く声と違っていて凄いと思った。
音楽はOPもEDも格好良いね。
ニトロプラスといとうさんは切っても切れない関係だな。
シュタゲは5pb.の方がメインらしいけど。
EDのFESで榊原ゆいってカオヘの岸本あやせか?
タイトルもそれっぽい。地味な小ネタを……
あと、ジョン・タイターってシュタゲのオリジナルだと思ってたけど実在してたんだね。
実在って言い方も変だけど。
何にしても面白かったので2話にも期待。
Steins;Gate #02「時間跳躍のパラノイア」 感想
あらすじ
中鉢博士の講演が行われたラジ館で、何者かによって刺殺された牧瀬紅莉栖。しかし、ATFで行われたセミナーに参加した岡部が目にしたのは、何事もなかったように講義する紅莉栖の姿であった。殺されたはずの紅莉栖が生きている──理解を超えた出来事に混乱する岡部であったが、変異はそれだけではなかった。...
脚本 花田十輝
絵コンテ 佐藤卓哉
演出 池田重隆
作画監督 池上太郎
【用語1】 サイエンシー
最先端の科学技術や論文を掲載している権威ある科学誌で、世界中の科学者や科学マニアから愛読されている。牧瀬紅莉栖は若年ながら、論文がサイエンシー誌上に掲載されたほどの才媛。
【用語2】 柳林神社
秋葉原から万世橋を渡ってすぐの場所に位置する古式ゆかしい神社。まゆりと同じ学校に通う、漆原るかの実家であり、るかの父が神主を務めている。境内では巫女装束に身を包んで掃除に勤しむ“彼”の姿が見られる。
【用語3】 妖刀五月雨(ようとうさみだれ)
鳳凰院凶真から漆原るかへと授けられた妖刀。内なる邪悪な炎を払う“清心斬魔流”を極めるためのキーアイテム……というのが岡部の設定。その素性は秋葉原にある「武器屋本舗」にて980円で売られている、日本刀のレプリカである。
【用語4】 「だが男だ」
奥ゆかしく礼儀正しい、まさに大和撫子(やまとなでしこ)の鑑とも言える漆原るか。しかし、彼の性別はれっきとした男性──いわゆる“男の娘”である。男性とは思えぬ可愛らしい容姿ゆえに、岡部からは“ルカ子”というニックネームで呼ばれている。
【用語5】 おっはー
某テレビ番組をきっかけに、2000年代初頭に大流行したあいさつ言葉。ブラウン管工房のバイト面接にやってきた鈴羽が“流行語”と思い込んで岡部に使ったが、反応の鈍さに戸惑う結果に……。
【用語6】 @ちゃんねる
インターネット上に存在する巨大掲示板で、ジャンルごとにさまざまな“板”が存在。ユーザーが議論する場となるスレッドには有象無象の書き込みが渦巻いており、「嘘を嘘と見抜く力がないと使いこなすのは難しい」とされている。
【用語7】 ジョン・タイター
2000年にアメリカのインターネット掲示板に出現した、自称タイムトラベラー。今回は“日本人”として、2010年の@ちゃんねるに出現した。一時期大いに話題となり、関連書籍なども出ていたが、岡部とまわりにいる人物のあいだでは記憶の齟齬が生じている。なお、@ちゃんねるでは“栗悟飯とカメハメ波”というユーザーが、タイターに対して執拗に噛みついていた。
【用語8】 SERN(セルン)
スイスのジュネーヴに拠点を置く原子核共同研究機関で、世界最大の素粒子物理研究所を運営している。最先端の実験施設を有しており、ミニブラックホール生成実験に使われた全長27kmの粒子加速器“ラージハドロンコライダー(LHC)”はつとに有名。
【用語9】 ディストピア
楽園を意味する“ユートピア”と対局にある社会。徹底的な管理で人々の自由が奪われた社会。タイターが語る未来世界は、タイムマシン技術を独占したSERNによって管理された社会──ディストピアとなっている。タイターが過去へやってきた理由は、SERNの支配から自由を取り戻すためだという。
【用語10】 祖父のパラドックス
タイムトラベルにまつわるパラドックス(矛盾)のひとつで、“親殺しのパラドックス”とも呼ばれる。時間を遡って自分の祖父を殺したと仮定した場合、現在の自分の存在はどうなるのか……という問題である。自分が存在したまま祖父を殺すことが不可能なのか、それとも祖父を殺した瞬間に自分の存在ごと消滅してしまうのか、さまざまな可能性が考えられている。
【用語11】 世界線
世界は過去から未来へ流れる一本の線ではなく、少しずつ異なる無数の世界が“川”のように並行に流れている……という考え方。無数に存在する世界のことを、タイターは“世界線”と呼んでいる。掲示板でタイターは、ひとつの事件をきっかけに世界が分岐することを“世界線の移動”としていた。
【用語12】 IBN5100
1975年にIBN社から発売されたパーソナルコンピュータで、他のIBNシリーズにはない特殊なプログラムコードが使用されている。桐生萌郁はこのレトロPCを手に入れようと探し続けているが、もともと生産台数が少なかったこともあり、現在ではきわめて入手困難。しかし、秋葉原のどこかに完動品が残っているといううわさ話がある。
【用語13】 まゆしぃニャンニャン
蔵前橋通りから妻恋橋交差点を右折したところにあるメイド喫茶、メイクイーン+ニャン2。その店でメイドとしてアルバイトしているまゆりの呼び名のこと。なお、人気No.1メイドは独特のニャンニャン語を使いこなす小悪魔系メイド、フェイリス・ニャンニャンである。
【用語14】 禁断の秘奥義
ギアナ高地にて苦しい鍛錬と師匠の死を乗り越えたフェイリスが編み出した秘奥義……らしい。これはあくまでフェイリス自身が作った設定であり、彼女が岡部の妄想力と渡り合える重度の厨二病の持ち主であることを意味している。
相変わらず鳳凰院凶真さんが痛々しい。これで視聴をやめる人がいないかちょっと心配。
原作やってないからよく分からないけど、オカリンだけ別の世界線に移動したって事なのかな。
ゲルバナが房に戻ったシーンでゾクッときた。
今回で公式サイトのキャラクターは全員出揃ったのか。
男の娘にコスプレメイドにバイト戦士にCV後藤さん(弱)か。
個性豊かだなぁ。
だが、男だ。と後藤さんのメールでの変貌ぶりはインパクト強かった。
ってか何やってんの、疾風迅雷のナイトハルト。
そういえばガンダム00的にはオカリンが刹那で拓巳はアレルヤか。
Steins;Gate #03「並列過程のパラノイア」 感想
あらすじ
未来ガジェット研究所にて、「電話レンジ(仮)」の実験を行う岡部とダル。レンジ内にあったはずのバナナはゲル状と化し、レンジから離れた場所にある房に戻るという驚くべき結果となった。その実験を偶然目撃していた牧瀬紅莉栖に促されて再実験を行った岡部は、「電話レンジ(仮)」には過去にメールを送信する機能があり、擬似的な「タイムマシン」のようなものではないかと推測する。紅莉栖はタイムマシンの存在を認めようとせず、未来ガジェット研究所をあとにした。一方、「電話レンジ(仮)」のタイムマシン仮説を立証しようとする岡部は、ジョン・タイターが@ちゃんねるに書き込んだ「未来ではSERNがタイムマシンを管理している」という記述を思い出す。ダルにSERNをハッキングさせた岡部は、職員の電子メールのやりとりを発見し、SERNが公式に否定しているミニブラックホールの生成に成功している事を知る。タイムトラベルを実現するために、ブラックホールを使った理論が存在するのである。そして、一通のメールには次のように書かれていた。「HUMAN IS DEAD MISMATCH」と――。
【用語1】 HENTAI
岡部が紅莉栖に行ったセクハラ行為を指す言葉。紅莉栖は岡部を罵るためにこの言葉を用いたが、なかにはダルのようなあえて罵られたがる人種も存在する。また、「HENTAI」と「HENTAI紳士」では意味が大きく異なり、ダルは後者を自称している。
【用語2】 クリスティーナ
岡部が付けた紅莉栖の呼び名のひとつ。未来ガジェット研究所に訪れた紅莉栖を勝手に「助手」と決めつけたあげく、この呼び名を付けた。「クリスティーナ」と呼ばれることに抵抗していた紅莉栖だったが、あまりの岡部のしつこさに、否定はしつつも受け入れ始めているようである。
【用語3】 ラボメン
未来ガジェット研究所に所属するメンバー=ラボラトリーメンバーの略称。ラボメンにはそれぞれナンバーが与えられており、No.001~003は創設メンバーである岡部、まゆり、ダルの3人。のちに、未来ガジェット研究所を訪ねてきた紅莉栖が半ば強引な形でラボメンに認定され、No.004を与えられた。
【用語4】 ザ・ゾンビ
岡部が付けた紅莉栖の呼び名のひとつ。表記する場合は「蘇りし者」と書く。ラジ館で刺殺されたはずの紅莉栖が、なにごともなかったかのように行動していることから名付けられた。
【用語5】 タイムマシン
時空を航行して、過去や未来へと時間旅行(タイムトラベル)するための装置のこと。岡部たちが暮らす2010年の世界では、タイムトラベルのための11の理論が提唱されているが、実現は不可能とされている。岡部は自分たちが開発した「電話レンジ(仮)」が擬似的なタイムマシン機能を有していると推察しているが……?
【用語6】 シャイニングフィンガー
岡部が桐生萌郁につけた呼び名。ケータイメールを打つ彼女の運指があまりにも速いことが名前の由来であり、「閃光の指圧師」と表記される。なお、実際に指が輝いて見えるわけでもなく、ましてや「俺のこの手が光って唸る!」という技を指しているわけでもない。
【用語7】 さんぽ
秋葉原の中央通りから入った路地にある老舗の牛丼屋。岡部やダルの行きつけの店。店内ではケータイの使用が禁じられている。
【用語8】 LHC(ラージハドロンコライダー)
SERNが所有する全長27kmを誇る巨大な素粒子加速器。使い方によってはミニブラックホールの生成が可能……とされている。ジョン・タイターによると2034年、SERNはこの装置で作り出したミニブラックホールを応用して、タイムマシンの実用化に成功するとのこと。
【用語9】 おでん缶
秋葉原の片隅にある自動販売機で売られているおでん入りの缶詰。アキバっ子のソウルフードだったが、近頃ではアキバ名物としても知られている。おでんのハイシーズンは秋から冬にかけてだが、おでん缶は季節を問わずいつも熱々。
【用語10】 雷ネットソーセージ
人気アニメ番組「雷ネット翔」のソーセージ。オマケとしてボトルキャップが封入されており、その種類はなんと99種類もある。「雷ネット翔」の熱烈なファンであるまゆりは、雷ネットソーセージを買い続けている。
【用語11】 Human is Dead,mismatch
ダルがハッキングしたSERN職員の電子メールに書かれていた言葉。SERNがすでにミニブラックホールの生成に成功しており、それに関連した目的不明の実験が繰り返されていることを示す内容が記されていた。「Human is Dead,mismatch」の文字はその実験結果とおぼしきメールに記されていたが、これが何を意味するかは今のところ不明である。
ゲームはやってないから細かい部分は分からないけど、大まかな流れは分かる、かな。
アニメ化にあたってゲーム版から省いたんだろうな、と思える場面もあるけど今のところは問題なし。
掲示板の書き込みとかはもっとじっくり読みたかったけど、アニメという媒体じゃ厳しいか。尺の都合もあるだろうし。
今回の話で重要そうなのは、
・クリスティーナがラボメンに。
・電話レンジ(仮)はタイムマシン?
・鳳凰院凶真はクソコテ。
・萌郁が探していたIBN5100はジョン・タイターも探している。
・ダル君マジスーパーハカー。
・SERNはミニブラックホールの生成に成功。だが、実験で人間が死亡。
辺りかな。
つーかネットでジョン・タイターの正体のネタバレ見ちゃった……
まあ、知らなくても気付きそうだからショックは軽いけど……
完全にネット断ちするかゲームを買うべきだった。
ああ、あとオカリンはまゆしぃに優しくて和んだ。ただ、今後の展開を考えると……
次回
#04 「空理彷徨のランデヴー」
フェイリスも出てきて軽そうなノリだが果たして……
Steins;Gate #04「空理彷徨のランデブー」 感想
あらすじ
ハッキングしたSERN職員の電子メールに書かれていた「Human is Dead,mismatch 」の文字は、岡部とダルに戦慄を与えた。彼らはさらなるハッキングを行おうと試みるが、謎のプログラムコードに阻まれてしまう。岡部は鈴羽やジョン・タイターとのやりとりで知ったパーソナルコンピューター、“IBN5100”の存在を思い出す。そのレトロPCは、BASICが登場する以前のコードで記されたプログラムを解析できるマシンであった。SERNのコードをハッキングする鍵はIBN5100にあると推測し、その所在を探していた岡部の元に、意外な人物から情報がもたらされる。情報提供者であるフェイリスによると、彼女の父親がIBN5100を所有していたことがあり、現在は秋葉原の柳林神社に奉納しているという。柳林神社に向かった岡部は、そこであっけなくIBN5100と対面することに。神主のるかの父によると、IBN5100を奉納した人物――おそらくはフェイリスの父――は、「いつかこのパソコンを必要とする若者が現れるから、大事にとっておくように」との言葉を残していた。まさしく運命の巡り合わせ──シュタインズ・ゲートの選択に岡部は興奮しながら、居合わせた紅莉栖とともにIBN5100をラボへと運ぶのであった。
【用語1】 フェリスちゃん
まゆりの、フェイリスに対する呼び方。ダルが着ていたTシャツにプリントされたフェイリスの顔は横に伸びきっていた。
【用語2】 雷ネット翔
ロコロココミックで掲載されている大人気連載マンガで、TVアニメも放映中。まゆりはヒロインの「キラリちゃん」のファンで、キラリちゃんのコスプレ衣装を制作している。なお、ボードゲームの『雷ネット・アクセスバトラーズ』も人気で、フェイリスはこのゲームで部類の強さを誇る。
【用語3】 天王寺綯
ブラウン管工房の天王寺裕吾の愛娘。口数が少なく人見知りする性格で、岡部やダルを苦手にしている。裕吾はその厳ついルックスとは裏腹に彼女を溺愛している。
【用語4】 一人前の戦士
裕吾が鈴羽のことをガキと呼んだ際に、彼女が言った言葉。なぜこのような言い回しをしたのかは不明。なお、岡部は彼女のことを「バイト戦士」と呼んでいる。
【用語5】 星屑との握手(スターダスト・シェイクハンド)
岡部が名付けたまゆりのクセ。空に向かって手を伸ばす仕草が、そう見えるのが由来。他界した祖母とよく星空を眺めていたためか、昼夜にかかわらず、唐突に空に向かって手を伸ばす仕草をする。
【用語6】 フェイリス杯
メイクイーン+ニャン2で定期的に開催される、「雷ネット・アクセスバトラーズ」のゲーム大会。挑戦者である客がフェイリスに挑み、勝利するとフェイリス特製のニャン2オムライスが振舞われる。しかし、このオムライスの味を知るものは誰一人としていない。
【用語7】 Gバック(GBACK)
IBN5100の情報を手に入れるため、フェイリスにカードバトルを挑んだ岡部の作戦。大仰な作戦名が付けられているが、要するに敵陣に突っ込んでいくだけの自爆作戦である。
【用語8】 知らぬが仏
お互いに初対面である、紅莉栖とるかの会話を聞いた岡部が口にした言葉。清楚で可憐なるかを見て、紅莉栖は女性だと思い込んでいる。……だが男だ。
前回ラストが不穏な空気だったものの、今回は平穏と言っていい回だったのかな。
初見の俺はこれがいつ崩れるか戦々恐々としながら見てる。
「これは、まゆりの癖だ。俺は勝手に、星屑との握手(スターダスト・シェイクハンド)と呼んでいる」
格好良い宮野声で言われると吹く。
助手が感情的になった時に道化を演じて話を逸らすオカリンは良い奴だなぁ。
ちょくちょくこういう描写が挟まれてるから厨二病でも好感が持てる。
ルカ子の親父、常識人っぽい外見なのにね……
やっぱり今回の話はちょっと地味だったかな。起伏がないというか。
多分ゲームなら気にならないんだろうけど、アニメで区切られて一週間待たされるとだれるかな。
次回
#05 「電荷衝突のランデヴー」
Steins;Gate #05「電荷衝突のランデヴー」 感想
あらすじ
SERNのハッキングに必要なIBN5100をラボまで運んできた岡部と紅莉栖は、ブラウン管工房の片付けをする鈴羽と出会う。紅莉栖とは初対面のはずの鈴羽であったが、なぜか紅莉栖に対して激しい敵対心を見せる。その理由を訪ねる岡部に、彼女は「牧瀬紅莉栖には気をつけて」と忠告するのであった。IBN5100を修理した岡部、ダル、紅莉栖の3人は謎のプログラムコードを解析し、SERNへのハッキングを再開する。そして、手に入れた資料から恐るべき事実が明らかになる。ゼリーマンズレポートと呼ばれるその資料には、SERNが40年以上前からタイムトラベル実験に着手しており、人体実験をも行っていたことが記されていた。凄惨な実験結果にショックを受ける一同。しかし、岡部はSERNに先行して完璧なタイムマシンを作り上げる事を紅莉栖に宣言するのであった。
【用語1】 胸が熱くなるな
過剰に感動した様子を表すネットスラング。新時代の幕開けを予感させる、某バーチャルアイドルが爆発的な人気を得た際に、ファンがネット掲示板に書き込んだレスが語源。「胸熱」と略されることが多い。
【用語2】 そこにシビれる……
自分にはとてもできないことを平然とやってのけた者に対し、賞賛を送る際に使われるネットスラング。某冒険マンガが元ネタで、このあとに「あこがれるゥ!」と続くのがお約束である。
【用語3】 花火
夏の風物詩。日本人にはなじみ深いものだが、鈴羽は今までに一度も見たことがないといい、はじめて鑑賞する花火にいたく感動していた。
【用語4】 白衣
いわゆる白衣だが、岡部は“研究機関におけるユニフォーム”として常時身にまとっている。科学者である紅莉栖が白衣に袖を通すや、岡部は大興奮。無理矢理「知性と恍惚のポーズ!」に彼女を付き合わせた。
【用語5】 ウィルスカード
岡部と紅莉栖が対戦している『雷ネット・アクセスバトラーズ』のカードの一枚。互いにリンクカードとウィルスカードを4枚ずつ伏せて配置し、前者は相手陣地への侵入を、後者は相手に取らせることを目的に動かしていく。
【用語6】 ドクトルペッパー
独特なフレーバーが魅力の炭酸飲料。略称は「ドクペ」。岡部はこのドクペを“知的飲料”としてこよなく愛しており、愛好者の事を「ドクトルペッパリアン」とも呼んでいる。ちなみに、秋葉原にある某ショップでは期間限定でドクペ専用の自動販売機が設置され、特別定価で販売されている。
【用語7】 Zプログラム
1973年から始まったSERNの極秘プロジェクト。高エネルギーの素粒子衝突を用いた時空転移――すなわちタイムトラベルを行うことが目的である。実験方法は4段階のプログラムで構成されている。
【用語8】 リフター
SERNがタイムトラベルを実現するために使っている装置。アルミに高電圧をかけると起きる、物体の浮遊現象を利用している。この力は「反重力」とも呼ばれ、原理は未だ解明されていない。
【用語9】 ゼリーマンズレポート
Zプログラムの第4段階にあたる、人体実験の結果を記したレポート。変死体は時空を超えて様々な場所で発見されており、タイムトラベルは限定的に成功したといえる。
【用語10】 レーギャルンの筐
岡部によって名付けられた、ゼリーマンズレポート解析作戦の名称。本来の意味は北欧神話に登場する、伝説の武器レーヴァテインが保管された場所のことで、9つの鍵がかかっているとされる。
【用語11】 特異点
ブラックホール内に存在する、あらゆる物理法則が適用できない点のこと。SERNでは被験者を超重力間で無限圧縮し、特異点を通過させることでタイムトラベルを実現させようとしていた。
シリアスな場面の筈なのにバイト戦士の構え方で笑ってしまった。
助手が@ちゃんねらーである事を隠せなくなってるな。
まゆしぃ×助手の百合展開。
あると思います。
白衣の時やドクトルペッパーの時のオカリンのテンションが最高すぎる。
ってか本当に雷ネット流行ってるんだな。
男の人に怖い顔で迫られて恐怖を感じてその後ほっとして涙が出た助手が可愛い。
助手を危険から遠ざけようとするオカリンかっけー。
終盤の実験結果の畳み掛けが凄いな。
確実にヤバいフラグが立ってるね。
レーギャルンの筐ってのは北欧神話の「フョルスヴィーズルの言葉」に出てくる単語で、中にレーヴァテインが入ってるらしい。
実に中二っぽいネーミングだ、鳳凰院凶真。
次回
#06 「蝶翼のダイバージェンス」
久々に桐生萌郁登場。
Steins;Gate #06「蝶翼のダイバージェンス」 感想
あらすじ
SERNへのハッキングに成功した岡部は、未来ガジェット研究所にラボメンを集め、円卓会議を開催する。そこで、自分たちが偶然発見した“過去へ送れるメール”を「Dメール」と命名する。特定の時間帯にメールを送信することで「電話レンジ(仮)」が放電現象を起こし、Dメールが送られると仮定した岡部は、検証すべく実験を再開。結果、「電話レンジ(仮)」の中に入れたバナナはゲルバナとなり、紅莉栖が送った岡部宛のメールは5日前の日付で届いた。世紀の大発見に浮かれる岡部であったが、危険な人体実験をもいとわないSERNの秘密を知り、さらには無関係のまゆりを巻き込んだことに一抹の不安を覚える。翌日、IBN5100を見学しようとラボに訪れた萌郁に、偶然にもDメールの存在を知られてしまった岡部は、秘密の保持のために、急遽彼女をラボメンナンバー005に認定することになる。
【用語1】 円卓会議
ラボメンによるミーティングのこと。アーサー王に仕える12人の騎士が円形の机を囲むように座り、彼に忠誠を誓ったという伝承が由来となっている。しかし、ラボに円卓は存在しない。そのことを指摘された岡部は「円卓はラボメンの心の中にある」と宣言する。
【用語2】 時を越えた郷愁への旅路(ノスタルジアドライブ)
岡部が考案した“過去へ送れるメール”の呼称案。彼の厨二病センスが炸裂したネーミングだが、ラボメンによる多数決で即座に却下されている。結局、まゆりが考案した「デロリアンメール」を紅莉栖が省略した「Dメール」に決定した。
【用語3】 時をかけるメール
ダルが考察した“過去へ送れるメール”の呼称案。略して「時かけ」。しかし、岡部に「メールか、少女か、バナナか、何が時をかけるのか分からない」という理由で却下された。
【用語4】 Dメール
「電話レンジ(仮)」を媒介にした“過去へ送れるメール”のこと。タイマーを1秒につき1時間ほど過去にメールを送信できる。送られたメールは、全角6文字か半角12文字のメールが最大3通に分けて送られ、それ以降の文字データは消失してしまう。
【用語5】 過去を司る女神作戦(オペレーション・ウルド)
Dメールの送信に成功したときの状況を再現するために行われた実験のこと。ウルドとは、北欧神話に登場する三姉妹の女神のひとり、「過去」を司る女神と言われる。もちろん、実験の命名者は岡部。
【用語6】 カー・ブラックホール
リング状の特異点を持つ、自転しているブラックホール。Dメールが過去に届くのは、「電話レンジ(仮)」で生成された極小のカー・ブラックホールに電子が注入され、ごく微量のデータのみが通過できるリング特異点ができたためと考えられる。
【用語7】 事象の地平線(イベント・ホライゾン)
ブラックホールの中心にある特異点を取り囲む、輪のような境界面のこと。境界面の内部では超重力が働き、光と等速以下の物質は外に向かって運動できない。境界面の内部で起きる事象は外部から観測できないため、こう呼ばれるようになった。
【用語8】 頼れる右腕(マイフェイバリットライトアーム)
岡部が萌郁に対し、ダルを紹介するときに使ったフレーズ。「頼りになる相棒」という意味なのだが、英語でいうことで仰々しさが増している。
【用語9】 スーパーハカー
居もしないスーパーハッカーを茶化すネットスラング。ネットの煽り合いに負けたユーザーが、知り合いのスーパーハッカーによる報復をちらつかせるように捨てゼリフを吐いたことが由来。真のスーパーハッカーを自負するダルは、こう呼ばれることをとても嫌がる。
サンボで牛丼食べるバイト戦士が可愛かった。
けど生卵割れないのか……
円卓会議の馬鹿馬鹿しさが良かった。
時を越えた郷愁への旅路(ノスタルジアドライブ)や過去を司る女神作戦(オペレーション・ウルド)とかよく考えつくな、鳳凰院凶真!
デロリアンってバック・トゥ・ザ・フューチャーのタイムマシンか。
まゆしぃに「実験が上手くいって良かったね」と言われて凄い嬉しそうなオカリンで笑ってしまった。
けどその後の展開が意味不明だった。
カー・ブラックホールとか事象の地平線(イベント・ホライゾン)は公式のGLOSSARYを見たら用語の意味は分かったけど、何であの場面に挿入されたかは分からない。
原作未プレイだと辛いな。
でも後藤さん……じゃなくて萌郁に柳林神社やタイムマシンの事を知られたのは何だかすげーヤバいフラグだってのは何となく分かった。
FBでファミ通文庫を連想した視聴者が俺以外に何人いただろうか?
次回
#07 「断層のダイバージェンス」
Steins;Gate #07「断層のダイバージェンス」 感想
あらすじ
岡部はセカンドエディションバージョン1.03に改造した「電話レンジ(仮)」を使い、Dメールで過去を改変する実験を思いつく。紅莉栖はタイムパラドックスを危惧するが、討議の結果、ロト6の3等当選番号を記したメールを、1週間前の岡部自身に送ることに。そして、メールを送信した瞬間、岡部は世界が歪むような奇妙な感覚に襲われる。周囲との微妙な齟齬にとまどう岡部の元に、1週間前に岡部から当選番号を教えられたというるかが現れ、ロト6を購入したものの番号を間違えはずれてしまったという。そして、先程までなかったはずのドクトルペッパーがなぜかラボの机の上にあった。そう──驚くべきことに、Dメールを送った瞬間、過去が書き換わり、世界は改変されたのだ。その場に居合わせたにも関わらず、ラボメンたちは誰も実験のことを覚えておらず、改変前の記憶を持つ者は岡部ひとりであった。この不可思議な現象をジョン・タイターに訪ねた岡部は、自分が世界線を移動しても記憶を保持できる希有な存在ではないかと指摘される。さらに、タイターは岡部にこういうのだった。「ダイバージェンス1%の向こう側に世界を導き、世界の救世主になってほしい」と。
【用語1】 電話レンジ セカンドエディションバージョン1.03
ダルの追加プログラムにより、機能が向上した「電話レンジ(仮)」のこと。命名はダルの趣味。取り付けた携帯電話から、好きな番号にDメールを転送できるように仕様変更されている。なお、岡部が扉を外してしまったため、レンジ本来の温め機能は使えなくなっている。
【用語2】 セレブセブンティーン
過去改変の実験のためにDメールで宝くじを当てることを提案した岡部に「目的はお金」と指摘した紅莉栖。その紅莉栖に対して彼がつけたあだ名。略して「セレセブ」。岡部いわく、「紅莉栖が親の金でホテル住まいをしている」ことが由来だが、紅莉栖の実際の年齢は17歳ではなく、18歳である。岡部は語感の良さに任せて勢いでこう呼んでいるようだ。
【用語3】 スイーツ(笑)
お菓子や果物などの甘味を「スイーツ」と表現するように、“メディアが発信した流行の情報を考え無しに享受する女性”を皮肉ったネットスラング。こちらの言うことをまったく聞かずにIBN5100を欲しがる萌郁に辟易し、思わずダルが「これはもしやスイーツ(笑)」とこぼした。
【用語4】 うーぱクッション
爆発的人気を受けている『雷ネット翔』のマスコットキャラクター、うーぱグッズのひとつ。うーぱクッションは、うーぱの大ファンであるまゆりの趣味でラボに置かれている。疲れたときや元気のないときにムギュ~とするのがまゆりオススメの使用法である。
【用語5】 ツンデレ
“普段はツンツンしているが二人きりになるとデレデレ状態になる”といった意味で使われる萌え用語。類型化された萌え属性、あるいは設定のひとつであり、おもに二次元女性に対して使われる。紅莉栖はツンデレと言われて即座に否定。ツンデレの意味を知っていることから、実はオタク文化に明るいのではないかと岡部とダルに疑われた。
やっぱ1話のあれも世界線を移動してたのか。
オカリンの頭が空っぽ程度のメールでは変化なしでも宝くじや人の生き死にに関わる内容ならバタフライエフェクトも大きいだろうから世界線が移動するのかな。
ドクトルペッパーが出現したのは良い演出だったな。
1等の2億にビビって3等の70万にするオカリン。
世界線を移動した後の描写といい、小心者というか、狂気のマッドサイエンティストや鳳凰院凶真を自称する割には普通の感性の持ち主だな。
まゆしぃとオカリンの通話が良い。
ダルやルカ子もオカリンを心配しているのが分かって和む。
今更ながら、窓開けっ放しって相当ヤバかったんじゃね?
鈴羽のいた未来では洗脳するのにチップを埋め込むのか。
あと、萌郁はスイーツ(笑)でダルは変態という名の紳士、助手はツンデレっと。
次回
#08 「夢幻のホメオスタシス」
何だこのBGM。
Steins;Gate #08「夢幻のホメオスタシス」 感想
あらすじ
ジョン・タイターから「救世主になってほしい」とのメールを受け取った岡部は、ダルと紅莉栖に、過去を司る女神作戦(オペレーション・ウルド)の再開を告げる。そして、岡部は自分だけに世界線変動前の記憶を保持する特殊な能力「リーディング・シュタイナー」があることを示唆する。その能力を立証するために、Dメールの実験を重ねる岡部たちは、4日前の萌郁に“ケータイの機種変更をするな”というDメールを送る。その結果、世界線は変動し、萌郁の行動が変わり、彼女がラボに来なかったという過去に改変されてしまった。そして、Dメールの話を立ち聞きしたるかから“女の子になりたい”と打ち明けられる。岡部らは、るかの母親のポケベルに、「野菜をたくさん食べると女の子が生まれる」という俗説に従って、野菜を食べることを勧めるメッセージをDメールで送った。その直後──岡部を再び奇妙な感覚が襲う。リーディング・シュタイナーが発動したが、るかの外見には一見なんの変化も観られなかった。確かに世界線は変動したはずなのだが…
【用語1】 リーディング・シュタイナー
岡部が持っている、世界線が変動したことを体感する能力。Dメールを送った際、強烈なめまいを感じる。多くの人間は世界線が変化すると記憶が再構築され、前の世界線の記憶を失うが、岡部はこの能力によって世界線が変わっても記憶を維持している。ただし、移動後の世界線において、再構築された記憶を持てないという弊害もある。
【用語2】 キラリちゃん
TVアニメ『雷ネット翔』に登場するヒロインの女の子。コスプレ衣装作りが趣味のまゆりは、コミマに向けてキラリちゃんのコスチュームを制作しており、これまでコスプレの誘いを断り続けてきたるかに強引に着用させた。
【用語3】 かわいいは正義
キラリちゃんのコスチュームを着用して恥ずかしがっている、るかに対してまゆりが言った言葉。元ネタは、某人気アニメのキャッチコピー。
【用語4】 ローアングラー
秋葉原の歩行者天国やイベント会場において、ミニスカートのコスプレイヤーやコンパニオンを極度に低い位置から仰角に撮影するカメラ小僧に対する蔑称。るかのコスプレ姿を見たダルはHENTAI紳士の本領を発揮し、「ローアングラー化したくなる」と本音を漏らした。
【用語5】 毒電波
精神的な異常を誘発する思念や言霊、もしくはそれらに類するもの。現実に存在するかどうかは不明だが、おかしな行動を取ったときの言い訳に使われることも少なくない。もともとはサブカルチャーの世界で使われていた言葉だったが、アドベンチャーゲームなどをきっかけにオタク用語として広まっていった。妄想を揶揄する言葉として使われる。
【用語6】 ポケベル
正式名称はポケットベル。端末を携帯している相手にメッセージを送信できる無線呼出しシステム。1980年後半から広く使われたが、携帯電話の普及により、2007年にサービスを終了した。初期のメッセージ機能は数字しか送れなかったため、2桁の数字を文字に置き換えて会話をする方法が発展した。濁点や半濁点も1文字と換算されるため、たとえば「べ」であれば4バイトの数字が必要となる。
【用語7】 やさいたべるとげんきなこをうめる
女性として生まれることを願い、るかが母親に送ろうとしたDメールの文面。肉を食べると男の子が、野菜を食べると女の子が生まれやすいという話だが、科学的根拠のない迷信である。文字数をオーバーしていたため、岡部が「やさいくうとげんきなこをうめる」に変更して送信した。
魔眼リーディング・シュタイナー
またしてもドイツ語と英語の造語。
ドイツ語が混じってるだけで何だかそれっぽく感じちゃうよね。
失敗も含めて自分の人生だというクリスティーナは格好良いなぁ。
オカリンのジョン・タイターが正しいか信じられないという発言に対してバイト戦士は「えー! どの辺がー!?」
やっぱお前がタイターだろ。
Dメールを送った事でラボからいなくなる萌郁。
4日前ってアニメでいうと何話になるんだっけ?
ルカ子にコスを着せるまゆしぃ。
百合っぽいけど実態は逆レイプだったり。可愛いは正義。
この辺り画伯がノリノリだな。
ようやくルカ子が男だと知る助手。
ああ、自分が貧乳だからルカ子の体型でも疑問に思わなかったんだね……
「毒電波はあんた達だけで十分」
「ああ、いいよぉ……もっと罵ってくれて、OKだよぉ……」
ダルのHENTAI紳士っぷりに磨きがかかってるな。
何で助手がポケベルの説明し始めたか疑問だったが、そうか。ポケベルを知らない世代も多いのか……
世界線変動後のまゆしぃの呼び方がルカ「ちゃん」
性別変わったのか……すげー野菜すげー。
でも性別が変わったのによくラボに出入りするようになったな。バタフライエフェクト涙目。
今回の話で気になったのは萌郁が送ったDメールの内容が本当に携帯の機種変更だったのかどうか。
「閃光の指圧師(シャイニング・フィンガー)」を異名を持つ彼女なら気付かれないように文面を変更する事も出来たと思うが……
やたらIBN 5100を欲しがって執拗にオカリンにメールしてたのが世界線変動後は碌にメールしてないし。
次回
#09 「幻相のホメオスタシス」
Steins;Gate #09「幻相のホメオスタシス」 感想
あらすじ
フェイリスに「過去にメールを送る」話を聞かれてしまった岡部とダル。その後、岡部は円卓会議にて「電話レンジ(仮)」を使った物理的タイムトラベルの可能性に言及するが、紅莉栖に否定される。その後、SERNへのハッキング状況をダルに確認した岡部は、ラボからIBN5100がなくなっていることに気付く。これまでに送ったDメールによって過去が少しずつ改変され、IBN5100を手に入れていないという歴史が紡がれてしまったのだ。岡部は再びIBN5100を入手しようとするが、奉納されていたはずの柳林神社にそのレトロPCはもうなかった。IBN5100の持ち主を知るフェイリスに話を聞こうと、彼女の自宅に向かった岡部たち。フェイリスはその情報と引き替えに、10年前に1通のDメールを送らせてほしいと交換条件を出してきた。やむを得ず承諾した岡部がDメールを送らせると、リーディング・シュタイナーが発動。目の前には、さっきまでいなかったはずのフェイリスの父がいた。そして、フェイリスの家を出た岡部たちを待っていた光景は──萌え系の店がまったく見あたらない電気街・秋葉原の姿であった。
【用語1】 コスプレ
「コスチュームプレイ」の略語で、制服やアニメ・ゲームなどの創作物に登場するキャラクターの衣装を着て扮装すること。まゆりはコスプレ衣装作りが趣味だが、自分自身でコスプレをすることはない。彼女がめずらしく高校の制服姿でラボに立ち寄った際、ダルにコスプレと間違われた。
【用語2】 物理的タイムトラベル
人間や物といった質量のある物体を、過去や未来に転送すること。現時点で「電話レンジ(仮)」で送れるのは36バイト+αのデータのみで、Dメール送信の成功条件も判明していないため、物理的タイムトラベルにはほど遠いレベルといえる。SERNもLHCを使って同様の実験を試みているが、被験者はすべてゼリーマン化しているため、成功と呼べる段階には至っていない。
【用語3】 ゲルオカリン
紅莉栖がいうところのゲル化した岡部のこと。物理的タイムトラベルの実験で「電話レンジ(仮)」に岡部が入ったとした場合、彼の質量では生成された極小カー・ブラックホールのリング特異点を通過できず、バナナのようにゲル化してしまうと考えられる。
【用語4】 ねらー
巨大ネット掲示板である、@ちゃんねる愛好家のこと。岡部の厨二病発言に対して、@ちゃんねる上で使用される「駄目だこいつ…、早く何とかしないと」という某コミックのセリフで揶揄した紅莉栖。そのため、岡部にねらーであると疑われる。紅莉栖はしきりに否定を続けるが、それがかえって岡部たちにより確信を抱かせる事になった。
【用語5】 バタフライ効果(バタフライ・エフェクト)
ささいな事象がほかの事象に連鎖的に影響を及ぼし続け、予測不可能なことが起きる現象。「北京で蝶が羽ばたくとニューヨークで嵐が起こる」といった例えがよく使われる。岡部たちが送ったDメールによって引き起こされたバタフライ効果によって、萌郁とほかのラボメンとの関係、IBN5100の所在、秋葉原の街の様子が以前の歴史とは違っている。
【用語6】 人がゴミのようだ
某アニメ映画に登場する黒幕の名セリフ。秋葉原エリアでも有数の高層マンションに住むフェイリスの部屋に招かれた岡部は、最上階の部屋から眼下に広がる街を見下ろしながら、得意げにそのセリフを口にして自己満足に浸っていた。
【用語7】 秋葉 留未穂(あきは るみほ)
フェイリスの本名。フェイリスの家は秋葉原の大地主で、かつては電気街だったこの街に萌え文化が取り入れられたのは彼女の影響によるもの。しかし、フェイリス自身が送ったDメールによって、秋葉原はかつての電気街のまま歴史を刻むことになった。
【用語8】 中野
秋葉原に次ぐオタクのメッカとして知られる街で、特に女性向けのショップが多い。フェイリスのDメールの影響で秋葉原からオタクショップが消えたため、まゆりは『哀ソード』の同人誌を買うために中野で寄り道してから帰宅するといっていた。
「過去にメールを送れるマシンを作ったお。主に僕が」
ラボの情報漏洩が酷過ぎる。
ゲーム版OPのオカリンは言ってたね。
迂闊なことをするなと。軽率なことをするなと。って。
屋上で誰かと通話し、泣きながら去る助手。
前にコインランドリーでも感情を荒げる場面があったけど、それ関係かな。
「これだけは言っておく。お前は大切な仲間だ。相談にはいつでも乗る」
格好良いな、この厨二病。
「駄目だこいつ・・・ 早くなんとかしないと・・・」
多分そうだと思っていたが、やはり助手はネラーだったのか……
しかしこの台詞をオカリン(CV宮野真守=夜神月)の前で言うなんてな
IBN5100消滅。
怪しいのは萌郁かと思ったけど知らないっぽいしなぁ。
バタフライ・エフェクト。
タイムトラベル物ではよく題材にされる理屈だな。
オカリンが知らなかったのは意外だったけど、この辺りは視聴者への説明の為かな。
IBN5100の事を聞くためにフェイリスの自宅に行くオカリン達。
「見ろ! 人がゴミのようだ!」
高い建物から下を見たら取り敢えず言わないとね。
フェイリスの本名は秋葉留未穂(あきは るみほ)で秋葉原の大地主の娘。
IBN5100の情報と引き換えにDメールを送るが……
「メールを送るたびに、何かが少しずつ変わっていく。俺の知らないところでも、何かが変わっているのかもしれない。もしかしたら、俺達はもう取り返しのつかない事を……」
やべえ。
十年前に送ったDメールのせいで秋葉原がオタクの街じゃなくて電気街のまま?
フェイリスが萌え文化をアキバに取り入れたって言ってたしな。
メールの内容は現在の情報から推測すると父親関係か?
危険なのはオカリンに改変後の記憶がない事だよな。
今回みたいな大規模な変化があっても気付きにくい。
ってか助手やバイト戦士とはこの世界線でも知り合いなのかな? 急いで確認した方がいいよな。
こういうのがまゆしぃがフェイリスに言っていた「オカリンが遠くに行っちゃう感じがするのです」なのかなぁ。
あ、そういえばルカ子がセーラー服着てたね。
やっぱり女の子の世界線なのかな。
次回
#10 「相生のホメオスタシス」
Steins;Gate #10「相生のホメオスタシス」 感想
まさに孤独の観測者状態。
あらすじ
フェイリスが送ったDメールによって、秋葉原の街から「萌え」が消え去ってしまった。しかし、メイクイーン+ニャン2がなくなっていても、岡部たちはフェイリスと知り合っており、彼らの人間関係に大きな変化はなかった。だが、Dメールによってるかの性別が女性に変わっており、その事実を知らなかった岡部はるかを傷つけてしまう。鈴羽に誘われてサイクリングに出かけた岡部は、彼女が父親捜しのために秋葉原にやってきたこと、明日父親に会えるかもしれないという話を聞かされる。いずれにせよこの街を離れるという鈴羽のために、岡部はお別れ会を開こうとラボメンたちに提案するが──そのとき岡部の携帯電話に「お前を見ているぞ」と書かれた差出人不明のメールが届いた。真っ赤なゼリーが写された添付画像に不安を覚えながらも、お別れ会の準備を整える。だが、鈴羽がラボに姿を現すことはなかった。鈴羽からメールが届き、突然の別れにショックを受ける岡部。彼は半日前の自分に鈴羽を尾行するようにDメールを送る。その結果鈴羽はもう少しだけこの街で父親捜しを続けることになった。
【用語1】 ブラチュー
「☆」の力で変身する魔法少女、星来オルジェル(せいらおるじぇる)の活躍を描いた、人気アニメ『ブラッドチューン The ANIMATION』の略称。登場人物のひとりであるセドナは星来と因縁のある賞金稼ぎで、コスプレイヤーの間でも人気を集めている。
【用語2】 蒙古斑
アジア系の人種の幼児の臀部によく見られる、青みがかったあざのような母斑のこと。大人になるにつれて消えていくとされるが、いつ消えるかは個人差がある。ラボの男性メンバーと海水浴へ行くことを嫌がる紅莉栖を、「蒙古斑を見られたくないからだろう?」と岡部は冷やかした。
【用語3】 正真正銘の男
るか本来の性別。るかの母親宛てに「やさいくうとげんきなこをうめる」とDメールを送ったことで、るかは女性として生まれたが、見た目はほとんど変わらなかったため、岡部はDメールの効果はなかったものと思い込んでいた。結果的に、数々のデリカシーのない発言とHENTAI行為でるかを傷つけた岡部は、紅莉栖らに正座させられたうえ小一時間説教された。
【用語4】 エルドフリームニル
秋葉原を去るという鈴羽のために岡部が立案した作戦。北欧神話に登場する「魔法の大釜」に由来する。これを使って、セーフリームニルというイノシシの肉を料理するが、その肉は毎日料理しても夕方にはまた元に戻ると言われている。肝心の作戦内容は、いわゆるお別れ会である。鈴羽が父親に会えればお祝いの会、会えなければ残念会の後、Dメールの実験を行う、というものであった。
【用語5】 オフ会
「オフラインミーティング」の略称。インターネット上で知り合ったオンラインの知人同士が、実際に会って交流を深めること。ダルはこの日タイムマシンオフ会に参加するつもりだったが、岡部が「エルドフリームニル」に参加させるべく、フェイリスをダシにしたうそのメールを送り、ラボに呼び戻した。
【用語6】 アップルパイ
リンゴをパイに包んで焼いたアメリカの伝統的な焼き菓子。「エルドフリームニル」のために紅莉栖が料理していた、その作り方はデタラメで鍋からは強烈な異臭が立ち上っていた。また、付け合わせにゆで卵とシイタケを使ったサラダを用意するつもりだったようだ。
【用語7】 モアッド・スネーク
岡部たちがラボで開発した未来ガジェットの4号機。クレイモア地雷の形をした瞬間加湿器で、大量の蒸気を噴出する機能がある。飯ごうと間違えたるかが作動させ、部屋中に水蒸気が充満してしまった。ちなみに、大ヒットしたステルスゲーム『メタルモア・ソリッド・ライジング』に登場するアイテムが元ネタとなっている。
【用語8】 またつまらぬものをつなげてしまったby五右衛門
未来ガジェット5号機。ドライヤーと掃除機を合体させ、掃除機の排気をドライヤーの温風として利用する。消費電力が非常に大きいため、うかつに作動させるとブレーカーが落ちてしまうのが欠点。怪盗たちが活躍する国民的アニメ『ルパンツ三世』の登場キャラクターのセリフが名前の由来になっている。
【用語9】 バレル・タイター
行方不明となっている鈴羽の父親が名乗っている名前で、ハンドルネームもしくは偽名であると思われる。鈴羽もそれ以上のことは知らず、@ちゃんねるに出没するジョン・タイターとの関連性も現時点では不明である。
秋葉原が電気街になっても人間関係が変わらないってのはオカリンのリーディングシュタイナーと関係あったりするんだろうか。
普通なら幼馴染のまゆしぃはともかくフェイリスとは他人になってそうだよね。
「ブラチューのセドナコス!」
CHAOS;HEADのブラッドチューンか。星来は拓巳しゃんの嫁。
「貧乳は正義なんだよ」「ぶっ!」
この時の助手は貧乳だから反応したのか、ねらーだからネットスラングに反応したのか。
ルカ子は女の子確定。
いきなり股間を触るとか完全に変質者だよね。
バイト戦士とサイクリング。
青春映画にありそうな二人乗り。
父親を探しているバイト戦士にDメールを送るように言うオカリン。
優しいと思う反面、ちょっと安易かなとも思う。
「お前を見ているぞ」のメールとゼリーの画像。
機関による監視と脅迫か……!
等とふざけていられない状況だな。
窓を開けてると会話が外に筒抜けってのは既に判明してるし、この世界線でも同じミスをしていたか。
オカリンの状態を察するまゆしぃは流石幼馴染。
エルドフリームニルにアウズンブラ。
よくもまあポンポンと出てくるな。さらりと宵の明星とか言ってるし。
オカリンの回想によると2000年問題の時にリーディングシュタイナー発動したっぽい。
確かジョン・タイターが現れたのもその頃だった筈だよなぁ。
助手はまだしもまゆしぃが料理出来ないっぽいのが意外だった。
そういえばこれまで持ってきたのは店で買った総菜だったな。
「どうやら邪神の封印を解いてしまったらしい」
グラジオールが目覚めてしまったか……
あやせ、早く来てくれー!
停電中のオカリンと助手の会話が良い。大分デレてるな。
そして他のラボメンは空気読みすぎ。
一人でバイト戦士を待っていたり雨の中を探し続けるオカリンが良い奴すぎるぜ。
Dメールを送る前にラジオ会館の人工衛星なくなってたな。あれタイムマシン?
バイト戦士の父親もタイムマシンのオフ会に参加していたらしい。
もしかしてバレル・タイター=ダル?
安直かな。ミスリードかもしれない。
あの、最後の蝶が怖いんですが。
何、またバタフライエフェクトで酷い事になったりするの?
半日前へのメールでそう変わったりするかな? オカリンも多分そう考えてDメールしたと思うが……
次回
#11 「時空境界のドグマ」
Steins;Gate #11「時空境界のドグマ」 感想
SERNが全裸待機
あらすじ
岡部はDメール実験をするために、鈴羽に天王寺の目を引きつけてほしいと頼む。彼の目論みは失敗に終わるが、ブラウン管工房にある42型ブラウン管こそが「電話レンジ(仮)」によるDメール送信の鍵であると判明した。電話レンジ(仮)の仕組みを解明できた紅莉栖はDメールに代わり、人間の脳にある記憶データを圧縮して過去の自分に送る方法、いわゆるタイムリープ実験を考案する。すぐさま「電話レンジ(仮)」をタイムリープマシンに改造するためのパーツを集めてきた岡部だったが、なぜか紅莉栖はためらいを見せる。紅莉栖によると物理学者である彼女の父親との間に確執があり、タイムリープマシンを完成させた場合、関係を修復できないかも知れない、という。岡部はそんな紅莉栖に、タイムリープマシンが完成したらいっしょに父親に会いに行こうと約束するのだった。しばらく泊まり込むという紅莉栖とまゆりをラボに残し、買い物に出かけた岡部のケータイに一通のメールが届く。メールを開くと「おまえは知りすぎた」というメッセージと、血まみれの人形の首が写し出された。まゆりの身を案じてラボへ急行した岡部だったが、彼の心配はひとまず杞憂に終わる。しかし、ダルによるとラボとSERNのネットワークがいつの間にかつながっており、何者かにアクセスされた形跡があることがわかった。岡部は身辺に近付く恐怖に動揺を隠せなかった。
【用語1】 42型ブラウン管
ブラウン管工房の奥に鎮座する、天王寺裕吾が大切にしている大型ブラウン管テレビ。岡部は鈴羽の力を借りて「電話レンジ(仮)」の実験を強行し、店内は大きく揺れ始める。しかし、42型ブラウン管の電源が落ちると同時に揺れはおさまり、岡部はこのブラウン管がリフターの代用品として機能していたことに気づいた。
【用語2】 側頭葉に蓄積された記憶に関する神経パルス信号の解析
世界で最も権威のある学術雑誌『サイエンシー』誌に掲載された、紅莉栖の論文のこと。その内容は「記憶」とは具体的にどのようなものか、脳科学の視点から解析したもの。紅莉栖と彼女のチームは、神経パルスパターンの中で、記憶に関するもののパターンを全て解析することに成功した。この研究の理論をベースに、タイムリープマシンの開発を進めた。
【用語3】 パルス信号
ON/OFFを一定の周期でくり返す、またはそのように制御された電気信号。神経系を持つ生物の神経細胞も、“神経パルス信号”と呼ばれる一種の電気信号を全身に伝達して情報を伝えている。
【用語4】 タイムリープ
特殊な方法を用い、通常の時間の流れを跳び越えて過去や未来に移動すること。紅莉栖は記憶をデータ化して、Dメール同様に過去に送り、現在の記憶を過去の自分に移植することで、タイムリープを実現できると考えた。
【用語5】 現在を司る女神作戦(オペレーションベルダンディ)
紅莉栖が提唱した、タイムリープ理論を実現するために、岡部が命名した作戦。ちなみに、ベルダンティとは北欧神話に登場する三姉妹の女神のひとりで、「現在」を司ると言われている。
【用語6】 レイヤー
アニメやゲームなどに登場するキャラクターに扮する、「コスチュームプレイ」を行う人、「コスプレイヤー」の略称。まゆりはコス衣装を作ることが趣味だが、自身で着る事はない。ほかの人に着てもらうことに喜びを見出しており、彼女には数多くのレイヤー友だちがいる。
【用語7】 コミマ
夏と冬の年2回、有明で開催されるオタクの祭典「コミックギガマーケット」の略称。今年の夏コミマは8月15日から3日間開催の予定。まゆりは夏コミマに向けた最後の追い込みのため、コス衣装の材料を大量に買い込んでラボに泊り込むことを決めた。
【用語8】 「ぬるぽ」「ガッ」
@ちゃんねるで大流行した、お約束の受け答え。誰かが「ぬるぽ」と書き込んだら、すぐに「ガッ」と返さなくてはならない。プログラマ板で、Java言語の実行例外「NullPointException」を「ぬるぽ」と呼んだスレ主に対し、即座に「ガッ」と突っ込みが入ったのが発祥。岡部の「ぬるぽ」に対し、紅莉栖は間髪いれずに「ガッ」と返してしまう。@ちゃんねるを閲覧しているところを目撃され、ついに彼女は自分が@ちゃんねらーであることを認めた。
【用語9】 VIPで安価
VIPとは@ちゃんねるの「ニュース速報(VIP)板」、安価とはネット掲示板でほかの書き込みにリンクする「レスアンカー(>>)」のこと。VIP板では、未来の書き込み番号へレスアンカーをつけ、その番号できちんとレスをする“安価遊び”が流行した。「VIPで安価(を出す)」とは、安価遊びにレス側として参加することを指す。一般人にはかなり難解なネットスラングだが、重度の@ちゃんねらーである紅莉栖は即座に意味を理解した。
【用語10】 おまえは知りすぎた
買い出しに出た岡部が受け取った、謎のメールの文面。さらにこのメールには、血のようなものがベットリと着いた人形の首の写真が添付されていた。送信者は知らない相手だが、同じアドレスから以前にも「お前を見ているぞ」の一文と赤いゼリーの画像が送られてきた。岡部の周りで大きな異変は起きていないが、いつの間にかSERNとラボの回線がダイレクトにつながった状態になっていた。因果関係は判然としないが、岡部は見えない恐怖にとらわれる事になる。
上着で対象の視界を塞ぐのが未来の世界の色仕掛けか。
まあ、視聴者は見事に引っ掛かったがな!
42型がリフターである事が判明。
42型の何が作用してるんだろう?
ヽ(*゚д゚)ノ<カイバー
顔文字使う辺りねらーだな。
「側頭葉に蓄積された、記憶に関する神経パルス信号の解析」
「日本語でオーケーだよー」
俺もよく分からんが疾風迅雷のナイトハルト呼ぼうぜ!
タイムマシンは無理でも記憶だけ送るタイムリープは可能らしい。
でも人の記憶って36バイトに収まるのかな?
パーツの買い出しに向かったオカリンは閃光の指圧師(シャイニング・フィンガー)」にタイムリープについて話す。
絶対ヤバいフラグだって、これ。
更にバイト戦士や綯に会う。
「牧瀬紅莉栖は、SERNに通じている」
デマとも思えないし、未来での話?
「ぬるぽ」「ガッ」
完全に@ちゃんねらーだなぁ。
「学者がねらーとなればスレの一つや二つ立つだろう」
脳科学者だけど何か質問ある?
そして明かされる助手の抱える問題。
助手は論破厨だったのか……まあ、2話の講義でもそれっぽかったけど。
前に屋上で電話してたのも父親かな?
助手の父親は情けないとも思うが、娘に追い越されるってのは屈辱だろうな。
学会でも娘と比較されそうだし。
親子や兄弟で同じ職業ってのはあんまり良くないよな。
「もたもたしている暇はない! 機関はすぐそこに迫っているのだから!」
本当に迫ってるっぽいから困る。
青森にいる父親に一緒に会いに行くか。
どうみても結婚の挨拶です。本当にありがとうございました。
プリンとかスプーンとか同棲しているカップルの会話だしな。
買い出し中のオカリンに送られる「おまえは知りすぎた」のメールとブラクラ画像。
更にSERNの回線と繋がっているらしい。
……何かもう詰んでね?
ラボに戻る時のオカリンの演出がかなり独特だったけどこういう試みも面白いと思う。
次回
#12 「静止限界のドグマ」
話は動いてる。動いてるが、ヤバい方向に進んでるよなぁ。
まゆしぃと助手のシャワーシーンも分かっていても緊張してしまう。
Steins;Gate #12「静止限界のドグマ」 感想
うわああああああああ!
原作プレイ済みの人間が時折まゆ死とか言ってたのはこの事か……
あらすじ
7000万年前の荒野に時間跳躍する夢を見た岡部。白昼夢のような奇妙な感覚から目を覚ますと、まゆりが泊まり込みで制作していたコスプレ衣装、そして紅莉栖のタイムリープマシンが完成を迎えていた。ついに“時空を超える装置”を手に入れた岡部たち。しかし、岡部はタイムリープマシンの実験を中止。事実を世間に公表し、研究機関に装置を託すことを決める。ラボメンたちも岡部の決断に賛同し、それぞれの労をねぎらうためにパーティーが開かれる。犬猿の仲である紅莉栖と鈴羽も顔を合わせるが、まゆりの気遣いで和やかなものに。だが、穏やかな空気がにわかに破られる。テレビには緊急ニュースが映し出されていた。爆弾テロの予告によって秋葉原駅を通るJR各線が運転を見合わせるというニュースに、岡部は悪い予感を覚え、鈴羽はなにかを言いかけてひとり飛び出してしまう。そして、彼女と入れ替わるように、5人の武装した男たちがラボに押し入ってきた。彼らに続いて岡部らの前に現れたのは、黒いライダースーツに身を包んだ桐生萌郁であった。彼女の目的は完成したばかりのタイムリープマシンと開発者たちの身柄の確保。そして、「椎名まゆりは、必要ない…」と言うと、彼女の眉間に銃口を向けて引き金を引いたのだった。
【用語1】 タイムリープマシン
紅莉栖が「電話レンジ(仮)」を改造して開発した、記憶を過去に送れる装置。装着したヘッドギアから読み取った被験者の記憶データを、SERNのLHCに転送。そこでミニブラックホールを利用して、データを圧縮する。その後、Dメールの要領で過去に送り、携帯電話を耳に当てている受信者に、拡散電波によって未来の記憶がコピーされる。1回のタイムリープで遡れるのは48時間までである。
【用語2】 ハイデガー
20世紀を代表するドイツの哲学者、マルティン・ハイデガー(1890-1976)。彼の未完の著書『存在と時間』では、人間の感情によって認識される物と同様に、記憶や経験も認識の中に存在するといったことを論じている。「人間は根源的に時間的存在である」とは、端的に言えば「人間は過去から現在までの経験を元に、未来の行動を決める存在である」という意味になる。
【用語3】 サイリウム・セーバー
岡部たちが開発した未来ガジェット6号機。ケミカルライトスティックに血糊が内蔵されており、本格的なチャンバラごっこも楽しめる。まゆりはラボの屋上にいる岡部に会いにいくとき、懐中電灯がわりに利用した。名作SF映画『スパークウォーズ』で使われた武器が元ネタとなっている。
【用語4】 爆破の予告
タイムリープマシンの完成記念パーティー――岡部が言うところの「開発評議会」の最中に流れた、テレビのニュース速報。爆弾テロの予告があり、秋葉原駅を通る電車がすべて運転見合わせとなった。このとき岡部が感じた極度の不安は、その直後に最悪の形で的中することになる。
【用語5】 カイちゅ~
まゆりが持っている、祖母の形見の懐中時計。彼女はこの懐中時計に「カイちゅ~」と名づけて、とても大切にしていた。
冒頭のあれって何なんだろう?
別の世界線の話? でもまゆしぃってリーディングシュタイナーないしなぁ。
後天的に発現するのかもしれないけど。
「実験はしない。この事を世間に公表する。タイムリープマシンは、しかるべき機関に託そう」
もしかしてこれが拙かったのかな?
ジョン・タイターによると未来ではSERNがタイムマシンを独占してるらしいし。
グレープフルーツのサラダに納豆と挽き肉……
やっぱり助手はメシマズか。
「心配するな。ラボメンが抱えている問題は必ず俺が解決してやる」
「大切な仲間だからだ」
鳳凰院凶真さんマジかっけー。
「べ、別に、あんたに感謝して言った訳じゃない! これは形式的な礼というか、なんというか……」
はいはい。ツンデレ乙。
バイト戦士は相変わらず助手とは険悪な感じ。
「言いがかりじゃない、事実だよ。証拠はない。でもそうなる。予言だよ。私は君の事を君以上に知ってる。君が本質的にどういう人間でこれからどういうことをやっていくかも」
未来の助手はどうなっちゃってるんだろう。
「皆でいる時は、仲良くした方が楽しいと思うよ」
まゆしぃマジ天使。
「おのが能力で勝った訳ではない! 自惚れるなよ」
これ、ランバ・ラルネタだったりするんだろうか。
「なんだか不思議だね。春の頃はオカリンとっても寂しそうだったのに」
前に助手に言った友達が欲しかっただけってのと関係あるのかな。
「もう大丈夫だね。まゆしぃが人質じゃなくても」
え、なに? フラグ?
乱入してくる仮面の集団。
ジェイソン、いやファントムか。
ツヴァイー! ガンダム00でオカリンと共演した好みで助けてくれー!
「タイムマシンはSERNが回収する。牧瀬紅莉栖、岡部倫太郎、橋田至。三名は一緒に来てもらう」
桐生萌郁、怪しいと思っていたけどSERNの人間だったか。
「椎名まゆりは、必要ない」
ぎゃあああ!
おのれ桐生萌郁、絶対に許さない。許さないにだ。
「なんだよ、これ……なんだよこれ!!」
本当になんだよこれ!
以前萌郁がまゆしぃが仲良くしていたシーンを思い出すと胸が苦しくなるな。
ああ、でもあれ別の世界線の出来事なのか……
所々で登場する砂時計が気になる。
ただの演出といえばそれまでだけど。
ラウンダー 板取政明
巡回者を意味するrounder?
これには俗語だとろくでなしや飲んだくれって意味もあったな。
あと公式のGLOSSARYだけどさ
>【用語5】 カイちゅ?
>まゆりが持っている、祖母の形見の懐中時計。彼女はこの懐中時計に「カイちゅ~」と名づけて、とても大切にしていた。
過去形……
次回
#13 「形而上のネクローシス」
Steins;Gate #13「形而上のネクローシス」 感想
跳べよぉぉぉぉっ!
先週、ゲームプレイ済みの人間が言ってたのはこの事か。
あらすじ
ラボを強襲してきた萌郁の凶弾に倒れたまゆり。最悪の事態を前にして身動きが取れない岡部たちだったが、そこに姿を消したはずの鈴羽が現れる。素早い動きで襲撃者たちを次々と倒した彼女は、「42」「ブラウン管」「点灯済み」とつぶやく。それを聞いた紅莉栖は完成したばかりのタイムリープマシンを起動させ、岡部は過去へ時間を巻き戻すべく叫んだ――「跳べよぉぉぉぉっ!」。ふと我に返ると、岡部は惨劇から数時間前にタイムリープしていた。ラボメンたちにパーティーの中止を告げる。岡部の唐突な行動に戸惑う紅莉栖たち。岡部はまゆりを探し出し、一緒に逃げ回るが、萌郁の乗っていた自動車にまゆりは轢かれてしまう。再びタイムリープした岡部は秋葉原駅を避け、まゆりを連れて地下鉄へ向かった。だが、駅構内に電車が乗り入れてきた瞬間、まゆりは天王寺の娘、綯に突き飛ばされる。まゆりの死は避けようのない結果なのか……。それでも、岡部はまゆりを助けることを決意する。
【用語1】 祖母
まゆりが小学生の頃に亡くした祖母。おばあちゃん子だったまゆりは、悲しみのあまり失語症のような状態になっていた。そして毎日祖母の墓に訪れ、彼女は墓前で形見の懐中時計を握りしめ、ひたすら空を見上げて過ごしていた。
【用語2】 レンブラント光線
「天使の梯子(エンジェルラダー)」とも呼ばれる、雲の切れ目から差し込む太陽光。神秘的な自然現象として、画家や写真家にも人気がある。まゆりが墓に来るようになって半年ほど続いたころ、雨あがりの雲間から漏れるこの光を見た彼女は、突然空に向かって手を伸ばした。物陰からその様子を見ていた岡部は、まゆりがそのまま天に消えてしまいそうな気がして、思わず駆け出した。
【用語3】 マッドサイエンティスト
岡部が子供の頃、まゆりとふたりで見ていたテレビに登場した悪役。天に吸い込まれそうなまゆりを見て不安になった岡部は、まゆりを抱きしめながら悪役のセリフをマネて「まゆりは……俺の人質だ……人体実験の生け贄なんだ……」と叫んだ。すると、まゆりには久しぶりに笑顔が戻ったのだった。それ以降、まゆりは岡部の「人質」を、岡部はマッドサイエンティストを自称するようになる。
【用語4】 開発評議会
タイムリープマシンの完成を記念して、岡部、まゆり、ダル、紅莉栖、鈴羽の5人で開いたパーティー。しかし、その最中に萌郁の襲撃を受けてまゆりが凶弾に倒れる。岡部のタイムリープ後は、中止され、岡部はまゆりを探して秋葉原中を駆け回る。
【用語5】 地下鉄
まゆりを救うために2回目のタイムリープを終えた岡部は、不通になっていない地下鉄で秋葉原から逃げることに。ラボの最寄駅は末広町駅だが、SERNの襲撃者たちから逃げ回った結果、新御茶ノ水駅に到着。しかし、偶然そこに現れた綯がまゆりを線路へ突き落としてしまい、またしてもまゆりの命は失われた。
前回は聞き取りづらかったけど萌郁はFBの為って言ってたのか。
ピンチにバイト戦士乱入。
量産型ファントム軍団を一蹴。
前回いなくなったのはブラウン管工房の42型を点灯させる為だったぽい。
スモークを発生させたのは以前登場した未来ガジェットのモアッド・スネークか。
「連れてなんていかせない。まゆりは俺の人質だ。人体実験の生贄なんだ」
まゆしぃがたびたび言っていた人質発言の真相。
昔からオカリンはイケメンだな。
レンブラント光線やエンジェルラダーって何かと思えば、雲の切れ間から光が差し込むあれか。
「星屑との握手(スターダスト・シェイクハンド)」みたいなオカリンによる中二造語かと思ってしまった。
数時間前にタイムリープしたオカリンは開発評議会の中止を宣言し、まゆしぃを探して奔走する。が、なかなか発見出来ない。
「端的に答えて。あんた、未来からタイムリープしてきたんじゃない?」
オカリンの様子からタイムリープに気付いた助手。流石は天才変態少女。
ようやくまゆしぃを発見したオカリンはすぐに逃げようとするが、事情を知らないまゆしぃは戸惑う。
何とか駅まで向かうが、迂闊にも爆破予告で路線が停止したいた事を忘れていた。
そんなオカリンの前に再び現れるラウンダー。
オカリンはまゆしぃに逃げるように言うが、まゆしぃに車のヘッドライトが……
轢いた車から出てきたのは萌郁。またお前か!
岡部君呼びしたからって許さねえ!
「くっそー! 殺させない! まゆり! 絶対助けてやる! お前を、必ず!」
2回目のタイムリープ。
今回はルカ子に呼び止めてもらって柳林神社で合流する事が出来る。
オカリンとまゆしぃが二人で旅行ってなった時のルカ子の反応が可愛い。
「なんか、こうやってオカリンに引っ張られて歩くのすごい久しぶりだね」
うん……そうだね。まゆしぃにとっては……
「ねえオカリン、あのね、まゆしぃはね、聞きたい事がいっぱいあるけど今は我慢しとくね。その代わり、終わったら全部聞かせて欲しいのです」
「……ああ。約束する」
「ごめんね…オカリンの力になれなくて。 ごめんね」
悲しいこと言うなよ、まゆしぃ。
「パーティー、いつかやろうな」
「うん。いつか……いつか、必ず」
あれ、これって死亡フラグ……
「わざとじゃないの……私、お姉ちゃんを、ビックリさせようと思って……」
なん……だと……
新幹線は白い……地下鉄は赤い、か。
そういや1回目のタイムリープの時にバイト戦士が御茶ノ水に綯を送っていくって言ってたしな……
今回は死因にSERNが関わってないっぽいし、これってつまりこの世界線だとまゆしぃは確実に死ぬって事か?
Dメールで世界線を移動しないと駄目なのかな?
「殺させない……まゆりは俺が……助ける!」
まどか☆マギカのほむほむも似たような事を言ってたな。
放送中のイラストで、ほむほむにこの鳳凰院凶真と同じ能力持ちか、とか言ってたけどこういう事か。
スマガのうんこマンといいニトロプラスに関係するキャラは時間のループが好きだな。
次回
#14 「形而下のネクローシス」
Steins;Gate #14「形而下のネクローシス」 感想
ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム発動。
噂のゲルしぃも登場。
あらすじ
まゆりの命を救うため、タイムリープを繰り返す岡部。だが、どれだけ試みようと、「まゆりの死」という結果は変わらなかった。岡部は萌郁たちの襲撃自体を回避することができないか、と考え、タイムマシンの新情報を入手した、というメールを餌に萌郁を呼び出す。萌郁と再会した岡部はすぐさま彼女の銃を奪い、萌郁がIBN5100を探すラウンダーであることと、彼女たちがラボを襲撃した理由を聞き出すが、彼女の仲間によって岡部は捕らえられる。かろうじて逃走に成功して、ラボへ戻るが、またもまゆりは萌郁の手によって殺されてしまった。タイムリープを行うものの、運命のように同じ結果に収束していくことに絶望する岡部。彼の状況を察した紅莉栖に岡部はすべてを話し、彼女の協力を得ることにする。残された時間が少ないため、5時間前にタイムリープした岡部。まゆりを救う作戦を練り始めた岡部と紅莉栖の前に突然、鈴羽が姿を見せる。すべてを知っているかのように鈴羽は語った――まゆりを救うにはこの世界線がどこにあるかを示す数値“ダイバージェンス”が1%を超えたβ世界線に到達する必要がある、と。彼女に連れられてラジ館の屋上へ赴いた岡部と紅莉栖。落着した人工衛星のかたわらに立って、鈴羽は衝撃の事実をふたりに告げる。「あたしは2036年から来たタイムトラベラー、ジョン・タイターだよ」と。
【用語1】 アーク・リライト
萌郁がアルバイトをしているという、編集プロダクションの名前。しかし、岡部が萌郁たちがラボを襲撃する事実を告げて詰め寄ると、彼女はIBN5100の回収任務を帯びたラウンダーであり、「FB」なる者の指示で動いていることを白状した。
【用語2】 マイフォーク
紅莉栖が今一番欲しいと思っているもの。彼女の薦めによって岡部が5時間前にタイムリープする際に、過去の自分に岡部の話を信じさせるためのキーワードとして紅莉栖が教えた。ちなみに、マイスプーンはすでに持っている。
【用語3】 ラウンダー
ラボを襲撃した萌郁と彼女が率いていた男たちが所属する組織。IBN5100の回収を行っている。現在はタイムリープマシンおよび、それを作り上げた岡部、ダル、紅莉栖の3名を確保するために行動している。ラウンダーとSERNには何らかの関連性があるものと思われるが、現時点での詳細は不明。
【用語4】 ダイバージェンス
ダイバージェンスとは、現在の世界線がある基準に対してどの位置にあるかを示す数値のこと。鈴羽によると、この世界は無数の世界線がより糸のように絡み合った構造をしているという。この中に含まれた世界線はすべて同じ結果へと収束する。鈴羽が持っているダイバージェンスメーターで数値を確認できる。
【用語5】 ニキシー管
ダイバージェンスメーターに使われているデバイス。ガラス管にネオンガスを封入し、電極を発光させることで数字を表示する。1954年にアメリカで開発され、1970年代まで電子計算機などに活用された。鈴羽の話では、ダイバージェンスメーターはリーディング・シュタイナーを持つ未来の岡部が作ったものらしい。
【用語6】 α世界線/β世界線
α世界線、およびβ世界線とは、世界線がまとまった大きな束を指す。岡部たちが今いるα世界線では、まゆりが死を迎える結果に収束する。しかし、ダイバージェンスが1%を超えたところにあるβ世界線に移動すれば、まゆりが死なない可能性が生まれる。本来、α世界線とβ世界線を行き来することはできないが、世界に、未来が大きく変わる事件が起きると世界線が分岐。このときにα世界線からβ世界線へ移動できるという。
今回はオカリンの顔が凄い事になってる。
相当追い詰められてる。
オカリンは萌郁を呼び出して問い詰める。
判明した襲撃理由は三つ。
・オカリン達が知ってはいけない事を知った。
・タイムマシンを作り上げた。
・世間に公表しようとした。
やっぱり世間に公表しようとしたのが拙かったのか。
ってか盗聴とかされてるな。
FBについてはまだ分からず。
電車が止まった脅迫電話もラウンダーの仕業だったっぽい。
そしてオカリンが捕らえられた状態で始まるラボ襲撃。
「お願いだ、何でもする! お願いだ……ただの好奇心だったんだ! 遊びみたいなものだったんだ! だから……まゆりだけは……」
宮野の熱演と作画による焦燥と絶望感が半端ねえ。
何とか逃走してタイムリープしたオカリンだが思わずタイムリープマシンを壊しそうになる。
「もう……たくさんだ!」
かなり限界が来てるな……
そしてルカ子の元に訪れるが、
「知ってる……ここにパーティーに誘いに来た事も……コスプレ友達の為にラボに戻る前に寄り道してくる、事も。あいつがパーティーを楽しみにしている事も! 全部!」
もうやめて! オカリンの精神力はとっくにゼロよ!
「そんなところで何してる?」
「紅莉栖……」
「初めてまともに名前を呼んだな。何があった? いや……何が起きる?」
オカリンの状態を察してやってきた助手に対してオカリンは全て自分の責任だと泣き崩れる。
「無茶しやがって」
こんな時でもネットスラングを忘れない助手が素敵。
「行こう、まゆりは大切な仲間よ。私だって助けたい。力になりたいの、私が」
頼もしいな、この天才HENTAI少女。
「ほら! 狂気のマッドサイエンティスト! 世界の構造とやらを作り変えるんだろ!」
「無論だ! フーハッハッハッハ……ハッ……」
光魔法カッコいいポーズ。
この辺の助手から凄まじいメインヒロインオーラを感じる。
手を掴むシーンとかやたら作画が滑らかだったな。
このままだと時間がないので五時間前にタイムリープする事に。
「そもそも、タイムリープマシンを開発したのは私なのDAZE」
ギャグマンガ日和か東方か。
「五時間前の私はさ、知らないんだよね。あんたが紅莉栖って呼んでくれた事」
切ない……
とか思ってたんだけど、タイムリープ後、オカリンは未来から来た事を助手に打ち明けるが信じてもらえない。
「はいはい。ワロスワロス」
(この女殴りたい……)
DEATH NOTEの夜神月も似たような事を言ってたな。
マイフォークやマイスプーンの話でやっと信じてもらえる。
ラボに戻ってまゆしぃの死について話していると、話は聞かせてもらった! 的な感じでバイト戦士登場。
まゆりを助ける為にはダイバージェンス1%を超えてα世界線からβ世界線に辿り着かなければならないらしい。
何でもαとかβのそれぞれの世界線はすべて同じ結果に収束するとか。
子供の頃、ドラえもんを読んでて「いや、それはおかしい」と思った、しずかと結婚しようがジャイ子と結婚しようがセワシが生まれる理屈はシュタゲ世界では正しかったのか……
あ、もしかしてオカリンが毎回タイムリープ出来るのもこの理屈か?
そして判明するバイト戦士の正体。
「あたしは、2036年から来たんだ。あたしがタイムトラベラー……ジョン・タイターだよ」
な、なんだってー!
って原作やってない自分でも何となく分かってた。かなり露骨にやってからなぁ。
助手やバイト戦士の協力を取り付け、なんだか改善の兆しが見えてきた? と思いきや感想ブログなどに見え隠れする原作プレイヤーの不敵な笑み。
前回くらいで「ここからが本当の地獄だ」的なコメントがあったからまだまだ波乱がありそうだなぁ。
話はずれるけど、ダイバージェンスメーターに使われているニキシー管、友達の家にあったな。
子供心にかっけーと思ったものだ。
次回
#15 「亡環上のネクローシス」
Steins;Gate #15「亡環上のネクローシス」 感想
まさかオカリンが@ちゃんねるのクソコテ、鳳凰院凶真だったなんて……
あらすじ
2036年からやってきた鈴羽は、岡部と紅莉栖に未来の姿を伝えた。SERNがタイムマシンの力で世界を支配していること、鈴羽がレジスタンスであること、「電話レンジ(仮)」がSERNのタイムマシン開発の決定打になったこと……。そして、岡部がラジ館の前でダルに送った最初のDメールがSERNの通信傍受システムに引っ掛かり、それがラボ襲撃の引き金となったという。DメールをSERNのデータベースから削除すれば、SERNがタイムマシンの開発に成功しなかったβ世界線へ移ることが可能になる。だが、データベースにアクセスするにはIBN5100が不可欠であり、鈴羽はIBN5100を現在の岡部へ託すため、これから1975年へ跳ぶという。しかし、鈴羽が乗ってきたタイムマシンは雷雨によって故障しており、起動しなかった。タイムマシンを修理するためタイムリープした岡部は、ラボメンに鈴羽の正体とタイムマシンについて明かす。タイムマシンの修理をダルに一任した岡部はまゆりの提案を受け、形見のピンバッジを手に鈴羽の父親捜しを再開。ラボメンたちの惜しみない協力に感謝する鈴羽。タイムマシンの修理の目処が見えてきたそのとき、岡部のケータイに街で出会った露天商からの知らせが入る。「ピンバッジの男がわかった」と……。
【用語1】 レジスタンス
鈴羽はSERNの独裁に抵抗するレジスタンスの一員である。2036年の世界は、SERNに支配された管理社会――ディストピアになっており、人々に自由はなく反抗すればすぐに処罰される。そんな未来を変えるため、鈴羽は父親が遺したタイムマシンで過去へ来たのだった。鈴羽の話では、岡部はレジスタンスの創設メンバーのひとりでテロリストとして知られているが、2036年にはすでに他界しているという。
【用語2】 栗悟飯とカメハメ波
紅莉栖が@ちゃんねるで使っているハンドルネーム。@ちゃんねる上では、ジョン・タイターの発言を非論理的と激しく煽っていた。だが、鈴羽がジョン・タイターとして書き込んだことは概ね事実であり、SERNはタイムマシンの開発に成功したことで人類の秩序を塗り替え、世界を支配する権力を持つに至った。そのきっかけになったのが、2010年に秋葉原で作られたタイムマシン……すなわち「電話レンジ(仮)」であり、紅莉栖は「タイムマシンの母」として後世にその名を伝えられている。2036年の時点では岡部と同様、紅莉栖も他界しているらしい。
【用語3】 雷雨
8月10日の夜に降った激しい雷をともなう大雨。この日、鈴羽は1975年に跳ぶつもりだったが、岡部が自身に送ったDメールによって現代にひきとめられる。予定を変更して父親捜しを続けることにした。つまり、岡部のDメールが結果的にタイムマシンを故障させる原因を作ってしまった……ということになる。
【用語4】 ピンバッジ
鈴羽が未来から持ってきた父親の形見。「OSHM***A 2010」と刻印されている。鈴羽の使命は1975年の世界でIBN5100を手に入れ、それを2010年の岡部に託すことにある。本来、彼女は2010年に跳ぶ必要はなかったのだが、父親に会いたいがために寄り道していたのだ。ピンバッジは鈴羽の父親を捜す唯一の手がかりであり、岡部とまゆりは父親の消息を探して秋葉原で聞き込みを続けることになった。
【用語5】 タケコプカメラー
未来ガジェット2号機。正式名称はダルが命名した「未来ガジェット2号 オルタナティヴ・エディション、バージョン2.67」で、竹とんぼの支柱下部に取り付けたCCDカメラで空中撮影が行える。紅莉栖は鈴羽の父親探しにこれを活用しようと考えるが、高速回転する映像しか撮れないため断念。未来が舞台のSFコミック、『22エモン』に登場する道具が元ネタとなっている。
明かされる鈴羽の過去(時間軸では未来だけど)
ジョン・タイターの書き込みにあったように未来はSERNによってディストピアになっていて鈴羽はレジスタンスとして戦っていたらしい。バイト戦士は本当に戦士だったのか。
けど、そんな装備で大丈夫か?
が、助手はSERNは研究機関であって権力は統治機関ではないと反論。
「私は何度もネット上で、ジョン・タイターにそう訴えてきた」
「待て。……という事はお前、あの時@ちゃんねるにいた、栗悟飯とカメハメ波か!」
ああ、なんかいたな。
ドラゴンボールっぽいコテハンだったから印象に残ってる。
「ならば俺も倣おう。俺は鳳凰院凶真という真名で……」
「それは知ってる」
二人の視点からするとオカリンが鳳凰院凶真を名乗るたびに内心で笑いを堪えてたんだろうか?
鈴羽が助手を敵視していた理由。
「牧瀬紅莉栖はSERNのタイムマシン開発に最も貢献した人物。タイムマシンの母として崇められている」
助手が自主的に協力するとも思えないからラウンダーに拘束されて無理矢理協力させられてるのかな?
オカリンはSERNに楯突いたテロリストとして有名だが、2036年には死亡しているとか。
鈴羽はタイムマシン開発を阻止する為に1975年に行くという。
本物のジョン・タイターも1975年に行って父方の祖父と会ったりしたんだっけ。
鈴羽の言うSERNの通信傍受システムってエシュロンみたいなものかな?
にしてもこの事態を引き起こしたのが1話の短いメールだったとは……
「近付くな! 機関の謀略を阻止する為の、作戦行動中だ! これはレベル17の、極秘ミッションである! わかったら即刻離れるがいい。こっちだ急げ!」
久々に鳳凰院凶真を見た気がする。
何だろう、この安心感。
「未来じゃどうだったか知らないけど、今の私はあなたと同じラボメンなのよ!」
助手かっけー。ヒロインの風格だ。
この前の雷雨でタイムマシンが壊れたらしい。
確かにDメールを送る前の世界線だとタイムマシンなくなってたな。
「これは、世界を救う為などではない。まゆりを助けるためのミッションだ」
タイムマシンを修理する為にタイムリープマシン完成から更に48時間のタイムリープを決行する。
リープしたオカリンは早速ラボメンをタイムマシンの所に連れていく。
最初二日でタイムマシンを修理する事に難色を示したダルだったが、オカリンの真剣な様子から承諾。(フェイリスとの1日デートに釣られた面もありそうだけど)
だが、
「無事に直ったらIBN5100と一緒に、75年の伝説の魔法モノ、ラジカル少女オミットちゃんのセル画も持って帰ってきて」
「自重しろ!」
実はこれが伏線! な訳ないか……?
バイト戦士の父親探しをするまゆしぃマジ天使。
「阿万音氏の親父さんって、僕達の近くにいるのかな? 2010年に僕達がこのアキバにいるって知ってたんだよね?」
ピンバッジのマークって「OSHM***A 2010」だけど、これって岡部、椎名、橋田、牧瀬、阿万音か?
*が萌郁、ルカ子、フェイリスで。
更にタイムマシンが電話レンジに似てる、まゆしぃの二人はお似合いだという発言を考慮すると……
オカリンは鈴羽からダイバージェンスメーターを渡される。
まゆしぃを救えずにレジスタンス設立した事を中二病みたいで下らないと言うオカリンに鈴羽は勇敢で立派な志だと反論。
父親探しは難航し、鈴羽は諦めかけるが、
「俺だって、まゆりを助けることを何より優先したい! それでも、お前はラボメンであり仲間だ! その仲間が困っているんだから助けたい! それなのに、お前が真っ先に諦めてどうする!」
本当にオカリンは仲間思いで格好良い奴だ。
誘拐犯扱いされたバレル・タイター氏(´・ω・) カワイソス。
一人で過去に行く鈴羽を心配し、二人乗りなら自分が一緒に行くというまゆしぃ。
「鈴さんの手をむぎゅうっと握って、ね、大丈夫、まゆしぃが一緒だから大丈夫だよって、応援してあげるの」
良い子すぎるだろJK。
鈴羽は初めてこの時代に来た時に知り合いが誰もいなくて怖かったと告白。でもたくさんの仲間が出来た。
「この時代に来る事が出来て、君達と同じ時間が過ごせて、私、本当に楽しかった。ほんのちょっとでも、ラボメンの一員になれてよかった。君たちと一緒にいられて、よかった」
良い話だなぁ。でも最後の電話、すごい罠っぽい気がするんだが……
上記の推測が正しかったらあのバッジまだ作られてないだろうし。
次回
#16 「不可逆のネクローシス」
Steins;Gate #16「不可逆のネクローシス」 感想
あらすじ
露天商にピンバッジを注文したのはダルだった。鈴羽のタイムマシンは過去にしか跳べず、1975年に行けばもう戻ってこられない――そのことを知ったダルは、父親が見つからなかった場合、ウソでも鈴羽を喜ばせようとピンバッジを注文しに来たのだった。やがてタイムマシンの修理が終わり、鈴羽との別れの時が迫る。そのとき、まゆりが唐突に「鈴羽の父親はダルである」と言いだす。父娘は予想外の形で再会を果たし、鈴羽は1975年へと旅立っていった。その後、ラボに戻った岡部は、訪ねてきた天王寺裕吾から一通の手紙を受け取る。差出人は10年前に他界した“橋田鈴”という女性で、天王寺の恩人だという。その手紙には橋田鈴、つまり鈴羽が、タイムマシンの修理が不十分だったために時間跳躍のショックで記憶喪失になり、そのせいでIBN5100を入手できなかったことが切々と綴られ、「こんな人生、無意味だった」と締めくくられていた。彼女の死因は自殺だった。鈴羽に不幸な結末をもたらした、タイムマシン故障の原因が雷雨の晩に送った鈴羽を引き止めるDメールにあると理解した岡部は、それを取り消すDメールを送る。こうして8月10日以降の鈴羽との思い出や父娘の邂逅をすべて犠牲にして、世界線は変動した。橋田鈴は新たな世界線においても10年前に他界していたが、死因は病死となっていた。そして、変動後のダイバージェンスメーターの数値は1%を超えておらず、β世界線には未だ到達していないが、8月13日の20時になってもラウンダーの襲撃はなく、まゆりは死なないままだった……果たして運命は変えられたのか?
【用語1】 スズさんのお父さん
鈴羽が探していた父親バレル・タイターの正体は、まゆりによってダルであることが判明した。バレルが意味する「樽」と「ダル」の類似、未来で岡部とともにレジスタンス組織を創設したこと、2010年の秋葉原にいたこと、リーディングシュタイナーを知っていること……まゆりが語る根拠に最初は半信半疑のラボメンだったが、タイムマシンのボディに書かれていた機体名がダルのネーミングセンスそのものだった事が決め手となり、鈴羽は父親と時空を超えた再会を果たした。
【用語2】 FG204
鈴羽が乗ってきたタイムマシンのボディに書かれていた機体名。FGとは「FutureGadget」の略称で、つまりは未来ガジェット204号機を意味する。正式名称は「FG204 2nd EDITION ver2.31」で、未来のダルが開発・命名したもの。なお、このタイムマシンは過去にしか時間跳躍できない。
【用語3】 OSHM***A 2010
鈴羽が父の形見として、未来から持ってきたピンバッジに彫られていた文字。2010年の未来ガジェット研究所のラボメン――岡部、椎名、橋田、牧瀬、阿万音の5人のイニシャルを記したものであると思われる。だが、残り3つの「*」は何を表すのだろうか?
【用語4】 橋田鈴
1975年に跳んだ鈴羽が名乗った姓名。最初の世界線ではダルの修理したタイムマシンが直りきっていなかったために、彼女はタイムトラベルの影響で記憶喪失になり、IBN5100の入手に失敗。2000年頃に記憶が戻り、未来を変えられなかったことに絶望して自殺した。橋田鈴が天王寺裕吾に残した手紙によって、岡部は雷雨の晩に自分に送ったDメールが無ければ鈴羽を引き留める事もなく、壊れる前のタイムマシンで彼女が無事1975年にたどり着ける事を悟り、そのDメールを取り消す。その結果、タイムトラベルは成功し、橋田鈴の死因は自殺から病死に再構築された。
【用語5】 山手線
8月13日の晩、爆破テロ予告で不通になるはずの山手線は平常通りに運行していた。変動後の世界線では、8月10日に鈴羽が父親探しをあきらめて過去へ跳んだため、ラウンダーの襲撃から助けられることもない。しかし、夜20時を過ぎてもまゆりが死ぬことはなかった。久しぶりにラボには平穏な日常が戻ってきたが、ダイバージェンスが1%を超えたβ世界線にはまだ到達できていない……。
タイトルで不可逆の「逆」の字も逆になってたな。
前回、思いっきり罠だと疑った露天商からの電話だけど、実は依頼したのはダル。
もし父親が見つからなかった時の為に偽物を用意しようといていた。
「嘘には二種類ある。人を傷つける嘘と、優しい嘘だ」
無駄な美声だ。さすが関智一さん。
更にタイムマシンは一方通行で過去にしか行けない事が分かる。
ダルへの差し入れがドクペからノンカロリーコーラに変更。
が、オカリン以外の言動は前回と同じ。
「きっと未来を変える。今みたいな、自由な世界に変えてやる。思い出を、思い出を作ったことを後悔していないか? 別れが必然なら最初から俺たちと仲良くならなければよかったと、後悔していないのか?」
「70年代だって悪くないよ。そこでまた君たちみたいな友達を作って、自由に生きていく」
切ないなぁ。
名探偵まゆしぃによって鈴羽の父親判明。
「バレル」=「樽」≠「ダル」
オカリンのリーディングシュタイナーを知っていて2010年に秋葉原でタイムマシンの研究が出来る事。
FutureGadget204号 2nd EDITION ver2.31のネーミングセンス。
でもこれが一号機なんでしょ? 分かります。
「そ、そういう時はパパと呼びなさい」
ダルなりの照れ隠しというか場を和ませようとしたんだろうな。
「父さん、私来たよ。父さんに会うために、父さんの作ったタイムマシンに乗って」
この時、鈴羽がちょっと笑ったのが印象的だったな。
タイムマシンで父親と確執が生まれると危惧していた助手は何を思ったか。
そして鈴羽は過去に旅立つが……リーディングシュタイナーが発動しない?
ダイバージェンスメーターにも変化なし。
そしてラボに訪れる人物。
そんな……鈴羽がムキムキのスキンヘッドに……
という冗談を置いといて、ミスターブラウンはオカリン宛ての手紙を渡す。差出人は橋田鈴。
その手紙の内容というのが……
失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した……
鈴羽は過去に行った際に記憶喪失になり、記憶を取り戻したのは1年前。当然IBN5100なんかを入手するには手遅れ。
「こんな人生は、無意味だった」
手紙はそう締め括られていた。
更にミスターブラウンから鈴羽の最期は自殺だった事が明かされる。
鈴羽が記憶を取り戻してからの1年、どんな気持ちでいたか想像すると本当に辛い。
「オカリン、Dメール送るの? そんな事したら全部消えちゃうんだよ。鈴さんとの思い出も全部なかったことになっちゃうんだよ」
まゆしぃの言う事も分かるけど、このままだとまゆしぃも死ぬし、鈴羽のあんな手紙を見た後だと仕方ないよな。
Dメール送信後、リーディングシュタイナーが発動してダイバージェンスの数値も0.337187から0.409031に。
この世界線の鈴羽は自殺ではなく病死。2000年に死亡という結果に収束してるのか。
「巡り巡って人は誰かに助けられて生きている。だから君もいずれ誰かを助けてあげなさい」
鈴羽はブラウンの店の二階にオカリンがラボ作る事を知ってるからなぁ。
そしてこの世界線では8時を過ぎても山手線が動いていた。
オカリンがラボに戻るとソファーで寝ているまゆしぃの姿が。
……β世界線に行ってないからまだ油断出来ないな。
次回
#17 「虚像歪曲のコンプレックス」
フェイリスを久し振りに見た気がする。
Steins;Gate #17「虚像歪曲のコンプレックス」感想
あらすじ
8月14日の夜、ラウンダーは過去の襲撃から一日遅れて姿を現し、まゆりはまたも命を落としてしまう。タイムリープした岡部は、これまでの経緯を紅莉栖に相談する。β世界線に行くためには、IBN5100を使ってSERNが持っている岡部たちのデータを消さなくてはならない。IBN5100を手に入れるために、これまでに送ったDメールをすべて取り消していこうという紅莉栖の仮説を元に、岡部は送ったDメールの順番で、フェイリスを捜しに向かった。そのときフェイリスは、「雷ネット・アクセスバトラーズ」の大会で負かしたヴァイラルアタッカーズに仕返しのために追われていた。岡部はフェイリスと一緒に秋葉原の街を逃げ回りながら、秋葉原から萌えを消し去ったDメールを取り消すようにと彼女を説得する。「メイクイーン+ニャン2」があった場所でフェイリスは、自らが送ったDメールの内容を岡部に告白する。フェイリスのDメールとは、10年前の飛行機事故で亡くなったはずの彼女の父を生き返らせる……というものだったのだ。ヴァイラルアタッカーズに追い詰められて窮地に陥った岡部たちだったが、駆けつけたフェイリスの父によって間一髪救われる。フェイリスの父にIBN5100の行方を岡部がたずねると、それも娘を救うためにすでに手放してしまったという。フェイリスは、まゆりの命を救うために永い夢から醒めること決意する。かくして、フェイリスのDメールは取り消され、秋葉原は萌えの街へとその姿を取り戻したのだった。
【用語1】 アトラクタフィールド
2036年における時間の解釈および、その解釈に基づいた世界線の集まりのこと。「世界線収束範囲」とも呼ばれる。岡部たちが今いるα世界線はアトラクタフィールドα、ダイバージェンスが1%を超えたところにあるβ世界線はアトラクタフィールドβと言い換えられる。この解釈によれば、α、βのほかにも無数のアトラクタフィールドが存在すると考えられている。
【用語2】 雷ネットABグラチャン
日本中から雷ネッターが集まる「雷ネット・アクセスバトラーズ」の大規模な大会、雷ネット・アクセスバトラーズ グランドチャンピオンシップのこと。8月13日に秋葉原UPXで開催され、フェイリスが優勝した。
【用語3】 ヴァイラルアタッカーズ
雷ネットABグラチャンでフェイリスが戦った相手。勝つためには手段を選ばず、負けた相手には報復も辞さない卑劣なチームとして知られている。フェイリスに負けた腹いせに、秋葉原の街中にチームメンバーを手配して彼女を捕らえようとした。
【用語4】 4℃(シド)
ヴァイラルアタッカーズのリーダー。ナルシストで自己陶酔が激しく、意味不明で痛々しい言動が目立つ。黒ずくめの服装を好んで着ている。岡部とはまた違ったタイプの厨二病。
【用語5】 秋葉幸高(あきはゆきたか)
フェイリスの父親で、秋葉原一帯の大地主。元の世界線では10年前の飛行機事故で命を落とし、その跡をフェイリスが継いだため、秋葉原は彼女の趣味を色濃く反映した萌えの街になった。しかし、フェイリスが飛行機に乗せないようにDメールを送ったことで幸高の死は回避され、秋葉原は電気街として発展を続けることになった。
今回の話って原作からすげーカットされてそう。
プレイ済みの人間が話す4℃(CV白石稔)なる人物も声だけだったし。
でもテーマというか問題となったのはかなり重要な事だったと思う。
まゆしぃを救う為に他の誰か(この場合はフェイリスの父親)を犠牲にする事。
オカリンもフェイリスも辛いな。
3クールとかだったらもっと掘り下げてくれたんじゃないかと思うとちょっと残念。
で、今回の話で気になる点。
鈴羽はなんでフェイリスパパにIBN5100を託したんだろう?
過去に行く前の段階で柳林神社に奉納したのがフェイリスパパだって知ってれば託したのも分かるけど、うーん……知ってたっけ?
誘拐は狂言だったみたいだけど、IBN5100を買い取ったのはSERNの仕業かな?
フェイリスもリーディングシュタイナーが発動したみたいだけど、彼女の場合は記憶が混在するのか。
オカリンより便利といえば便利だけど下手すれば発狂しそう。
ネコミミ外してニャの語尾もないフェイリス、というか留未穂って可愛いな。
エロゲーなら確実にセクロスシーン突入してたね。
秋葉原が萌えの街に戻った後に張られてたポスター、そに子と分かり辛いけど「真打劔冑」の文字があったから装甲悪鬼村正の湊斗光かな。
多少だけどニトロプラスと関わりあるもんな。そういえばCHAOS;HEADでも拓巳しゃんの部屋にニトロヒロインのフィギュアがあったか。
次回
#18 「自己相似のアンドロギュノス」
ルカ子回か。
アンドロギュノスって半陰陽の事だっけ?
Steins;Gate #18「自己相似のアンドロギュノス」 感想
だが、男だ……
あらすじ
β世界線に移動するために岡部が次に取りかかったのは、るかがまだお腹にいるころの母親へ送ったDメールを取り消すことだった。るかの母親のポケベル番号を聞き出すために「Dメールを送る前のオマエは男だった……」と事実を説明する岡部だが、その話は以前の世界線での記憶がないるかを傷つけるだけだった。事の顛末を聞いたまゆりや紅莉栖から責められ、すっかり弱り果てた岡部の元にるかからメールが届く。“彼女”に会いに行った岡部は、るかから「男に戻る代わりに明日一日だけ恋人になってください」と告白されたのだ。デート経験が一度もない岡部は紅莉栖に相談するものの、具体的なプランがまとまらないまま翌朝を迎えることに。紅莉栖が用意したプランを元にマニュアル的なデートをするものの、るかとのやりとりは終始ぎこちないまま。そして、デートの途中、るかは岡部との出会いを振り返るが、それは以前の世界線でのものだった。デートが終わり、ラボに戻ってきた岡部だったが、マニュアルデートをしていた自分は本当の自分じゃないと気付き、柳林神社へ急ぐ。そして、るかは鳳凰院凶真の弟子というあるべき関係に戻り、修行を行う。「本当は男に戻りたくない」と心境を吐露するるかは、まゆりを救うために母親のポケベル番号を岡部へと手渡す。「覚えておいてください、女の子だった僕のことを」──こうしてるかのDメールは取り消され、世界線は変動した。残るDメールは、あとひとつ。
【用語1】 フラグ
小説や映画、マンガなどの物語における特定の展開に導くための事象を指す用語。奥義や必殺技を先に出すと敗北する「負けフラグ」、危険な任務のあとに引退や結婚の予定がある「死亡フラグ」、死んだはずなのに死体がない「生存フラグ」など、さまざまなフラグと類例がある。「恋愛フラグ」は、主人公が食パンをくわえて走る少女とぶつかるといった、ハプニングを伴った出会いが典型的なパターン。元々はコンピュータ用語で、条件判定の結果を格納する場所を指す。
【用語2】 オペレーション・ヴァルキュリア
岡部とるかのデートを成功させるべく、紅莉栖とダルがふたりのあとをつけてアドバイスをする作戦で、紅莉栖が立案した。岡部がるかに母親のポケベル番号を聞き出し、るかの性別を変えたDメールを取り消すことが最終目的。ヴァルキュリアとは北欧神話に登場する神と人間のハーフで、戦死者の魂を天上にあるヴァルハラへ招き入れるのが任務とされている。
【用語3】 デートマニュアル
るかとのデートについて岡部から相談を受けた紅莉栖は、アドバイスのためにデートマニュアル本を用意した。しかし、紅莉栖自身にも恋愛経験はほとんどなく、デートマニュアル本を音読するだけで大したアドバイスはできずに終わった。
【用語4】 2929831831……
るかのDメールを取り消すため、妊娠中のるかの母親に送った2通目のDメールの文面。るかが以前に送った「やさいくうとげんきなこをうめる」というDメールを、いたずらだと思わせるために作成した文面。「にくにくやさいやさい…」と読むことができる。
Aパートは最初の方のノリで息抜きが出来た。
「今ちょっとキュンときた……」とか笑える。
にしてもデートの時のオカリンの童貞臭が半端ない。
「男に戻ったら、岡部さんへのこの気持ち、封印しなくちゃいけないから。男なのに岡部さんの事を好きでいたらいけないと思うから」
「男に戻ったら今日のことも全部忘れちゃうんですよね、デートした事も、久しぶりに二人で修業した事も、こうして岡部さんの体に触れている事も」
「こんなに辛い気持を味わうんなら、女の子になりたいなんて、願うんじゃなかった」
視聴者からすると元々は男だったんだから別にいいじゃん、まゆしぃの命もかかってるんだし。
という気持ちが少なからずあるが、この世界線のルカ子はずっと女として生きてきたのに男になれと言われても困るよなぁ。
しかも自分が好きだった相手から。
「お前が男に戻っても、俺にとってルカ子はルカ子だ。何も変わらない」
多分、女のルカ子にとっては残酷な台詞だったかもしれないけど、オカリンの気遣いは伝わった、のかな。
その他のキャラについても少々。
オカリンのデートを見張りながら機嫌悪い助手かわゆす。
「うっさい! バージンで悪いか!」
メリケン処女乙。
「オペレーションヴァルキュリア開始よ」
毒されてやがる……
「リア充の馬鹿ー!」
サンボでダルはそう叫んだが、既に鈴羽が娘だと知っている視聴者にしてみればお前もまたリア充爆発しろでしかない。
ねね、しおり、ほのか、りんこ
ダルがゲームでちゅっちゅっした女の子の名前だけど、それぞれラブプラスの寧々さんと凛子(愛花は?)
ときめきメモリアルのラスボスもとい詩織辺りのパロディな気がするけど、ほのかって誰だろ?
センチメンタルグラフティ?
ってかラボでどうどうとエロゲーをするダルは流石だと思う。
ISN5100の為に打ち消すDメールは萌郁のだけか。
といってもこれが一番面倒そうだけど。
そういえば科学アドベチャー第3弾になる「ロボティクス・ノーツ」がPS3とXbox360で発売決定したね。
シュタゲの9年後らしいけど、シュタゲのネタはあるんだろうか。
コテハンの鳳凰院凶真、疾風迅雷のナイトハルトくらいなら出そうだけど。
次回
#19 「無限連鎖のアポトーシス」
何か不吉な次回予告だったな。
Steins;Gate #19「無限連鎖のアポトーシス」 感想
犯リン。
あらすじ
Dメールを取り消していくことで1日ずつ時間がずれていくものの、まゆりが死ぬ結果に変わりなかった。まゆりはおそらく8月16日、コミマの日に死ぬ――そう、紅莉栖に告げた岡部は、まゆりを彼女に任せてDメールの送り主のひとり、桐生萌郁を捜しに向かった。萌郁がアルバイトしていた編集プロダクションから彼女が住むアパートを聞き出した岡部だったが、萌郁は8月15日にすでに自殺していた。紅莉栖からまゆりの死を知らされた岡部は、8月11日にタイムリープして萌郁の部屋を再度訪ねる。部屋にいた萌郁は、崇拝する「FB」からの連絡が途絶えたために心神喪失の状態だった。岡部は萌郁から強引に携帯電話を奪い取ると、ケータイの機種変更をやめさせるために送ったという萌郁のDメールを取り消した。しかし、「電話レンジ(仮)」の放電現象が起きたにも関わらず、世界線は変動しなかった。岡部は萌郁が機種変をしていなかった事を思い出す。萌郁のDメールはまったくウソの内容だったのだ。Dメールの本当の内容を知るために暴れる萌郁を組み伏せた岡部は、彼女の置かれた立場と悲劇的な結末を伝えた。岡部は携帯電話に残されたメールから、IBN5100を盗み出した張本人が萌郁と知り、彼女が自分自身にIBN5100の在処を伝えたDメールを取り消そうと試みる。しかし、それでもリーディング・シュタイナーは発動しなかった。頑なな萌郁を従わせるためには「FB」の携帯電話からメールするしかないと考えた岡部は、「FB」を捜し出すことを決意する。岡部が部屋を出ようとしたそのとき、萌郁はふとつぶやいた。「コインロッカー……大ビル前……IBN5100」と。
【用語1】 デッドライン
まゆりが死ぬ正確な時間のことで、現在の世界線では8月16日19時52分。岡部が萌郁のDメールを取り消すためにどれほどの時間的猶予があるのか、それを知るために見定める必要があった。一番最初にまゆりが死んだのは8月13日の夜20:00頃。鈴羽の尾行、フェイリスの父親の生死、るかの性別の変化にまつわるDメールを取り消したことでデットラインは1日ずつ先送りになっている。
【用語2】 自殺
萌郁は8月15日の晩に、自宅の古いアパートで首を吊って自殺した。萌郁の死は、まゆりのようにα世界線にいる限りは回避できないのか判明していない。
【用語3】 機種変更
萌郁が岡部に説明したDメールは、ケータイの機種変更をやめさせる内容だったが、送信の直前に「レトロPCは」「柳林神社倉庫」「至急回収せよ」に変更していた。これによって世界線が変動し、ラボにあったIBN5100が姿を消すことになる。岡部はこのDメールを取り消そうとしたが、真相を知らなかったために取り消しに失敗。そして真相を知ってなお、萌郁の行動を止めることはできなかった。そこで岡部は、確実性のあるDメールを送るため、萌郁が盲信している「FB」なる人物を捜すことにした。
【用語4】 大ビル
2005年に竣工した、秋葉原UPXのそばにそびえる地上31階建ての超高層ビル。萌郁は柳林神社から盗んだIBN5100を、大ビル前にあるコインロッカーに入れたことを岡部に伝えた。
後藤さん(弱)の演技は本当にホラーだったな。
次回予告で嫌な予感はしてたけど、いきなり自殺とはやってくれる。
自殺の理由はFBから連絡が来なくなったからで、タイムリープした状態でも精神的に追い詰められてる。
これだけで萌郁がどれだけFBに依存してるか分かるな。命令な人殺しも実行するほどに。
回想を見ると友人もなく孤立し、自分に自信のなかった萌郁を受け入れてくれた唯一の存在だったのかな。
「居場所をくれた」って言ってるし。
ここで挿入される回想が辛い。
先にオカリン達と出会ってればラボメンとしてわいわいやってたのだろうか。
オカリンが馬鹿だと言いたくなる気持ちも分かる。
萌郁をここまで依存させるFBの正体とは一体!?
って、新キャラの可能性を除外するとあの人くらいしかいないよな。
「忘れないで。あなたはどの世界線にいても、一人じゃない。私がいる」
助手のヒロイン度が天元突破しそう。
でもまゆりが死んだ時の電話は悲痛でこっちも辛かった。
オカリンのタイムリープする前にまゆりのデッドラインを見極めようとするのは、それは確かに合理的には違いないんだけど……
なんかこう、遣る瀬無さのようなものを感じる。オカリンはまゆりを助けようと必死なんだけどさ……
グーで顔を殴るところの作画が無駄に凄かったな。スタッフにリョナ趣味の奴でもいるんだろうか。
そして文句を言う奴が出るんじゃないかといらん心配を。禁書の上条さんがアニェーゼを殴るのさえ批判が出るこんな世の中じゃ。
それと、暴力を振るった後で優しくするってのは典型的な洗脳の手口だよね。いや、オカリンにはそんな意図はなかったんだろうけど。
つーか、おばさんもさ、強盗とかレイプを疑おうよ。
DV彼氏とメンヘラ彼女でもあんな激しいプレイはしないよ、多分。
あと気になったのは、ラウンダーの募集ってあんな簡単でいいのかな?
それとも本人が知らなかっただけで萌郁には特別な素養でもあったんだろうか。ギガロマニアックスとか。
次回
#20 「怨嗟断絶のアポトーシス」
Steins;Gate #20「怨嗟断絶のアポトーシス」 感想
バールのようなもの。
あらすじ
萌郁からIBN5100の隠し場所を聞き出した岡部。しかし、紅莉栖によると、岡部がこの世界線でIBN5100を手に入れることは不可能であり、まずはラウンダーの指揮官である「FB」なる人物に接触すべきだと言う。岡部はIBN5100が隠されたコインロッカーを見張り、そこに現れた萌郁とともに運び屋が持ち出したIBN5100の後を追った。そして、追跡の途中で岡部はよく知る人物の姿を目撃する。それは「Mr.ブラウン」こと天王寺裕吾であった。IBN5100が彼の自宅を経由してSERNのあるフランス行きの飛行機に積み込まれた事実を見届けた岡部は、真相を知るために天王寺の自宅を訪ねる。岡部たちに「FB」の正体を問いただされた天王寺はこう言った――「裏切ったようだな、M4」と。「M4」とは「FB」が萌郁につけたコードネームで、ふたりだけが知る呼び名である。萌郁に送られてきたメールの文面は女性の口調であったが、天王寺こそが「FB」だったのだ。岡部たちを連れて外へ移動した天王寺は、自らがラウンダーとして働くことになった経緯を語り、取り出した拳銃で萌郁を撃つ。そして、自らのこめかみに銃口を当て、引き金を引いた。岡部が天王寺の携帯電話からDメールを送ると、リーディング・シュタイナーが発動。ようやくラボにIBN5100が存在する世界線に移動することができた。これでSERNのデータベースに記録された最初のDメールを削除すれば、まゆりが死なず、ディストピアのない未来が待つβ世界線に戻れる。だが、そのとき岡部は最初に送ったDメールの内容を思い出した。1通目のDメール、それは岡部が紅莉栖の死体を目撃したことをダルに伝えるものだった。β世界線に戻れば、牧瀬紅莉栖が死ぬ。
【用語1】 M4
ラウンダーにおける萌郁のコードネーム。この名を知る者は名付け親の「FB」と萌郁しかいない。天王寺は、無差別にダイレクトメールを送り、返信してきた者をラウンダーとして集めていた。扱いやすく、用が済めば始末しやすいと考えていた。このメールによって萌郁は自殺を思いとどまり、ラウンダーの一員となった。なお、「FB」は親身になって彼女を励まし続け、萌郁にとって唯一心を許せる母親のような存在になっていた。
【用語2】 FB
萌郁にメールで指示を出すラウンダーの指揮官で、その正体はブラウン管工房店主の天王寺裕吾。ブラウン管を発明したノーベル物理学者、フェルディナント・ブラウンのイニシャルを自らのコードネームにしている。天王寺は孤児であり、幼少の頃に貧困のさなかでSERNの元で生きる道を選んだが、任務に失敗した者は消される運命にある。そのために、彼はまだ何も知らない娘の綯を救うために自らの命を絶った。
【用語3】 最初のDメール
7月28日の岡部がダルに送った、紅莉栖が刺されたことを伝えたメール。このメールが偶然Dメールの発生条件を満たしており過去に送られ、それがSERNに捕捉されたことにより、アトラクタフィールドが分岐した。IBN5100の機能を使い、SERNのデータベースにあるこのDメールのデータを消去すればα世界線からβ世界線に移動し、その結果まゆりを救うことができる。
【用語4】 β世界線
岡部たちが一番最初にいた世界線。β世界線では、まゆりの死は確定しておらず、鈴羽の悲願であるディストピアのない未来が訪れる。しかし、7月28日に紅莉栖はラジ館で命を落としている。
【用語5】 データベース
SERNはIBN5100の特殊言語でデータベースを構築しており、外部からのハッキングを防止するため全世界にあるIBN5100を捜し求めている。ラウンダーはIBN5100の捜索と回収のために、SERNが非公式に結成した下部組織である。
どんどんクライマックスに向かってきたな。
FB=ミスターブラウンってのは何となく分かってたけどフェルディナント・ブラウン(Ferdinand Braun)が由来とまでは分からなかった。
いちいち女言葉でメールを打つミスターブラウンを想像すると笑える。
閃光の指圧師(シャイニング・フィンガー)相手に逐一メールを返信しようと思うとブラウン管工房みたいな閑古鳥が鳴いてる店じゃないと無理なんだろうな。
萌郁は普通に射殺されちゃったな。
全部演技で萌郁には情がなかったのかなと思ったが、何やら原作ではミスターブラウンが殺した訳ではないようで。
改悪だ何だと言われてるみたいだね。
しっかりミスターブラウンの食事を用意してる綯ちゃん。
ジョジョ4部の川尻家やハートキャッチプリキュアの月影さん家を思い出す(そういえば声優はてらそままさきさんだからシャドームーンか)
そういう意味じゃ再構築後の世界線で一緒に食事しててほっとしたな。ミスターブラウンがラウンダーである限りまだ油断は出来ないけど。
IBN5100を入手し、最初のDメールをなしに出来る段階になって喜ぶオカリン。だが最悪の事実に気付く。
うん。そうなんだよね。
最初のDメールの内容は助手の生死に関わるもの。
助手とまゆしぃ(+ディストピアではない世界)の究極の選択だな。
って、ああ、そうか。
SERNのタイムマシンって助手が完成させたらしいから死亡しているα世界線だとディストピアになっていないのか。
……あれ、でも確かあの世界線にも鈴羽来てたよな。いや、鈴羽とは断定出来ないけど少なくともタイムマシンは来てた筈。
うーん、これについては次回以降注視しとこう。
そういえば、萌郁はペーパードライバーだからまゆしぃを轢いちゃったのかな?
それとM4ってどういう意味だろう?
ウィキペディアでざっと調べてみたけど、
M4 (天体) - さそり座にある球状星団。
M4 (ミサイル) - フランス海軍が運用していた潜水艦発射弾道ミサイル。
M4 (テレビ番組) - 過去にテレビ愛知で放送されていた深夜番組。
m4 (プログラミング言語) - マクロ言語のひとつ。
M4カービン - アメリカ軍により開発された自動小銃。
M4 ラクロス (MGM-18) - アメリカ陸軍の短距離弾道ミサイル。
M4中戦車 - 第二次世界大戦中にアメリカ軍により開発された戦車。通称シャーマン。
ベネリM4 - イタリアの散弾銃。
明治4年の略記。
M-4 (航空機) - ソ連の航空機。
いまいちそれらしいのがないな。
次回
#21 「因果律のメルト」
Steins;Gate #21「因果律のメルト」 感想
助手かまゆしぃか、二人に一人。
あらすじ
β世界線に戻れば、牧瀬紅莉栖が死ぬ――その事実に気付いた岡部は、SERNへのクラッキングを中止する。それから3日後、コミマ最終日の8月17日。まゆりの死が訪れる日である。岡部はまゆりに付き合ってコミマ会場へ足を運んだ。岡部は、世界線を変えずにまゆりが生き残る方法を考えるものの、解決策が見つかることはなかった。その帰り道、秋葉原の路地を歩くふたりの前に猛スピードで走るクルマが迫る。岡部は、自分が命を投げ出せば、何らかの因果が変わると考え、自らクルマに向かっていく。だが、直前に何者かに突き飛ばされ、岡部は無事だった。代わりに倒れていたのはまゆりだった。身を挺して岡部を守ったまゆりは、彼の役に立てたと微笑みながら息を引き取った。このα世界線において、まゆりの死は避けられないものと岡部はまたも思い知らされるのであった。タイムリープしてきた岡部の憔悴しきった様子を心配した紅莉栖は、クラッキングを止めた理由を説明するように求める。岡部ははぐらかそうとするが、紅莉栖の間に答えざるを得なくなり、「あのDメールを消せば、お前が死ぬ」と真実を打ち明ける。そのとき、まゆりからの電話が鳴る。まゆりは、岡部の苦悩の原因が自分である事を察しているようであった。紅莉栖に促され、まゆりを捜しに向かった岡部は、彼女を墓地で発見する。そこで、まゆりは祖母の墓前に、最近、自分が死ぬ夢をよく見ること、ラボメンが岡部とまゆりしかいなかった頃のこと、最近岡部と話す時間が減ったこと……胸中に秘めていた想いを語っていた。その姿を物陰から見ていた岡部は、まゆりに話せるときが来たらすべてを話すと約束する。時同じくして、紅莉栖はすべての始まり場所であるラジ館へ向かっていた。
【用語1】 クラッキング
最初のDメールのデータを消去するために、IBN5100を使ってSERNのデータベースにアクセスすること。これによってα世界線からβ世界線へ移動し、まゆりを救うことができる。しかし、β世界線に移動すれば紅莉栖が何者かに刺されて死んでしまう。そのことに気づいた岡部は、クラッキングをひとまず中止する。
【用語2】 中鉢博士の会見
β世界線の7月28日、ラジ館の7階で開催された中鉢博士のタイムマシン発表記者会見のこと。まゆりを連れて見学に出かけた岡部は、当時は面識がない紅莉栖に話しかけられ、その後彼女の死体を発見することになる。α世界線では鈴羽のタイムマシンが壁面に出現したため会見は中止となり、ラジ館の周囲が一時的に立ち入り禁止となっている。そのためダルへのDメールでβ世界線からα世界線に移動した岡部は、秋葉原から人々が消失したように感じられた。
【用語3】 玄武と朱雀と青竜と白虎
「機関」にいる4人の幹部、という岡部の設定。だが、まゆりは「ゲップとすだちと声優とじゃこ」と間違えた。まゆりは、岡部に最近元気がない原因が自分自身にあることを薄々感づいており、岡部の重荷になっているのではないかと考え始めていた。彼女は岡部に気を遣わせないよう明るく振舞っている。
【用語4】 まゆりの夢
まゆりが祖母の墓前で独白した、最近いつも見ている怖い夢のこと。ピストルで撃たれる夢、クルマの事故に巻き込まれる夢、電車に轢かれる夢……夢の内容はすべて、別の世界線でまゆりに訪れた死である。夢の最後には岡部が助けに来てくれるが、まゆりの声は届かず、岡部は泣きそうな顔をしているという。
今回はあまり多くは語りません。
数話ぶりのまゆしぃの死だけどやっぱり堪える。OPにもいたセミはまゆしぃのメタファーだったのかなぁ。
祖母の墓の前での独白や「まゆしぃはオカリンの役に立てたよ」とか「重荷に感じたら言ってね」とか健気すぎてもうね……
なんでこんな良い娘が死なないといけないのか。
かといって今までずっと手助けしてくれた助手を見捨てるという選択肢もなし。
ルカ子やフェイリスの想いを潰しながら進んできておいて立ち止まるのもあれだし……まさに八方塞がりか。
それでもオカリンなら……オカリンならきっと何とかしてくれる!
「初対面で気付いてましたが」という冷静すぎる突っ込みに笑ってしまった。
暗い展開の中で数少ない清涼剤だった。あと「ゲップとすだちと声優とじゃこ」と「玄武と朱雀と青竜と白虎」すごい四天王だ。
あと、水を渡したり帽子を被せたりするまゆしぃまじ天使。
次回
#22 「存在了解のメルト」
Steins;Gate #22「存在了解のメルト」 感想
あまりのイチャイチャぶりに地球さんも激怒。
あらすじ
紅莉栖を捜していた岡部はラジ館の屋上で彼女の姿を見つける。降り出した激しい雨から館内へ逃れたふたり。そこで紅莉栖は、別の世界線での出来事――β世界線で自分が刺殺されたこと、α世界線でまゆりを救うために岡部がタイムリープを繰り返してきたこと――の記憶があると告げる。そして、紅莉栖は岡部にβ世界線に行き、まゆりを助けるようにと岡部に言う。選択を拒否した岡部はラボでタイムリープマシンを起動しようとするが、追いかけてきた紅莉栖に止められる。これ以上、タイムリープをくり返しても「1%の壁」は超えられず、まゆりの死を繰り返し目にすることで、いつか岡部の精神は壊れてしまう……紅莉栖はそう彼に諭したのだった。そして、岡部はついに決断を下す。「俺は、お前を助けられない」と。避けられない別れを前にして岡部は紅莉栖への想いを告白する。翌朝、アメリカへ帰る紅莉栖を見送ったあと、ラボに戻った岡部は、最初のDメールの消去を決行。世界が再構築される中、突然ラボのドアが開く。そこにいたのは、帰国したはずの紅莉栖だった。「私も岡部のことが……」――そう言いかけた彼女の姿は、アトラクタフィールドの移動とともに幻のように消えていった。さまざまな想いを犠牲にしてたどり着いたβ世界線。岡部は厨二病的な勝利宣言を行い、「電話レンジ(仮)」とIBN5100を処分する。すべては終わったかに見えたが、ダルの携帯電話に着信があり、電話の相手は阿万音鈴羽を名乗る。そして、岡部に今すぐラジ館の屋上に来てほしいと言う――「お願い、あたしの言うことを信じて! 第3次世界大戦を防ぐために」。
【用語1】 ソーイングセット
紅莉栖が持っていた携帯用の裁縫道具。ラジ館の屋上で急な雨に降られて館内に避難した際、岡部の白衣の左肩が破れていることに気づいた紅莉栖はソーイングセットを取り出して繕った。糸は、黒、赤、ピンクの3色しかなく、館内が暗かったせいでどの色になるかは不明だったが、結果はピンクだった。
【用語2】 1%の壁
アトラクタフィールドが分岐する、ダイバージェンス1%の境界のこと。1%未満のα世界線ではまゆりが死に、1%の壁を越えたβ世界線ではまゆりが死なない代わりに紅莉栖が死ぬことになる。
【用語3】 相対性理論
アインシュタインが提唱した理論。物体は光速以上の速さで動くことはできず、光速に近づくほど時間の流れが遅くなることを示した。岡部と過ごす最後の時間があっという間に過ぎていくように感じた紅莉栖は、その状況を科学者らしく、観測者によって時間の流れが変化する相対性理論になぞらえた。
【用語4】 現在を司る女神作戦(オペレーション・ベルダンディ)
もともとは紅莉栖が提唱したタイムリープ理論を実現するという内容の実験だったが、最終フェイズでは、IBN5100でSERNにクラッキングを行い、データベースにある最初のDメールのデータを消去する事が目的である。この作戦が成功すればα世界線からβ世界線に移動し、まゆりが死なない世界が訪れる。ベルダンディとは北欧神話に登場する三姉妹の女神の長女で、現在を司るとされている。
なんぞこれ。花田十輝先生が完全に覚醒してやがる。
前回に引き続き今回もクオリティたけえな、おい。
宮野もミンゴスも熱演だった。
まゆしぃを救う為に自分を犠牲にしようとする助手マジヒロイン。
助手がオカリンに語った多世界解釈って多分オカリンの背中を押す為の嘘だよな。
世界線は常に一つだけの筈だし。
別れが辛かったのかドクペを暴投しつつ、それでも直前になってラボに戻ってくる助手の姿がいじらしい。
β世界線に移動した後、白衣の裁縫痕がない事にショックを受けつつ必死に鳳凰院凶真を演じようとするオカリンに対するまゆしぃの
「オカリンはオカリンの為に泣いていいんだよ」
これで俺まで視界が滲む。
EDは刻司ル十二ノ盟約から変更の特別版……かと思いきや突然の砂嵐。何というfake。
鈴羽からの突然の電話。1話にいたのはやっぱり鈴羽か。こっちはダルが父だと知っているんだ。
ここで第三次世界大戦か。
ジョン・タイターの話だと2015年にロシアとアメリカ連邦帝国の対立から世界大戦に発展するんだっけ?
β世界線ってオカリンが元いた世界線だけど、ここだと2000年問題やアメリカ内戦はどうなってるんだろう。
確か2000年にタイターが来た世界線だと、そこはタイターの知ってる世界とはダイバージェンスが2%くらい違ってて内戦なんかもなかった筈だが……やべ、混乱してきた。
それにしてもサンテレビの地震速報は酷かったな。
まさにテロ。
あの熱烈なキスには地球さんも我慢出来なかったのか……
リア充爆発しろ! って感じで揺らしちゃったんだな。
次回
#23 「境界面上のシュタインズゲート」
境界線上のホライゾン?
Steins;Gate #23「境界面上のシュタインズゲート」 感想
最初のお前を騙せ。世界を騙せ。
あらすじ
ラジ館の屋上に現れた鈴羽によると、この世界線の未来では、第3次世界大戦が勃発し、多くの人々が犠牲になるという。それを回避するためには、2010年7月28日に死んだ牧瀬紅莉栖の命を救い、アトラクタフィールドの干渉を受けない唯一の世界線“シュタインズゲート”を目指さなければならない。岡部は鈴羽に協力することを決め、タイムマシンで2010年7月28日のラジ館へ跳んだ。紅莉栖の死体を発見した場所で身を潜めて待つ岡部。そこへ現れた紅莉栖は遅れてやってきた人物にタイムマシンの論文を手渡して言った――「あのね、これを読んでほしいの、パパ」。紅莉栖の父親とは、中鉢博士だったのだ。しかし、論文を読み終えた中鉢は、紅莉栖の優秀さに嫉妬し、錯乱状態で彼女の首を締めあげる。紅莉栖を助けようと飛び出した岡部だったが、もみ合いの末に中鉢のナイフで紅莉栖を刺し殺してしまった。岡部は元の時間に帰ってくるが、茫然自失のまま、立ち直ることが出来ないでいた。その時、岡部のケータイにメールが届く。その指示に従い、ニュース映像を見ると、そこにはロシアに亡命した中鉢の姿が映し出されていた。ニュースは中鉢が乗っていた飛行機の火災事故を報じており、中鉢はまゆりのメタルうーぱを掲げ、「これが金属探知機に引っかかったおかげで、論文が焼けずにすんだのだ」とコメントした。その論文は紅莉栖のものであり、第3次世界大戦勃発の元凶であったのだ。鈴羽に促されて7月28日に届いたムービーメールを見ると、そこには未来の岡部自身がいた。彼は「中鉢博士がロシアに持ち込んだタイムマシンに関する論文をこの世から葬り去ること」と「牧瀬紅莉栖を救うこと」がシュタインズゲートに到達するための条件であると告げる。紅莉栖が死んだという過去を変えずに、彼女を救うためには、「生きている紅莉栖を過去の自分に死んだと観測させる」のだと。岡部はその意味をすぐに理解し、鳳凰院凶真として復活を遂げる――「世界は、この俺の手の中にある!」
【用語1】 第3次世界大戦
大国間のタイムマシン開発競争が激化した結果、2015年に勃発した世界大戦。2036年には57億人の命が奪われており、世界人口は10億人程度にまで減少している。α世界線の未来におけるSERNによって築かれたディストピアと同様に、β世界線では必ず第3次世界大戦に収束する。
【用語2】 シュタインズゲート
アトラクタフィールドαとβの狭間にある、他の世界線の干渉を受けない唯一の世界線。すべてが確定していない未知なる世界である。β世界線の未来の岡部がその存在と到達するための条件を突き止め、鈴羽を2010年に送り込む作戦を立てた。「シュタインズゲート」という名前には、特に意味はない。
【用語3】 深刻なタイムパラドックス
タイムトラベルで発生する矛盾のこと。岡部はこれまでに記憶を過去に転送するタイムリープを幾度となくやってきたが、鈴羽のタイムマシンで行うのは物理的なタイムトラベルである。そのため、跳躍後の7月28日には過去の岡部と未来から来た岡部が同時に存在。ふたりが会ってしまった場合、何らかの問題が発生する可能性がある。
【用語4】 中鉢博士
青森に在住する紅莉栖の父親で、本名は牧瀬章一。タイムトラベルの研究をしているが、現在は学会から追放されており、そのことを屈辱に感じている。自分よりも優秀な娘の紅莉栖に嫉妬して長年距離を置いていたが、2000年のアメリカに現れたジョン・タイターの理論を模倣したタイムマシン理論を完成させ、7年ぶりに紅莉栖に連絡を入れた。β世界線では、紅莉栖の論文を盗用し、自らの論文として発表する。その結果、大国間でタイムマシンの開発競争が起こり、第3次世界大戦を引き起こす。
【用語5】 ムービーメール
7月28日の岡部が受け取った、謎のメールに添付されていたノイズだけの動画ファイル。これを送ったのは2025年の岡部である。その時点の彼は、「3週間の世界線漂流の末にβ世界線に戻り、鈴羽のタイムマシンで過去へ行き自らの手で紅莉栖を殺す」ことを体験している。その後、紅莉栖を救うために人生を捧げてタイムマシン研究を行っている。ムービーには、シュタインズゲートに到達するための条件を説明する、厨二病全開の33歳の岡部の姿が収められている。
【用語6】 C204型
β世界線において岡部とダルが制作し、鈴羽が搭乗してきたタイムマシンの型式。α世界線のFG204型では不可能だった未来へも跳躍できるタイムマシンとなっている。ちなみに「C」とは「クリスティーナ」の頭文字の「C」である。
【用語7】 未来を司る女神作戦(オペレーション・スクルド)
33歳になっても厨二病が抜けきらない、2025年の岡部が立案・命名した作戦。この作戦の要は、7月28日の岡部が血だまりに倒れる紅莉栖を観測した事実を変えなければ、「紅莉栖の生死は関係ない」ことである。スクルドとは北欧神話に登場する、未来を司る運命の女神の三姉妹のひとり。
「Hacking to the Gate」2番きたー!
OP映像にもちょこちょこ変更があるな。
シュタゲの音楽って歌詞がもろに本編を連想させるのが良いよね。
オカリンの「未来の57億人には興味はない」は「数十億もの鼓動の数さえあなたには瞬き程度の些事な等級」ってやつだし、今回の話は端的に言えば「いくつもの 輝ける日々 仲間との約束 無かった事には してはいけない そのために 時を欺く 残された仕掛けに もう迷いはない 孤独の観測者」だし。
今回の話で1話の悲鳴とか助手に思いつめた表情で話しかけたらしいオカリンとか色々謎が解けた。
ってか中鉢が父親だったのかよ。てっきりドクター中松のパロディの一発キャラかと。
ニュースのテロップによれば本名は牧瀬章一か。婿養子か何かだろうか。
それにしても、中鉢の器量が小さいのは紛れもない事実だが、論文を共同署名にしてもいいという助手の発言も結構上から目線で神経を逆撫でするよな。
これだから論破厨は……
EDは「スカイクラッドの観測者」
力入ってんなぁ。鳳凰院凶真も復活したし、文句なく神回だわ。
その他雑感
この世界線の鈴羽の髪型も良いね。
α世界線のダル製作タイムマシンってβ世界線のと比べるとレトロチックだったんだな。
オカリンを励ますまゆしぃまじ天使。
ムービーメールの撮り方も厨二病っぽい。
背中だけ映すとか。
シュタインズゲート。特に意味はない。
次回
#24 「終わりと始まりのプロローグ」
1話の始まりと終わりのプロローグと対応してるな。
Steins;Gate #24「終わりと始まりのプロローグ」 感想
遂に最終回。
何だか感無量。
あらすじ
「未来を司る女神作戦(オペレーション・スクルド)」の概要を理解した岡部は、ラボへ戻って未来ガジェット「サイリウム・セーバー」を用意する。この内部には血糊が仕掛けられており、紅莉栖の血に見せようと考えたのだ。タイムマシンにはあと1往復ぶんの燃料しかなく、今回のタイムトラベルが最後のチャンスになる。7月28日に跳躍した岡部は、カプセルトイが並ぶラジ館7階へ急ぎ、カプセルマシンを回した。転がり出てきたのは、まゆりが手に入れるはずだったメタルうーぱ。それを拾い上げた岡部は、紅莉栖と中鉢が出会う事件現場で身を潜めた。しかし、そこで「サイリウム・セーバー」の血糊が固まっていることに気がつく。窮地に追い込まれたものの、辛うじて血糊の代わりになるものに思い至った岡部は、驚くべき行動に出る。岡部は紅莉栖にナイフを向ける中鉢を挑発し、凶刃をその身に受けたのだった。死にものぐるいの岡部の姿に恐れをなした中鉢は、論文の入った封筒を奪って逃走する。岡部は駆け寄ってきた紅莉栖をスタンガンで気絶させると、ナイフを腹部に深くまで刺し入れた。そして、流れ出た血の上に紅莉栖を横たえさせ、自分が「観測した」紅莉栖の姿を再現したのだった。未知の世界線「シュタインズゲート」に到達した岡部は、傷が回復した後、るか、フェイリス、萌郁、まゆり、ダルにラボメンの証しであるピンバッジを渡す。ピンバッジには、この世界のどこかで生きている紅莉栖と、7年後に生まれてくる鈴羽のイニシャルも刻まれていた。ピンバッジを配り終えた岡部は、中央通りの横断歩道で紅莉栖と再会する。彼女は命の恩人にお礼を言うために秋葉原で岡部を探し続けていたのだ。紅莉栖にラボメンNo.004のピンバッジを手渡した岡部はこう言った――「これが、シュタインズゲートの選択だよ」。
【用語1】 サイリウム・セーバー
未来ガジェット6号機。先端に血糊が内臓されたケミカルライトスティックで、リアルなチャンバラごっこが楽しめる。岡部はこの血糊を使って紅莉栖の死を偽装しようと考えたが、長期間使っていなかったために凝固しており、窮地に追い込まれることになる。
【用語2】 うーぱ
『雷ネット翔』のマスコットキャラクター、うーぱのカプセルトイ。タイムトラベルをした岡部は、7月28日の岡部に先んじてカプセルマシンを回し、まゆりが手に入れるはずだった超レアな「メタルうーぱ」を入手した。その結果、中鉢が持ち出した論文の封筒は金属探知機に反応することなく飛行機の貨物室へ送られたため、貨物室の火災事故で論文は燃えてしまった。
【用語3】 おじさんの理論
2025年の岡部が立案した「未来を司る女神作戦」における、シュタインズゲートに到達するための理論。紅莉栖の命を救い、なおかつ中鉢が紅莉栖から奪った論文を処分すれば、タイムマシン開発競争は起きず第3次世界大戦のない未来が訪れる……と推測したものである。なお、β世界線の岡部はα世界線と同じく2025年に死ぬことが決まっている。この作戦は岡部の晩年に立てられ、その意志と研究成果を継いだダルが完全なタイムマシンを作り上げたことで2036年に決行された。
【用語4】 ラボメンNo.008
8人目のラボメンとなる鈴羽は2017年に生まれ、α世界線とβ世界線においては19歳のとき……つまり2036年の世界からタイムマシンで2010年にやって来ている。しかし、シュタインズゲート世界線ではSERNも世界の大国もタイムマシンを開発することはなく、鈴羽が2010年に来た事実はない。そのため、岡部が2回目のタイムトラベルから帰る途中で、シュタインズゲートへ到達するとともに鈴羽の痕跡はすべて消えてしまった。
「鳳凰院凶真は作戦が単純であればあるほど、大げさに言う男だ」
流石自分の事だけによくご存知だ。
「ねえ、オカリン、クリスさんの事、好き?」
「クリスティーナは俺の助手であり、大切な仲間であり、そして、特別な存在だ」
まゆしぃが助手の事を覚えていたのは良かったな。
「まさかのリア充展開」
CV天使の嫁と娘がいる奴が何を。
助手は何うーぱを自分の物にしちゃってるの。
「混沌を望み、世界の支配構造を破壊する者。そしてお前の野望を打ち砕く者。聞きたいか? 我が名は、鳳凰院凶真!」
荒ぶる凶真のポーズ格好良い。
そしてここからのオカリンと中鉢の顔芸がシリアスだと分かっていても笑ってしまう。
傷口に貫き手とかよくやるな。
見てるこっちが痛い。
「頑張れよ。これから始まるのは、人生で一番長く、一番大切な三週間だ」
2クール付き合った視聴者としてもこの台詞は感慨深いものがあるなぁ。
多くの出会いと別れ、そして大切なものが得られた三週間だった。
「ありがとう。また会おうね、七年後に」
シュタインズゲートではタイムマシンがないからもう生まれるまで鈴羽とは会えないんだよなぁ。
まゆしぃと萌郁が握手するのって良いよね。
この世界線だと萌郁も幸せになってほしい。
「やっと、会えた。あなたを探していたんです。助けてくれたお礼を言いたくて」
オカリンはタイムマシンで元の時間に戻って、それから入院してたみたいだから少なくとも一ヶ月以上は探し続けてたのか。
手がかりは@ちゃんねるのクソコテという事のみ……大変だったな……
「また会えたなクリスティーナ!」
「いやだから、私はクリスティーナでも助手ではないと! ……あ、あれ?」
結局ダルと鈴羽以外のラボメンは別の世界線の記憶を思い出した訳か。
「ようこそ、我が助手、牧瀬紅莉栖。いやクリスティーナ」
(未来の事は、誰にも分からない。だからこそ……この再会が意味するように、無限の可能性があるんだ)
「これが、シュタインズゲートの選択だよ」
うん。文句なしの名作だ。
ずっと見てきて本当に良かった。
比翼恋理のだーりんとかもプレイしたいけど、Xbox360持ってないんだよなぁ。
早くPC版出てほしい。
そして劇場版の発表。
何やるんだろうな? 総集編?
でもアニメの時点で結構端折られてたらしいし、劇場版だとわけわかめな事になりそう。
負荷領域のデジャヴ
忘れないで…、私があなたを観測する。
岡部倫太郎の消失。
アルパカでもリア充なのに俺達と来たら……
舞台はアニメの1年後、シュタインズゲート世界線。
まゆしぃと助手は仲良しでダルもコスプレイヤーの友達、阿万音由季と出会う。
ミスターブラウンと萌郁も仲良さそう。
そんな有り触れた、だが幸せな世界。
オカリンの奮戦を知ってる身としては感慨深い。
ツンデレ同士のカップルは面倒臭いな!
バーベキューとかじょりじょりとか裁縫とか白衣とか、爆発しろよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!と思った。
けれど穏やかな日常は続かない。
不意にオカリンに別の世界線の記憶の流入し、存在そのものも不安定に。
オカリンを救おうとタイムリープした助手だが、過去の改変については激しく拒否。
自分の望む結果は得られず、しかし無限に試せるが故に摩耗する。
とある作品でも似た話があったな。過去改変や蘇生が出来るアイテムで恋人を生き返らせても、死ぬ前の恋人と同じか自信が持てず、ふと生前と違う仕草をしただけでやり直してしまうという話。
このまま消えようとするオカリンの自己犠牲は気高すぎる。
そのオカリンの意思を尊重して一度は諦めようとした助手だが……鈴羽の言葉などもあり吹っ切れる。
科学者の良心や倫理なんかクソ食らえ!感情で生きるんだよ!
「私は……鳳凰院凶真だ!我が目的は世界の支配構造の変革!この未来ガジェット研究所は、その目的達成の為にこの世界を混沌へと巻き込む発明をしなくてはならない!」
タイムマシンにあったOR204ってOkabe Rintarouかな?
オカリンを救う方法は強烈な記憶を植え付ける事。
そしてまさかのおねショタ展開。
鳳凰院凶真が誕生したのってお前の仕業かよ!?
「さてクリスティーナよ。返してもらおうか。俺の、ファーストキスを」
「やだ」
ネットの評判を見る限りでは批判も結構あったけど自分は楽しかった。技術や理論的な疑問はスルーした結果かもしれないけど。
とにもかくにも、もう一度ラボメンが見られて嬉しかったな。
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