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有頂天家族 感想

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テーマ : 有頂天家族
ジャンル : アニメ・コミック

週初めの活力 有頂天家族2 第一話「二代目の帰朝」 感想




人間は街に暮らし、狸は地を這い、天狗は天空を飛行する。

京都・下鴨神社、糺ノ森に暮らす下鴨家。狸界の頭領であった今は亡き父・総一郎の血を継ぐ四兄弟たちは、タカラヅカ命の母を囲んでそれなりに楽しく暮らしていた。
総一郎の「阿呆の血」を色濃く継いだ三男・矢三郎を中心に起こった狂乱の一夜。次期「偽右衛門」選出も、叔父・夷川早雲の策略も、そして「金曜倶楽部」との一幕も、すべてが一陣の風と共に京の夜空に飛び去ったあの日から季節は流れ、洛中に心地よい香が溢れる若葉の候。毛玉たちは尻の冷えを気にもせず、うごうごと動き出す。
天狗に拐かされ神通力を得た人間の美女・弁天は京を離れ、愛弟子である弁天に恋焦がれる隠居中の大天狗・赤玉先生こと如意ヶ嶽薬師坊は、寂しさと不機嫌を撒き散らしながら相変わらずボロアパートの万年床で、赤玉ポートワインを啜る日々を送っていた。
そんな折、赤玉先生の息子であり、壮絶なる親子喧嘩の末、敗北し姿を消した“二代目”が英国紳士となって百年ぶりに帰朝を果たす。
大驚失色。驚天動地。吃驚仰天。
天狗界、そして狸界を揺るがす大ニュースは瞬く間に洛中洛外へと広がった。
京の町を舞台に、人と狸と天狗の思惑が渦巻く毛玉絵巻第二集、ついに開幕!

「面白きことは良きことなり」




京都には人間と狸と天狗が暮らしている。狸の矢三郎は、師匠である大天狗の赤玉先生の世話をするため、ボロアパートに通う日々を送っていた。そんなある日、矢三郎はツチノコを探しに弟の矢四郎と如意ヶ嶽山中へ繰り出すのだが……。

脚本:檜垣亮 絵コンテ:吉原正行 演出:藤井康雄
作画監督:川面恒介



日曜日の夜はこれを見て一週間の英気を養う。
いや、本当心が穏やかになる。
わざわざ感想を文字にしたりせず余韻に浸るべきなんじゃないかと思ったりもしたが、1期も感想を書いたし2期も多少簡単になるかもしれないが書いてみる。

どんどん適当になっていく宛先と内容の手紙が弁天様らしい。
エンディングの映像を見るにいずれ帰国しそう。

1期1話では弁天に化けてたけど2期1話だと赤玉先生に化ける矢三郎。
どっちも赤玉先生の為にやってるんだよな。

……ホテル内にデカい荷物を運び込まないといけないクロネコヤマトの人は大変そうだな。ここ数ヶ月、過酷な業務内容が報道され先日もAmazonの当日配達からの撤退を発表したばかりだし。
河原町御池のホテルってオークラ?

赤玉先生と早雲の息子がそれぞれ帰郷。
下鴨家の両親の過去話もあったし2期も親子の絆が描かれるのかな。
天狗礫から咄嗟に弟を庇う矢三郎とか弟の見立ては確かだと信頼している矢一郎。兄弟の繋がりが視聴してて心地良い。

行くか行かないか分からないと素っ気ない態度だけど結局行く辺り2代目と先生は間違いなく親子。




【スタッフ】
原作:森見登美彦 『有頂天家族 二代目の帰朝』 (幻冬舎)
キャラクター原案:久米田康治
監督:吉原正行
シリーズ構成:檜垣 亮
キャラクターデザイン・総作画監督:川面恒介
美術監督:竹田悠介・岡本春美
撮影監督:並木 智
色彩設計:井上佳津枝
3D監督:小川耕平
編集:高橋 歩
音響監督:明田川 仁
音楽:藤澤慶昌
オープニング主題歌:milktub
エンディング主題歌:fhana
音楽制作:ランティス
アニメーション制作:P.A.WORKS

【キャスト】
矢三郎:櫻井孝宏
矢一郎:諏訪部順一
矢二郎:吉野裕行
矢四郎:中原麻衣
弁天:能登麻美子
母(桃仙):井上喜久子
赤玉先生:梅津秀行
金閣:西地修哉
銀閣:畠山航輔
海星:佐倉綾音
淀川教授:樋口武彦
二代目:間島淳司
玉瀾:日笠陽子
呉一郎:中村悠一
天満屋:島田 敏

オープニングテーマ「成るがまま騒ぐまま」
作詞・作曲・歌 - milktub / 編曲 - 宮崎京一
エンディングテーマ「ムーンリバー」(第1話 - )
作詞 - 林英樹 / 作曲 - yuxuki waga / 編曲・歌 - fhána




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ジャンル : アニメ・コミック

人間が狸を化かす時代 有頂天家族2 第二話「幻術師 天満屋」 感想




慌ただしい一夜が明け、骨董屋で達磨を磨きながら店番をしていた矢三郎は、骨董屋の主人・忠二郎から急な仕事を頼まれる。矢三郎が寺町通商店街にある紳士服屋の事務所にあがると、作業通路の先にひとつの小屋が建っていた。

脚本:檜垣亮 絵コンテ:TeamP.A 演出:菅沼芙実彦
作画監督:大東百合恵



南座の赤玉先生と二代目の決闘は水入り。
無様を晒す赤玉先生に怒りや嘆きを露わにする二代目は逆に言えばそれだけ強く意識してるって事だよね。
過去の事など分からない事も多いけどどういう結末を迎えるのやら。


「道理で背中が涼しいと思った」の時の矢四郎が可愛い。

矢三郎と海星はラブコメしてんな。
海星に惚れてるらしい矢二郎はどうなるか。


幻術だ。
天狗より偉くて空を飛んで天満……菅原道真公?と思ったが化かすイメージないし天神様はああまでコミカルではなさそう。
寿老人の逆鱗に触れて何年も前に姿を消して最近帰ってきた……呉一郎?
などと考えていたら蜘蛛の糸を伝って地獄絵から出てきたという怪談っぽい来歴が語らえてビビる。地獄絵の本来の所有者が鍵を握ってそう。
そういえば矢二郎のいる六道珍皇寺の井戸って小野篁縁の所だっけ。画伯も井戸の蛙の話をしてたから関係あるかも。
カンダタは他人を蹴落として自分だけ助かろうとして再び地獄に落とされた訳だけど、そうなると胡散臭い天満屋は実は良い奴だったりするのかな。


淀川教授の声と喋り方は本当好き。矢三郎との複雑な関係性も味わい深い。
今後も出番ありそうで嬉しい。


今回初登場の菖蒲池画伯の穏やかさは麦人さんの演技も相まって心に染み入る。
俗物だと自覚してる画伯は仙人じゃないにしても悟ってる。天満屋の幻術に平然としてたり矢三郎の正体を見抜いたのもその在り方ゆえだろう。

園城寺権三郎の存在が地味に謎。画伯とどういう関係なんだろう。




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女天狗の帰郷 有頂天家族2 第三話「欧羅巴の香り」 感想








初夏の山道。蛙の姿のまま狸に戻れなくなった次兄・矢二郎を治すための薬を祖母に調合してもらうため、矢三郎と母は狸谷山不動院へと向かっていた。参道の入り口に到着した母は懐かしそうに石段を見つめるのだった。

脚本:檜垣亮 絵コンテ:TeamP.A 演出:阿部ゆり子
作画監督:秋山有希





「寂しゅうございました。お帰りなさい、弁天様」
「ただいま帰りましたよ。面白くなるわね、矢三郎」
美人長命。
弁天様が帰国していよいよ役者が出揃った感じ。
1期5話での「お月様が欲しいな。ほら、取ってきてごらん、矢三郎」が今回の話に繋がるんだな。

婆ちゃんが言ってたお腹の底の水って感覚的には分かるんだけど上手く言葉に出来ないもどかしさ。
母上の実家の家族が良い人ばかりなだけに夷川の人間にくたばれと言っちゃうのもやむなし。

アドバイスが波風を立てるようにってのが狸の価値観っぽい。
OPでも波風立たない人生はちょっとばかりつまらないと言ってるな。

猛暑の炎天下でアイロニング。エクストリームアイロン掛けの入門編といった所かな。

矢四郎が二代目からゴーグルを渡された時の矢三郎の「貰っておきなさい」の優しい声がほんとすこ。

「あなたがいかに快適であろうとも、今ここで我々が問題とすべきは、私が快適ではない、という事なのです」
やべえ……やべえよ……
テーブルクロス引き抜きから何をするのかと思いきや、最低限の礼節を持ちつつ、しかしきっぱりとした実力行使。
波乱の予感にワクワクとドキドキが止まらない。改築したばっかの屋敷の安否やいかに……!

ドイツ製空気銃は未だ天満屋が持ってるし二代目がいるのが早雲の元別邸というのも気になる。

「昔、老狸はこう言った。狸の喧嘩に天狗が出る。これは駄目じゃ。天狗の喧嘩に狸が出る。これも駄目じゃ。私はその言葉が……気に入らなかった」
父上は天狗の喧嘩に出てたね。阿呆の血のしからしむるところである。





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毛深き恋の物語 有頂天家族2 第四話「狸将棋大会」 感想





弁天の帰国、二代目との激突の報が狸界隈で盛り上がる中、もうひとつ話題に上っていたのは長兄・矢一郎が復活させた南禅寺狸将棋大会だった。亡き父・総一郎から将棋を教わり、兄弟で唯一腕が立つ矢二郎は将棋大会に出場することに。

脚本:待田堂子 絵コンテ:TeamP.A 演出:許琮
作画監督:杉光登、森島範子




弁天様と二代目の激突はひとまず持ち越し。
だがここで爆発せずに溜め込んだのはやべえんじゃないかな。


岡崎動物園もとい京都動物園、今日(5月1日)臨時開園しているらしい。
搾取されたいけもフレ難民であるが、京都まで行くのは時間的に無理。今日は仕事だしね。


これは歩にあらず。最強四天王が一人、縦横無尽の阿呆仙人。そして海千山千の桃色狸とメリケン大臣。
子供ってこういう事やるよね。無敵バリアーとか無敵バリアー破りとか。


金閣、銀閣はブリカスの英国紳士じゃなくて横紙破りを真似てしまったね。
ってか張り合うこいつらやっぱり従兄弟だわ。
矢一郎をからかってる時は完全に小学生。
玉瀾が虎に変身したのってメタ的には南禅寺が群虎図とか虎の子渡しの庭とか、虎に関係するものがあるからだろうか。


直虎では囲碁、有頂天家族では将棋で八百長。
あんな可愛い虎松君が将来人斬り兵部になるかと思うとショッギョ・ムッジョ。最終的には薩摩の妖怪首置いてけに襲われるんだけど。

いじらしい恋心も子狸時代の矢一郎にとっては屈辱に思えても仕方ない。
それでぎくしゃくもしたけど正面から将棋を指してほしいと言われたらちゃんと応える兄貴の誠実さは格好良いし応援したくなる。心優しい弟もよくやった。
ラストのあれって父上の将棋の部屋だろうか。

南禅寺さんの穏やかさは日曜の夜に染みるぜ。野島裕史さんの演技良いわぁ。
糺ノ森に送り出す時、妹を嫁に出す心境だったよね絶対。




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天狗も時には落ちるもの 有頂天家族2 第五話「続・大文字納涼船合戦」 感想





矢一郎と玉欄の仲を取り持った矢三郎だが、新たな問題が浮上する。それは毎年恒例となっている“五山の送り火”を空中から見物するための船がないことであった。矢三郎は俺にまかせろと、赤玉先生のアパートへと向かう。

脚本:待田堂子 絵コンテ:TeamP.A 演出:藤井康雄
作画監督:杉光登、森島範子、川面恒介、秋山有希




「誘われたから渋々参加してやった」という体裁にしたい赤玉先生は本当に面倒。
前回玉瀾が吸い込まれたのが父上の将棋部屋だったのは予想通りだったけど、まさかセックスするまで出られない部屋だったとは……
これで早雲が闇堕ちするんだよな。
金閣銀閣に知恵をつけたの、早雲じゃなくて呉一郎だったりして。


矢一郎×玉瀾は大変美味しゅうございました。末永く爆発してください。


弁天様が猥褻紳士二代目の長椅子を持ち出してた時からヒヤヒヤしたけど遂に両雄相打つ。
結果は意外にも弁天様瞬殺。年季の差が露骨に出てしまったかな?
倫敦以来の因縁らしいけど何があったのやら。

アイキャッチの弁天墜落現場ってそういう事か。聖地巡礼が捗るな。
川の中に座り込んで弁天様を諭す赤玉先生は格好良かったけど、そもそも先生が事態をややこしくしてる一面もあるよね。



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因縁再燃 有頂天家族2 第六話「有馬地獄」 感想

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一つの別れ 有頂天家族2 第七話「金曜倶楽部、再び」 感想





地獄から生還した矢三郎は、弁天と共に寿老人の電車で行われる金曜倶楽部の会合に出席することに。宴席前に地獄の臭いを落とすことを勧められた矢三郎が露天風呂に入ると、そこには金曜倶楽部のメンバー、そして淀川教授の姿があった。

脚本:檜垣亮 絵コンテ:TeamP.A 演出:阿部ゆり子
作画監督:秋山有希



弁天様が温泉に入ってきた時に早雲も含めて全員背を向けてるのが最高に面白かった。
父上を食った金曜倶楽部の面々と矢三郎がなんだかんだで仲良くやってるのがこの作品の独特な所だと思う。


愛とは押し付けるもの。
また奥深い名言が生まれちまったな。


あるいは裏切りという名の狸。
寿老人より先に自分が淀川教授を弾劾する事で場を収めようとしたんだろうな。
あの場で教授に味方しても的が二つに増えてただけだろうし。寿老人はいざとなったら一秒前の友好を捨てて殺しにかかりそうな怖さがある。

つか、大還暦って事は明治時代から生きてんのか。


矢三郎と早雲、総一郎、この辺の関係を全部把握した上で矢三郎を布袋に推薦する弁天様は本当に悪女。
矢三郎はそんな弁天様に振り回されるのをどこか楽しんでる節がある。


シロッコがカミーユの相談に乗るとは……と思ってたら撃たれた。

「夷川早雲、これより冥土にまかりこす」
早雲、あの世へ転居。
死んだ狸は狸じゃない。狸の形をした毛玉だ。
悪党だし自業自得、因果応報だし「邪悪は滅びた」と言っても過言ではないけど、それでも兄にもその息子にも欲しかった物を奪われて惨めに死ぬというのはきつい。
矢三郎の「叔父さん」も悲しい。



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幼き頃よりの心馳せ 有頂天家族2 第八話「夷川海星の秘密」 感想





有馬温泉での一件後、夷川家の偽電気ブラン工場では夷川早雲の葬儀が執り行われていた。事情を知らぬ狸たちはいろいろな噂話をしていたが、母は遠い目をしながら、ぽつりと早雲が夷川家に婿入りしたときのことを話し出す。

脚本:檜垣亮 絵コンテ:TeamP.A 演出:許琮
作画監督:杉光登、森島範子



母上に全く想いが通じていないのを見て早雲にはちょっとだけ同情する。
葵さんに「あんたなんか……誰かを好きになったことさえないくせにッ!」と言われた雁夜おじさんみたいだ。


雷が鳴りだした途端母上の元に駆け出す矢三郎が良いよね。
他の兄弟もすぐに駆けつけてて、家族の絆にほっこり。
だからこそ後半の展開は切ない。

それにしても母上の「ぴょこっ」が可愛すぎるだろ。洛中には兄弟以外にも惚れてた狸がいっぱいいたんだろうな。サークラ疑惑。


尻の穴の件は聞き飽きた。


腐った鼻汁の如くとろとろした卑劣漢の女たらしである二代目は基本弁天様相手にも優勢だけど帰郷理由は弱い所みたいだね。


従兄弟とはいえ他家の呉一郎へはしっかり対応して次期当主の風格を備え始めた矢一郎だけど、矢三郎や矢二郎との兄弟関係はぎくしゃく。
兄弟間のいざこざは父上でも解決出来なかった難題。でも矢二郎が会いに来て喜んでる母上を見てると下鴨家がバラバラになるのは見たくない。


見たけりゃ見せてやるよ
海星がこれまで矢三郎の前に姿を見せなかった理由判明。
やっぱり狸にとって化けの皮を剥がされるのって死活問題なのかな。アイデンティティーに関わるとか。




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ジャンル : アニメ・コミック

父親の影 有頂天家族2 第九話「それぞれの二代目」 感想






京都駅で矢二郎を見送る下鴨家の兄弟たちと玉瀾。だがそこに母の姿はなかった……。兄が旅立ち少し感傷的な気持ちになる矢三郎の元に、赤玉先生が狸界の頭領を決める偽右衛門選挙の立会人を拒むという、新たな問題が舞い込む。

脚本:待田堂子 絵コンテ:TeamP.A 演出:阿部ゆり子、許琮
作画監督:前島未菜美、阿部美佐緒、宮川智恵子




倉敷の小町温泉、軽くググったら小野小町に関係する井戸があるらしい。

四国の狸といえば香川県屋島の太三郎狸だな。
FGO配信前、牛若丸の正体がこの狸じゃないかって言われてたな。ぽんぽこ言ってるし、当時の和鯖は他人の名前を名乗ってる奴ばっかだったし。


母上、2期で初の宝塚ファッション。
矢二郎と別れの挨拶が出来なかったのは寂しいけど、ちゃんと子供の事を想ってるのは伝わってきた。


おひきうけくださるまでやめませんからねー
二代目、矢三郎との会話を結構楽しんでるよね。


普段は傲岸不遜な弁天様だけど時折弱さを見せる。
2期の頃も井戸で泣く事があったんだろうか。


風邪を引いた時は足を温めて頭を冷やす。これで医者いらず。
蜂蜜生姜湯を飲むのもすこぶる良いぜ。
へそ石様のありがたいお言葉。

弁天様と2代目、イギリスも含めれば4度目の会敵。
弁天様の発言を見るに、矢三郎が二代目に頼るより先に弁天様を説得していたら被害はもっと少なかったかもしれない。
天狗の喧嘩に巻き込まれる狸達は可哀想だと思う反面、確かに天狗を後ろ盾に出来れば偽右衛門という肩書に価値は出るなと納得。




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「私に食べられるあなたが可哀想なの」 有頂天家族2 第十話「偽右衛門の決まる日」 感想






偽右衛門選挙に先だってのへそ石様へのご挨拶の日。矢三郎は弁天と二代目の一触即発の危機をなんとか回避させるも、弁天の逆鱗に触れ、その身を隠すことになる。一方、旅に出た矢二郎は四国へ渡り、金長一門の元へ向かうのだが……。

脚本:檜垣亮 絵コンテ:TeamP.A 演出:菅沼芙実彦
作画監督:大東百合恵、秋山有希、杉光登、森島範子、小島明日香




前回の感想でも書いたけど、やっぱり弁天様に話を通しておくべきだったね。
矢三郎が二代目を頼った事に相当ショックを受けてる節がある。

一方の矢三郎は矢三郎で、玉瀾から赤玉先生が破門したと言われた後の数秒の沈黙や「本格的な破門を言い渡されるのは初めてだな」の声色からすると結構堪えてるっぽい。


血を分けた者が敵になる時、最大の敵になるという父上の言葉が突き刺さる。
でも矢一郎や他の兄弟にとっては何より誇らしい血である。


金長神社は阿波狸合戦の金長狸を祀った神社らしい。
で、初登場の褐色ロリ星瀾(CVM・A・O)
終盤でこんなダークホースが出てくるとは。幼馴染み属性持ちとは恐れ入る。
矢二郎のロリコン疑惑が止まらず更に加速してしまう。

四国の有力天狗の白峰相模坊。
四国だと大魔縁崇徳院様もいそう。

「なんだか妙な話をしてるな。京都に呉一郎ねぇ」
ファッ!?
クライマックス間近で結構尺を使って何もないとは思えないし矢二郎の旅が何らかの形で関わってくるのだろうとメタ視点で視聴してたが、あれは完全に予想外。

え、じゃああの呉一郎は一体……?
最初天満屋かと思ったが、矢三郎と海星が撃たれた頃はまだ矢一郎達と一緒にいた筈……と思って見直したが画面には映ってなかったな。
ただ、海星が違和感を覚えても偽者だと確信出来ない程度には上手くやってた訳で、天満屋が夷川家の事を熟知してるとは思えない。矢三郎が狸だって事も知らない筈だし。
そもそも天満屋には呉一郎の振りをする理由がないんだよな。
となると……



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「我々は狸だ。笑うべきでないときなどない」 有頂天家族2 第十一話「天狗の血 阿呆の血」 感想






京都狸界を束ねる偽右衛門の決定の日。矢一郎は玉瀾、重鎮の狸らと共に、立会人である二代目の邸宅に集まっていた。一方、偽電気ブラン工場で働く矢四郎から緊急の連絡を受けた母は、夷川発電所へと急行する。

脚本:檜垣亮 絵コンテ:TeamP.A 演出:藤井康雄
作画監督:大東百合恵、 秋山有希、杉光登、森島範子、小島明日香





「高嶺の花はお辞儀しないのよ」
愛する者を食べたくなるのにいなくなるのは悲しい弁天様は本当に難儀。


「何が伝統だ、何が狸界の未来だ、何が偽右衛門だ。我こそは下鴨総一郎が長男、矢一郎である。立派な父の血を受け継ぎ損ねた、情けない長男とは俺のことだ。しかし俺にだって阿呆の血は流れているのだ。たとえ鉄鍋の底に沈もうとも、俺は弟を助けてみせる。おまえらは好きなだけ、そうして遊んでいるがいい。偽右衛門でもなんでも、そんなに欲しければくれてやる!」
あれだけ偽右衛門に拘っていた矢三郎の為に放り投げる矢一郎の姿は感無量。
父上が家族がバラバラになるのを恐れると打ち明けたのは正しかった。

「すまんな、玉瀾。けっきょく俺も阿呆なのだ」
「知ってた。だから私がいるんでしょう?」
一緒についていく玉瀾も出来た嫁である。


「いずれ誰もが辿る道だ。先を急いで何になろう」
朱硝子での父上とのやり取りはほろりとする。
なんか今回、下鴨と夷川のそれぞれの親子の明暗が分かれた気がする。


ぽんぽこ仮面の登場には胸が熱くなる。
矢三郎と淀川教授、種族も年齢も違うけど本当に良い関係。


「おまえらの目鼻は節穴かい。そこに座っているのは夷川早雲だぞ」
偽呉一郎の正体はやっぱり早雲かよ。
前にちょっとはしんみりした俺の想いを返してほしい。

にしても、呉一郎に化けたままでも偽右衛門になりたがる早雲のコンプレックスは相当だな。
洛中の狸界を丸ごと化かした早雲は傑物に違いないが、そんな早雲を欺いた天満屋もまた恐ろしい。


追記
原作の方も購入。

母親の話題になって淋しそうにする銀閣とか、早雲についてあんな狸もたまには生まれてもかまわんと思うと言った呉一郎とか印象が変わる。
っていうか赤玉先生と二代目の喧嘩の理由が恋の鞘当てとかアニメ組の自分は全く知らなかった。
アニメには令嬢のれの字も出てこなかったし。

金長と一緒にいたのが白峰相模坊だと思ったら参謀の藤ノ木寺の鳶だった。

「天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ、狸を救えと俺を呼ぶ。我が狸愛の前には一切の法律が無効となるのだ。六法全書なにするものぞ。詭弁上等、御意見無用!」
淀川教授って仮面ライダーストロンガーが好きなのかな。
40年前の作品だからリアルタイム世代の可能性もあるのか。




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面白きことは良きことなり 有頂天家族2 第十二話「運命の赤い糸」 感想





京都の制空権を寿老人と奪い合う矢三郎の背に弁天の手が伸びる。「いいかげんになさい、矢三郎」。弁天におさえこまれ万事休すかと思われたそのとき、矢三郎の目に映った灯とは……。錯綜する陰謀と騒乱をごちゃ混ぜにした鍋が湯気をあげる。面白きことはよきことなり。

脚本:檜垣亮 絵コンテ:TeamP.A 演出:阿部ゆり子
作画監督:川面恒介、大東百合恵、秋山有希、杉光登、小島明日香




「京都の制空権は儂のものだ」
「京都の制空権は天狗のものだ。人間のくせに生意気な!」
こういう場面で自然と天狗を立てる矢三郎は、そりゃ二代目に友人になれないと言うのも納得する。


「矢三郎ったら、悪い子ね!」
窮地を脱する為に色々と世話になった二代目の家にバスを突っ込ませる矢三郎は波風を立てる天才。
それにしてもここの弁天様は可愛すぎである。


早雲はあれ、天満屋に掴みかかった理由が偽物の空気銃を掴まされた事だけじゃなくて海星が撃たれた事も一因なので嫌いになりきれない。
前世の因縁(カミーユとシロッコ)か、天満屋と一緒に地獄に堕ちた訳だけど続編で更にあくどくなって復活しそう。


「悔しかったら、強うなれ」
1期でもそうだったけど普段はだらしないながらも、締めるところは締める赤玉先生。
そもそも全ての発端が先生なのは言わない約束。

「しょうもない毛玉どもめ。生み増えるぐらいしか能がない。さっさと幸せになるがいい」
ここの赤玉先生の声は優しくて文句なく立派な人、ってか天狗だと思った。


「私と一緒にいると自慢の化けの皮が剥がれるのよ」
「なんとかなるだろ」
「……いいかげんなんだから」
「これもまた阿呆の血のしからしむるところで」
父と母の馴れ初めを知ってるとツチノコ探検隊に誘うのってプロポーズみたいなもんだよね。
原作と順番を入れ替えて祖母とのやり取りをラストに持ってきたスタッフはナイス。

弁天に必要なのは私ではない。狸であったらだめなのだと。
↑で終わると後味が悪いとまでは言わないまでも、切なくてなんだかもやもやしたものを抱えるが海星と一緒のラストだと爽やかさがある。




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